ウィル・スミス主演、
「ドリームプラン」を観てきました!
ちょっと思っていた感じとは違いましたが
よかったです!感動しました!
世界最強のテニスプレイヤーと称される
ビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹を
世界チャンピオンに育てあげた
テニス未経験の父親の
実話を基に描いた映画なのですが
単なる“スポ根もの”ではなく
人種差別や貧困と戦い、
家族を愛し、信念を貫いた
黒人男性と家族の
熱い物語でした。
〔ストーリー〕公式サイトより
2人の娘を世界最強の
テニスプレイヤーに育てる夢を持つ
破天荒な父親リチャード(ウィル・スミス)
テニス未経験の彼は、
娘たちが生まれる前から
「常識破りの計画=ドリームプラン」
を独学で作成。
その無謀なプランと
娘たちの可能性を信じ続けた父は
どうやって2人の世界チャンピオンを
誕生させたのか?
80年代のアメリカ。
現代よりも厳しい
白人至上主義の時代に
貧困な黒人が
裕福な白人のスポーツであったテニスで
世界チャンピオンを目指すなんて
とんでもないことだったのです。
差別、貧困、暴力に耐え
地道にドリームプランを
実現していくリチャード。
しかし時には独裁的、
傍若無人な振る舞いで
トラブルも顧みない
リチャードの行動は
あの亀田史郎氏を
彷彿させましたw
しかしその傍若無人に
見える振る舞いの根底には
リチャードの確固たる信念があり
一流スポーツ選手である前に
教育をちゃんと受けた
常識人であらなければならない。
試合に勝っても負けても
相手を思いやり、
優勝しても謙虚であれと
教え込みます。
実はリチャード一家は
再婚、連れ子で
かなり複雑な
家族構成のようですが
親子愛、夫婦愛、姉妹愛が
とても素晴らしく描かれており
感動しました。
激しいトレーニングや
熱い試合といった
いわいるスポ根映画を期待して
観に行ったのですが
どちらかといえば
ヒューマンドラマが
メインの映画でした。
もちろんスポ根シーンもありますよ!
上映時間は144分と
ちょっと長く感じましたが
熱く感動できる映画です。
「ドリームプラン」
満足度・・・82点