日本で3年半の実習生活を終えた中国人スタッフが来月、帰国します。
本来は3年のところコロナで実習制度が中断し半年間、延長してくれました。
中国では紅包(ホンパオ)という祝儀を祝い事や記念日に渡します。
彼女達に感謝の意を込めて紅包を渡したら、きっちりと両手で受け取ってくれました。
そんな話を社内で飲んだ席で話していたら、工場長からある話が出てきました。
彼が一人一人に給与明細を手渡しする時、片手で受け取る人もいると。
一人は若い日本人、もう一人は中国人の年配者。
相手へ気持ちが伝わる所作は「若いから」とか「日本人だから」とか関係なく、個人の教育環境とか在り方なんですね。
もちろん、本人に伝えて軌道修正させました。
耳に痛いことを言う組織、言われて聞く耳を持つ組織でありたいと思います。