古き良き時代の
1970年代のハリウッドを舞台に
繰り広げられる
ドタバタコメディ。
過激なブラックジョークから
ちょっとセンチメンタルで
感動的な場面もあり
全編を通して映画愛を感じる
素敵な作品でした!
ロバート・デ・ニーロ、
トミー・リー・ジョーンズ、
モーガン・フリーマン、
アカデミー賞に輝く
レジェンド俳優たちの
豪華共演なのですが
コメディ映画なので
みんな、お茶目で
かわいかったですw

平均年齢78歳の
ジジイになっても
レジェンド俳優は
やっぱシブくて
カッコイイいいのよ!
☆あらすじ☆(ネタバレあり)
舞台は1974年のハリウッド、
B級映画のプロデューサーの
マックス(ロバート・デ・ニーロ)は、
借金返済のために
とんでもない悪事を思いつく。
映画の危険なシーンの撮影で
俳優の死亡事故が起きれば、
多額の保険金が入ってくる!
早速、老人ホームで
隠居生活を送っていた
往年のスターのデューク
(トミー・リー・ジョーンズ)を
担ぎ出して「西部の老銃士」という
西部劇の撮影を開始する。
マックスはデュークを
事故死させるために
様々な悪事を仕掛けるのですが
年老いたとはいえデュークは
見事な手綱捌きや
驚異の身体能力を見せ
ことごとく
危険な撮影を突破します!
マックスの思惑とは裏腹に
撮影は大盛り上がり!
やがて、マックスに
多額の金を貸している
ギャングのレジー(モーガン・フリーマン)が
しびれを切らし、
銃を持って撮影現場に押し掛けて
デュークに銃口を向けます!
デューク、絶体絶命!
ですが・・・
その後、とても素敵な
感動のシーンになり
ハッピーエンドになります。
映画業界の
あるあるネタ満載!
古き良き時代の
映画撮影の舞台裏を観れるので
往年の映画ファンは
楽しめると思います。
(女性監督役のケイト・カッツマンも良かったです!)

特に1970年代の
西部劇が好きな人には
たまらないかも。

アクションシーンは
CGでマンガっぽく
表現していたのが
俺的にはちょっと
物足りなかったです。
(コメディ映画だから仕方ないかw)
ワイヤーやCGなんか使わずに
飛び降りはエアーマット、
爆破の吹っ飛びはエアラムなど
当時のハリウッドスタントも
リアルに再現してほしかったなー
エンドロールの途中で
劇中劇の「尼さんは殺し屋」という
B級映画の予告編が流れるのですが
これが物凄い衝撃映像で
本編の感動が
ブっ飛んでしまうくらい
強烈でした!

「尼さんは殺し屋」最高です!
ぜひ、スピンオフで製作してほしい!
原題は「KILLER NUNS」ですが
邦題「尼さんは殺し屋」と訳したセンスに
ドはまりしてしまいましたw

映画を観に行く方は
エンドロールの最後まで
席を立たないでね!
「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」
満足度・・・76点
「尼さんは殺し屋」予告編
満足度・・・100点!www