「アルキメデスの大戦 」を観てきました。
よかったです!
おもろかった!
ストーリーは
1933年、世界最大の巨大戦艦建造を目論見る
帝国海軍という巨大な権力に立ち向かい
数学で戦争を止めようとした男の物語。
(史実を参考にしたフィクション)
戦争アクション映画ではなく
セリフの多い
ヒューマンドラマで
頭脳戦の戦争映画でしたが
スリリングで
ドラマチックな展開、
個性豊かな
俳優陣の演技が
素晴らしかったです!
特に主演の
天才数学者を演じた
菅田将暉がよかったです。
天才でありながら
変人っぽかったり、
熱い男だったり、
ユーモアと熱血漢を見事に演じ
クライマックスの
軍事会議のシーンで長セリフは
圧巻の演技!
柄本祐の真面目さもよかったし
ベテラン勢の國村準、
田中泯がシブかったです。
山本五十六を演じた舘ひろしは
貫禄十分でカッコイイのですが演技は・・・
相変らず(?)舘ひろしでしたw
冒頭の
大和が撃沈されるシーンは
圧巻のVFX!
細部まで再現された
戦艦“大和”は
実写と見間違うほどの
クオリティ!
邦画のVFX技術も
ここまで進化したのか?!
と思わせる度
素晴らしかったです!
グラマンワイルドキャット(かな?)
アメリカの戦闘機から
投下される爆弾や
大和の大砲や機銃など
メカ的な細かい描写も
マニアック過ぎるほどリアル!
メカ的な描写だけではなく
大和の船上での
緊迫した乗組員たちの
悲劇的な描写も描かれていて
爆破、破壊され
やがて沈みゆく大和に
戦争の悲劇、
愚かさを感じました。
映画全体的には
ユーモアもあり
重苦しい映画ではありませんが
やはり戦争ということを
いろいろ考えさせられる映画でした。