日々是旅の途中・・・一期一会

日々の小さな日常に寄り添った Happyたち

続 涸沢

2012年10月27日 | 日記

山小屋は基本的にお風呂はありません!

今までの山小屋に温泉が付いていたのが珍しくありがたい事だと知りました。
疲労と寒さでお風呂がない・・・けっこう切なかった私でしたが、
今までたくさんの天災にあわれた方々はもっともっと過酷な状況だったと
心身で知る瞬間でもありました。筋肉疲労も寒さで麻痺していた・・・

4時起床!日常では寝る時間・・・朝食は5時から(就寝は9時)寒さで寝れなかったので、
お隣の方が少しでも寝ないと明日身体がもたないと
『睡眠導入剤』を飲みなさい!とこれも縁だと思い頂き
気がついたら4時でした。多少ながら加工睡眠ながら身体は休息出来たことに感謝。

不眠の方の辛さが少しだけ理解出来たような・・・夕食がほとんど食べれなかったせいか、
朝食はご飯3杯のお味噌汁2杯のモリモリで下山パワーフルチャージ完了!

◆モルゲンロート現象 ここの名物な景色です!

◆みんながテラスでこの現象を眺めながら・・・

 

◆奥穂高3190mや北穂高3106m 登山メンバー 6時出発だそう

◆ナナカマドの赤は心に浸透させる美しさ

◆お湯を頂き COFFEE TIME

◆朝の下山景色たち

◆徳沢で足がダウン・・・テーピング巻いて固定してまた出発

志事もこのままで足を引きずりながら・・・お客様の前では不思議と痛みがなくなる
。夜テーピングを一気にはがしたらベリッという音を奏でながら、
皮膚もはがれた・・・翌日は捻挫よりもはがれた皮膚の炎症のほうが痛くて、
お蔭様で痛みがまぎれてありがたかったと思うしかないと思うようにしてみました。

精油のラベンダーをはがれた皮膚面の半分塗布して
もう半分は塗布しないという実験をしようと・・・
恐るべしラベンダー 塗布した半分は10日たって完治(皮膚なっていました) 
塗布していない皮膚はまだ盛り上がったカサブタのまま・・・

こんなにも違うんだと改めて驚きながら、アクデントがあった時の回復能力の差が
40代後半私のテーマだとも感じながら・・・
カサブタ人生もまた1つだし、新皮膚再生人生もまた1つだとも・・・

どちらかと言えばやはり過去記憶で生きるより未来記憶で生きていたいかな~とも思いながら
人生急がず下山を急ぎ

次の休みは3週間先になりそうで、志事をしながら身体を回復させながら休息しながら

棲家のある山は例年より少し遅めの紅葉がやっと始まりました。

今から冬支度をしないと・・・紅葉は山に色っぽさと冬を連れてくるから・・・

秋の夜長の冬支度 なんだか ほっこりする。。。

 


 

 


涸沢・KARASAWAの記憶

2012年10月24日 | 日記

意表をついての連日のUPであります! うっしし・・・

ちょうど1週間前は穂高連峰に囲まれながら究極に凍えながら山小屋で天の川やこんなにも星はあるんだと心震わせながら感動して・・・そして流れ星を追いかけながら・・・そこは一度は行きたかった KARASAWAに行って来ました。山岳地帯の紅葉の美しさは有名すぎるくらい有名なところ!

上高地からコースタイムで6時間・距離にして17Km 平地4時間、そこからかなり急な山道2時間でたどり着ける・・・当日は上高地遅すぎる11時前出発のスケジュールで、翌日も午後から志事なので起床4時で下山してまた下りと言えど17Km・・・下りのほうが足に負担がかかるので苦手な私です。秋の障害物リレーのように下りも途中で足首を痛めて5時間少し・・・

◆スタートラインでもある有名な河童橋

◆忘れてはいけない 登山届け!

上高地→明神(1時間)→徳沢(1時間)→横尾(1時間)→本谷橋(1時間10分)→涸沢(2時間10分)というコースタイム見本であります。

◆徳沢は結構ピクニック気分で楽しめるところで、ここが登山する人と分ける分岐みたい・・・

◆途中には、虫たちがデザインした葉っぱアート タイトル『食い散らかし』?

◆途中には絶品の紅葉も・・・

◆横尾 ここは 奥穂高・前穂高と槍ケ岳の分岐

◆ここが本谷橋で本格的な登山に!14時を過ぎての入山お断りと言われていながら・・・14時30分 ペースを上げて時間と寒さとの戦い!もう日が暮れ始めてかなり寒い・・・

◆今日の宿 有名な涸沢ヒュッテ 到着は16時10分(16時までには山小屋にはマナーとルールで到着していないといけないそう・・・)

◆ここの名物は穂高連峰に囲まれる天空のテラス  おでんを注文!

◆山小屋の中は、基地状態 実は大好きな感覚!もちろん相部屋で夏の繁忙期は1組の布団に2~3名ということもあるそう。今日は一人1組 でもかなり寒くて寒くて寒くて寒くて・・・

めずらしく寒さと疲労で食事があまり食べれなくて・・・夕方到着はかなり身体が冷えたらしく、持参した服を重ね着して・・・

◆寒さは夜を連れてきてくれて・・・神秘的な幻想的な世界でした!

◆温かいお湯を何回も飲んで暖房の温かさが残る食堂で過ごしたり・・・部屋は暖房がついていなくて・・・

部屋に戻ろうとしたら、外の景色は天の川や数え切れない星や流れ星が目の前にあらわれて
、もう寒さが気にならないくらい感動しながら眺めていました。前日は『天地明晰』という映画を見たばかりだったので、下界だと見えているのに見えないことがあるとつくづく知りました。

続 翌日  

 

 

 

 


続 立山

2012年10月23日 | 日記

立山から戻りもうかなりの時間が過ぎている中遅まきながらの、続・翌日

翌日は7名が4つに分かれてそれぞれの思いをはせてそれぞれの山へ・・・

私は一人で、昨日行った山を行こうかと思いながら・・・ただ時間制限が5時間だったので、どうしようかと思いながら山に向かいながら歩いていたら昨日とルートを変えたら近くに5時間で登って下ることが可能だろうと思われる山があったので地図もないけどGO!

途中、すれ違った人に地図を写真で取らせてもらい即席地図を手ががりに・・・

◆これがそうであります!ただデジカメのバッテリーが切れた瞬間に消滅してしまいました・・・

◆室堂山の頂上で男子二人!1週間けけて縦走するそう・・・

◆浄土山登山口 かなり急な斜面でしたが登りがいというより少しクライミングに近かった・・・

◆五色原を背景に・・・

◆昨日登った、雄山頂上  ↓  とツーショット!

◆最後の 龍王岳頂上!

◆3つの山をプチ縦走してから、稜線を下り 一の越(右手下の建物)まで一気に下山!

稜線は吹き抜ける風は、すべてをクリーニングしてくれるような心地良さが心地いい!風になる瞬間がある。風に吹かれると生きていることに懐かしさを感じるのは昔から・・・

◆山のランチタイム! これまた心地よし 極上なる時空 であります! 

◆スタート地点にもどり振り返ると・・・ 左手が雄山 右手が浄土山

山高ければ谷深し な2日でした。登っても次の山に行くには一度下らないといけないように、登り続けることだけをやはり望まないと感じる・・・そして来年はテント持参と決めた!背中のバックパックに自分の衣食住がすべてあるというこんな感覚が吹きぬける風よりも懐かしさをもたらしてくれた。

そして奇遇というか、立山の写真を父・母・姉に送ったら、父から五十数年に、まだ生まれていなかった私ですが、父が穂高から剣岳まで縦走したと返信がきた。

上高地からの穂岳から三俣蓮華、黒部五郎、薬師、五色原そして立山、剣岳というルート 当時は黒部ダムはないから槍ケ岳、野口五郎、南岳から黒部川を渡り五色原・立山・剣岳 と・・・正直ルートはよくわからなかったけど、全身の細胞で感動した。私は1つの山だけでも大変なのにしかも単独登山たぶん1週間くらい荷物も20Kg位はあると思う。(私が1泊で9Kgが平均だから)

この人の娘で本当に幸せだとがむしゃらに思えた瞬間。何かの導きで生まれていない娘が半世紀を経て、ひょこひょこと父親の縦走したルートを歩いている現実 やはり人生はエキサイティングに豊かで面白いと・・・

◆機会があれがここにも行こうと・・・

 

 


TATEYAMAの記憶

2012年10月09日 | 日記

何かが変わる瞬間!変化する一瞬一瞬がカードのようにめくられ、確実に私の中のあるスイッチがONになったようでした・・・2日間という48時間という時間は私の中では48枚の最強のカードにしたような究極のポーカーのような時間というか・・・今なお余韻の中の秋の夜長の時間を過ごしています。

初めてのアルペンルート・立山連峰縦走の旅2日間は完璧な突き抜ける青空と太陽に包まれた。

◆扇沢発いざ室堂へ 長野県から富山県へ!迫力ある黒部ダム!

◆今日の黄金のメンバー!立山連峰をバックに・・・

◆室堂にある 神秘的な みくりが池 標高2400m!

◆いざ出発!左奥の山が1つ目の頂上 雄山3003m!

◆かなり急斜面でしたがもう少しで頂上!実は天空の神社があるんです!

 

◆遠くから見ると・・・

◆貸切でみんなで記念撮影&初めて3000m越えでした!

◆天空の宴 まずは乾杯!下界とおんなじ(笑)


◆剣岳がすぐそこに!すごい山らしい・・・来年行けたら!まずはご挨拶の乾杯をしてみた。

◆曼荼羅が描かれている聖地でもある立山で 禅の世界・・・植木さんの粋な計らいで!

◆次の頂上へ大汝山へ 3015m

◆東京から参加の植木さんが抹茶を立山で立ててくれたのであります!

◆山に愛を込めてごあいさつ

◆人間が作れない自然の偉大さに包まれながら・・・そして出現したのが・・・

◆満月3日前のお月様

◆もうすぐ太陽が沈む・・・

よろずの神様が住む日本の霊山で陰と陽にはさまれながら・・・光と影を抱きしめながら・・・そろそろ下山へ

◆稜線を進み下山します!右手にはまだ雪渓がありました。

◆太陽が沈む瞬間・・・

◆この光が山々を照らしながら・・・自らが光りを放ちながらまわりを温かく照らしていく こんな生き方をしていきたいと思う。美しい光と影の中を歩きながら何度も立ち止まり・・・

◆みくりが池温泉で宿泊・・・疲れ果てた身体の一部!立ち上がれない・・・