まずは油面の高さを計測するためにフロントタイヤを浮かせました。ビールケースが丁度良い高さです、しかし一人で後輪を抱え上げるのが辛い五十代(笑)。

フォークキャップボルトを外します。

ベニヤ板で油面の高さを測りました。

油面調整のスケールには自動車のワイパーブレードに付いているステンレス板を利用しました。
油面の高さに合わせて燃料チューブを取り付けて注射器を接続します。

先日交換した右フロントフォークの油面を揃えます。

フロントディスクブレーキにオイルが付かないようにカバーしました、ドレンボルトを抜いた直後にはチラシで作ったパイプでオイルを誘導します。

フォークを屈伸させてオイルを排出します、この時は直付けしたペットボトルを足で支えながら「ボボッボ」と音がするまで排出します、擬音に他意はありません(笑)

ドレンボルトは銅ワッシャーが付いているようです、再利用します。

油差しで新しいフロントフォークオイルを注入します。

注入後は油面を揃えます。

作業終了です。

今回使用した工具、カワサキの10番フロントフォークオイル、グリス、他にサービスマニュアルやマスキングテープなどがあります。

40分ほどで作業は終了しました、6Kmほどテスト走行してみましたが変わりはないようです、まぁ、大きな変化があったら困りますがね。
ただ少し立ちが強いような?堅いような気が?よく考えたらベニヤ板で油面を計測した時にベニヤ板の厚さ分を考慮する事を忘れていました、少し油面を下げます。