日々是旅の途中・・・一期一会

日々の小さな日常に寄り添った Happyたち

ふゆのあたたかさ

2009年11月19日 | 日記

昨日はバスで対岸にあるノースバンクーバーとウエストバンクーバーに行ってきました。スタンレーパークの中をスピードをあげながら通り抜けて、ライオンズ・ゲートブリッジを渡ります。黄昏時の夕日と夜景の宝石のような景色は魔法がかかったような風景であります。

今日はそのウエストバンとノースバン(こちらの言い方)に行ってきました。まずはウエストバンのシーウォークという海岸沿いにあるゆっくりした散歩道へ。快晴まではいかないけど少し気のせいか晴れている?くらいの天気で、しかも海風がびゅんびゅうの中歩いてきました。年配の方が昼間からたくさん散歩しているのどかな街でした。

◆ウエストバンからのライオンズ・ゲートブリッジとスタンレーパークの森(右)

◆巨大なショッピングモール(パークロイヤル)のマーケットにはツリーもお目見え!78カナダドル(日本円にして7,000円くらいでしょうか)

今度はノースバンへ!でもバスが良く分からなくて、いつものごとく歩いてみました。途中通ったバスのドライバーさんに聞いていたら、今日ダウンタウンでバスが一緒になったおじいちゃまが、『ヘイ!ユー!』と声をかけてきてくれて、ついこのおじいちゃまと話しこんでいる間にバスは出発してしまうし、このバスはどこに行くバスなのかわかんないし・・・しょうがないから次のバス亭で降りようとしたら、このおじいちゃまも同じだったので、写真を撮ってもいいか聞いて撮った写真たちです。大好きな風景で温かくなる瞬間!たぶんこちらの人はあたり前の風景なのですが・・・

◆バスの中(11月11日のポピーの花をつけています)左の方は歩行する道具持参!

◆バスを降りるとき・・・渡り板が出ます!車いすの後ろには赤い旗を立て可愛い!

◆これはダウンタウンでの景色。乗車する人はみんな温かく待っている。

違う場所で同じ日にバスの乗車が2回も同じになる偶然!私を追いかけてるの?と笑顔で言ったら、ウインクが戻ってきました。そしてバスを降りて別れ際に、投げキッスをしたら、なんと手を上げてキャッチした風にみせて、手を振って去って行きました。今の電動の車いすはものすごく速くてあっという間に余韻のカケラを残すこともないくらいの速さで去って行きました。これまた可笑しくて、近くで見てた人と苦笑しながら。なかなか粋なおじいちゃまでありました。またどこかで会うような気がします。老化とは年齢だけではないものがあるもんだと実感してしまいました。

そして、めざすはノースバンの日本食を扱うオーバニックのお店『TAMA』へ。番地と地図だけを手掛かりに歩くこと約1.5時間(いろいろなお店に立ち寄るから・・・)とてもなつかしく落ち着くものばかりが並んでいる優しいお店でした。14年前にオープンさせて今年の夏にやっとレジが入ったということでした。このカナダの地で日本のオーガニックのものを扱うこのの困難さは想像以上だと思います。レジが14年目にしてという話でよく伝わります。でものこTAMAでどれだけの人が助けられ、心身の温かさや優しさをもらえていることかと思います。私が行った時は、日本人ではないリピーターお客様が来ていました。玄米モチを見て、ナチュラルソープですか?と聞いていたりしていました。

◆TAMAの表からの写真です。看板がとても安心する不思議な感覚でした!

◆店内!お客様の『あれはないの?これは?』という声を反映した商品ばかりです

◆今年の夏デビューしたレジ!STORY OF HISTORIY を象徴する14年目のレジ

◆今日購入したもの(おそば・玄米・あずき・あらめ・身体に優しい砂糖)

最後に温かくて優しいLIFEとして、私の中では大きな存在が『微生物の営み』としてあります。なので、このカナダでも、ぬか床を作りました。新月から漬けています。ズッキーニ・人参・こんにゃく等、そして自家製の醤油の漬物も・・・玉ねぎとパセリ!キヤベツ酵素ドリンクも発酵させています。風邪のシーズンなので、ハーブのタイムとウオッカ(アルコール60度)でタイムチンキも作っています。こちらはウオッカが日本の2~3倍のお値段です。微生物から頂き学ぶことは本当にたくさんあります。

◆ぬか床(さんしょう・鷹の爪・からし・こんぶ・かつおぶしのかたまりを入れて・・・

◆醤油のお漬け物たち

◆キャベツ酵素で出たキャベツで手作り餃子を作ります!

 

最後はやはり大自然のあたたかさとやさしさは太陽であります。

◆森の中で思わず見惚れてしまいました。

◆本当に束の間の太陽ですが・・・この日差しには正直やられてしまいました。

寒いと温かさが身に浸みこんできます。感じる心とまずは自分から何かできたらと思います。大きなことではなくて本当に小さいことを日常から些細なシーンで・・・そこにはある無償であり無心なものが自分の中にあるだけで、自分自身が温かくなるような気がします。出来ることからと思います。作るのは時間以上に自分自身の余裕なのかもしれないと思います。本当にこのカナダでたくさんのものを頂いています。きっと私が住んでいる愛知にもあるのだ思います。日本に帰るのを少し伸ばそうと思い、思い切って帰りの航空券を放棄するという形になりそうです。でも帰ったら愛知にもきっとたくさんあることに気づくのだと思います。たくさんの迷惑と優しさと温かさに深く深く感謝の気持ちであります。

最後に、誤字が多くてすいません!読み返していないのが正直な見解です。ネコの横断歩道を渡るかのごとく、左右見ないでの一発勝負な感じの投稿であります。今一番気がつかないといけないことは、誤字であるとも感じ気付いてています。和訳して読んで頂けると幸いです。でも今から少し読み返そうと思います!