面接は一度に5人くらい(だったと思います)で
面接会場に入り順番に審査員の方々が質問をしてきます。
審査員の方々の手元にはそれぞれの受験生の履歴書が配られていたようです。
俺の目の前にはなんと千葉さん!
初めて見る本物の千葉さんの迫力といったら物凄かったです。
肌の色は真っ黒、濃くブっとい眉、ギラギラした眼光で受験生たちを見ていました。
千葉さんは俺の履歴書を見て
「○○くん(俺の本名)、趣味は“忍者ごっこ”って書いてあるけど、ちょっとここでやってみてよ。」って言われた。
俺は履歴書に審査員の気を引くよう、趣味の欄に“忍者ごっこ”と書いていたのだ。
思惑どうりやねんけどまさかこんなに見事に気を引いてしまうとは!
しかもJACの総帥・千葉さんに“忍者ごっこ”をここでやってみろと言われるとは思ってもみなかった。
緊張でガチガチやったけど「はいっ!」っと大声で返事をして
『影の軍団』とかで見て憶えた“印を結ぶ”ような動作をしてからカッコ良くバク転をしようとしたその瞬間・・・
「ズルッ!」「ドテッ!」
俺は見事にバク転を失敗し、おもいっきり尻餅をついてしまった!
畳の部屋だったので靴下を履いていた俺はズルッと滑ってしまったのだ!
いつもなら畳だろうが靴下だろうが平気でバク転してたのに!
ローラーディスコ(懐かしい~)でローラースケート履いたままだってバク転してたもん!(連続は無理やったけど)
緊張してガチガチの状態だったので、大失敗してしまった。ああ恥ずかしい。
恥ずかしさと極限の緊張でその時の千葉さんの表情はまったく覚えていないけど、
少し離れたとなりのテーブルで審査をしていらした真田さんがこっちを見ていたことだけは
はっきり憶えています。真田さんめっちゃ男前やった。
その後、千葉さんは俺とニノが友達同士(二人とも変な格好をしてたから)ということで
「ここで二人で何かやってみろ」と言われた。
俺もニノも緊張でガチガチやったけど無我夢中で下手くそなアクションをドタバタと披露したのです。
他の人たちはどんなことをやったのかは知りませんが
その時の面接会場ではかなり目立ってたと思います。
(こんな感じで俺(黒)とニノ(緑)は狭い面接会場でドタバタと即興アクションを披露しました)
他の年や他の会場でもたまに俺たちのような“目立ちたがり”の人が出没したらしく
オーディションの時にいきなり壁に向かって走り出し
「壁蹴り宙返り」を失敗して頭から落ちた人がいるという噂も聞いたことがあるけどほんとうなのでしょうか?
後日、俺もニノもショーゴも合格通知が届きました。
まあ養成所の試験は誰でも合格できたらしいですけどねwww
その後3人はJAC養成所でアクションスター目指してがんばりました。
ニノとショーゴは有言実行、初志貫徹でJACの正式メンバーになり
テレビや映画、舞台で大活躍していくことになります。
俺は途中でJAC養成所は辞めました。
理由はいろいろあるのですが・・
JAC養成所で知り合ったメンバーと劇団をつくったり、
自主制作でアクション映画を撮ったりと
ニノやショーゴとは違う方向でアクション、スタントの道を歩むことになります。
また機会があれば書きますね。
次回(かどうかわからんけど)
「バク転の思い出シリーズ・第3弾!」は『バク転50m走』に出演した時の話を書きます。
お楽しみに~!
面接会場に入り順番に審査員の方々が質問をしてきます。
審査員の方々の手元にはそれぞれの受験生の履歴書が配られていたようです。
俺の目の前にはなんと千葉さん!
初めて見る本物の千葉さんの迫力といったら物凄かったです。
肌の色は真っ黒、濃くブっとい眉、ギラギラした眼光で受験生たちを見ていました。
千葉さんは俺の履歴書を見て
「○○くん(俺の本名)、趣味は“忍者ごっこ”って書いてあるけど、ちょっとここでやってみてよ。」って言われた。
俺は履歴書に審査員の気を引くよう、趣味の欄に“忍者ごっこ”と書いていたのだ。
思惑どうりやねんけどまさかこんなに見事に気を引いてしまうとは!
しかもJACの総帥・千葉さんに“忍者ごっこ”をここでやってみろと言われるとは思ってもみなかった。
緊張でガチガチやったけど「はいっ!」っと大声で返事をして
『影の軍団』とかで見て憶えた“印を結ぶ”ような動作をしてからカッコ良くバク転をしようとしたその瞬間・・・
「ズルッ!」「ドテッ!」
俺は見事にバク転を失敗し、おもいっきり尻餅をついてしまった!
畳の部屋だったので靴下を履いていた俺はズルッと滑ってしまったのだ!
いつもなら畳だろうが靴下だろうが平気でバク転してたのに!
ローラーディスコ(懐かしい~)でローラースケート履いたままだってバク転してたもん!(連続は無理やったけど)
緊張してガチガチの状態だったので、大失敗してしまった。ああ恥ずかしい。
恥ずかしさと極限の緊張でその時の千葉さんの表情はまったく覚えていないけど、
少し離れたとなりのテーブルで審査をしていらした真田さんがこっちを見ていたことだけは
はっきり憶えています。真田さんめっちゃ男前やった。
その後、千葉さんは俺とニノが友達同士(二人とも変な格好をしてたから)ということで
「ここで二人で何かやってみろ」と言われた。
俺もニノも緊張でガチガチやったけど無我夢中で下手くそなアクションをドタバタと披露したのです。
他の人たちはどんなことをやったのかは知りませんが
その時の面接会場ではかなり目立ってたと思います。
(こんな感じで俺(黒)とニノ(緑)は狭い面接会場でドタバタと即興アクションを披露しました)
他の年や他の会場でもたまに俺たちのような“目立ちたがり”の人が出没したらしく
オーディションの時にいきなり壁に向かって走り出し
「壁蹴り宙返り」を失敗して頭から落ちた人がいるという噂も聞いたことがあるけどほんとうなのでしょうか?
後日、俺もニノもショーゴも合格通知が届きました。
まあ養成所の試験は誰でも合格できたらしいですけどねwww
その後3人はJAC養成所でアクションスター目指してがんばりました。
ニノとショーゴは有言実行、初志貫徹でJACの正式メンバーになり
テレビや映画、舞台で大活躍していくことになります。
俺は途中でJAC養成所は辞めました。
理由はいろいろあるのですが・・
JAC養成所で知り合ったメンバーと劇団をつくったり、
自主制作でアクション映画を撮ったりと
ニノやショーゴとは違う方向でアクション、スタントの道を歩むことになります。
また機会があれば書きますね。
次回(かどうかわからんけど)
「バク転の思い出シリーズ・第3弾!」は『バク転50m走』に出演した時の話を書きます。
お楽しみに~!