二年前に日本研修に来ていた牡丹と湖南省出張中。
深センから新幹線で3時間。
Tシャツからダウンジャケット着用へ。
火鍋の具の多さに圧倒される。グーッ!
中国には華僑といわれる同胞で助け合うしくみがあります。
それに対して海外で活躍する日本人が共に助け合うしくみをつくる目的の和僑会という団体があり今年から参加しています。
全世界の和僑が集まる和僑会世界大会が香港で開催され参加してきました。
色々な方々と出会いがあり私にとって素晴らしいイベントでした。
世界大会の前日、シンセンテクノセンターの創業者である石井次郎さんに会いました。
若い頃から海外に出られ現在は香港、シンセンで工場を運営し、日本人、中国人を問わず若者を育てたりし、まさに和僑の真髄を地でいかれる方です。
石井さんとの出会いは彼の自伝的ノンフィクションを書いた本、
望郷と訣別をを読んで感激し手紙を送ったことからスタートし
もう10年以上になります。
この本は海外で商売される方のバイブルだと今でも思い、年に1回は読みなおしています。
残念ながら既に廃盤になっていますが古本市場ではまだ入手可能です。
その石井さんがこう語っていました。
昔は10年貯めた貯金でヨーロッパへの片道切符しか手に入らなかった。
今は1ヶ月の給料があれば自由に海外へと旅立てる。
そのチャンスを若い人たちは活かしてほしい。
70代になった石井さんが、今でも挑戦しつづけている姿をみて私もあらためて頑張ろうと思いました。