日々是旅の途中・・・一期一会

日々の小さな日常に寄り添った Happyたち

ダイヤモンド・ダスト時間

2010年06月29日 | 日記

毎日、目に飛び込んでくる眩しい景色を見ると、自然の中で生きているという以上に本当に地球と一緒に呼吸して生かされていると、つくづく思うし、これから毎日もとびきりにわざわざ思っていたいと思う。些細で小さな景色に心がウィンクする連続であります。心の『しゃっくり』状態のよう・・・

◆夏のジェリコ・ビーチの景色

◆これは夕方18時頃の景色です。今から海に出る準備中でした。

◆同じ海岸で、ビーチバレー中。こちらはビーチバレーがものすごく人気みたいで

◆空には太陽と雲と行きかう飛行機雲と生まれたての虹で空の交通j渋滞中!

見慣れたこのジェリコビーチでもこの日は写真を50枚くらい撮っていました。まだ1時間だというのに・・・えらいこっちゃであります。

◆海岸線の延長には引き潮で埋まっていた大木が出現!なのでツーショットです。

◆海が落していった忘れ物を探す子供・・・

◆透きとおる水の海

◆この海岸を上がると大好きな公園の中にある大きな樹


以前のブログ『道の風』に載せた樹と同じです。樹の上でギターを弾いていたあの樹であります。冬と夏では全く景色が違いますが、葉がなかった時はきっとこの姿になるべく根の下で見えない準備がされていたんだと思います。カナダにきて懐かしい人と同様に懐かしい樹との再会もとても楽しみです。こんなに姿が違うのね!と・・・カナダ人の友達で以前に会っていた時は、坊主刈(こちらの男の人は多いです!)が今回再会したら髪がありました。植物同様に、彼の頭にも髪の毛が栽培されていました(笑)再生する力って本当にすごい!カナダの再生力を見ている毎日であります。先に寒い冬の景色を見ていて良かったとも思えてくる。

◆最近はもっぱら自転車生活中!tamaに行く時も1.5時間かけて行っています。この日はSEABUSも一緒に乗車して行ってきました。

◆ノースバンにある大好きなパン屋さん。オーガニックで作られています。朝食はここで!コーヒーとパンで2ドル(奮発すると3・5ドルの朝食)

◆オーガニックのラーメン(最大級の奮発!?約10㌦)今ラーメン屋が流行っているようで、安いお店は行列の毎日です。完食でした!

◆こちらも手作りの全てオーガニックの『いちごあんこミルク』絶品な昭和の味でした。

◆夏のtamaの風景です!

◆最近はよくスープとサラダをメインにしています。1日1食の日はいつもこんな食事です。

◆耳に最高級な栄養を頂きました。VSO(バンクーバー・シンフォニー・オーケストラ)のファイナルコンサートに行き最後はカナダの国歌(O CANADA)を演奏してスタンディングでみんなで歌え最高に仕合せな時間だった。CDを購入したかいがありました。

◆ペパーミント!ハーブティーにもデザートにお部屋に生けてもと、全てに良しな万能植物!

◆花咲かじいさん ならぬ 花咲かせ仕掛人のハチ!ハエじゃあないですよ!

こんなふうに花と花のつなぎ役のハチ!それぞれの分野でそんな役割をしている人は本当に存在自体がダイヤモンド・ダストのようだと感じます。ハチがいなければ花も咲かないと聞きました。中国人は、水を飲む時に井戸を掘ってくれた人に感謝すると聞いたことがあります。感謝できるものに会えていることが幸せでもあると感じる。『ありがとう』と言う言葉が浸透して溶け込みやすいこのカナダの24時間がダイヤモンド・ダストな時間であります。7月1日はカナダディーなので、街中が盛り上がります。知人とジャズライブに行ってきます!そして、7月2日からバンクーバーから車で北上すること10時間の旅に3泊4日で行ってきます!寝袋持参であります!カナダの中でもカナダとういところです。夏本番到来ですね!エクセレントな夏時間を・・・

 


生きとし生けるもの

2010年06月25日 | 日記

音楽をシャッフルで聞いていて、森山直太郎さんの曲がかかり、そのままタイトルになりました。日常の生活の中でさまざまな生き物に出会います。彼らも私たちと同じように地球上の住人なので当たり前なのですが・・・最近の人以外の出逢い編として・・・

◆インパクトがあった巨大ななめくじ!道路をたぶん半日かけて横断中!

◆前にも登場しましたが、ジェリコ・ビーチにはうさぎが住んでいます!

◆カモの親子たち・・・

◆食いしん坊の鳥たちも・・・名前不明(昔のアニメのニコルの大冒険の旅を思い出して、思わずニコルを探してしまいました)

◆賢いキキ(英語のヒアリングは悲しいかな私よりレベルが高い)

◆キキとうさぎが(猫ちゃんの名前)二人で何やら・・・なご様子。

◆リスの可愛らしい落ち着きのない動きを真剣に観察してしまい・・・

◆とても人懐っこい以上に食いしん坊!これも引き寄せの法則?

◆一目惚れした樹で、キャタロッパーという名前らしい。愛知のおじいちゃんの家に植えてみようと思う。

◆雷が落ちて焼けて割れてしまいながらも年月かけてなお生きてる樹。

◆食べれそうなくらい美味しそうな葉の樹。食べてみたら、ただの苦いハッパの味でした! 

◆良くオーガニックを扱うCAPERSの野菜コーナー!

ブログ動物園&植物園みたいでしたが、いろいろな生き物が存在していると改めて思いました。真剣に考えても仕方ないし考えているわけでもないけど、なめくじ君の夢は?早く前に進むために、寝る前に腹筋したりしているのかな?リスが身体のためにもう落ちてるものは食べない!と決断したり、カモが自分よりまわりのカモたちがお腹いっぱいになればいいとか考えたりしているのかなと、ふと考えてしまいました。そう思うとただただ今ある命を一生懸命に生きていると思えてくると全ての目の前の生き物たちに尊敬と愛情の念が出てきてしまいます。案外と出来ていないのが人であるかも・・・でも逆に夢も努力することも相手を思いやることも全てのものに愛情を持つことができるのも人だと思うと、今こうして人として存在できていることにいてもたってもいられない感動でいっぱいになる。まだまだ我欲をぶら下げて表面だけ整えて生きていくことが身に付いている自分に反省をした。ナメクジ君やリスさんが教えてくれる大きな声なき声の伝言のようでした。


夢叶う

2010年06月23日 | 日記

今回カナダに来た目的はいくつかありました。その中でも、私のど真ん中にあったのが、ボランティアで参加していたオーガニックのお店のtamaの15周年記念と題しての自然食の会への参加でした。6月7日から18日まで毎日こちらでのやることがあり忙しくてまったく動けないスケジュールでした。

18日の午後からフリーになり、この日は気が遠くなるくらいの確率の出逢いの再会をした。ボランティアでいっているtamaのお店のお客様と私が愛知県の豊橋出身と話したら、私の職場に豊橋の子がいるわ!とのこと・・・年齢もなんだか同じみたい・・・そして、変わっていない!?私のフルネームを伝えたら、なんと中学と高校の同級生でした。しかも家はtamaの近くで同じバス停を使っていたという移住して6年だそう!心強い友が瞬間に出来た瞬間でした。こんなことはあるんだと思った。カナダが近くなったよな気がした。見えない力が味方してくれていると、自分勝手な前向きな理由づけに一人で満足してしまう。引き寄せが起きていることに深く感謝!3等の宝くじに当たる位の確率で会えた友にも感謝!ありがとうからスタートした私のカナダ時間・・・

◆あゆみです!20年以上ぶりの再会です!

◆キヤピラノの吊り橋へ!半端なく高くて長くて揺れた・・・手に冷や汗が・・・

◆木と木の間の吊り橋!妖精になり森の中を飛び交う気分!

◆カフェでひと休み中・・・小さな来客のリスも私たちの仲間入りであります。

そして、いざtamaへ!大忙しで19日の自然食の会の準備中でした。そのまま私も準備に取りかかり、オーナーのひろ子さんの家に泊りこみ(合宿な気分)この日は1年前に半年間ボランティアをしていた大輔ことだいちゃんも参加!5月からカナダをスタートとして2年かけて世界中の農家に住込みで働きながら勉強をするそう。スペイン・モロッコ・イタリアそしてアフリカ横断してインド・ネバールとアジア大陸横断するそうです。私のまわりはスペインブームな人が多くなっている最近です。

◆自然食のお料理たち!本来の美味しさが当たり前にあるこの偉大さに静かに感動をする。一口一口に心も身体も満足する味・・・

◆このために6月に懲りもせずにカナダにきたんだとお店の前で大地を踏みしめてみた。寝不足のすっぴん!将来はキュートな小僧でいたいと思う(笑)

◆オーナーのひろ子さん(右)・ひろ子さんを同じ年月支えてきた徳子さん(左)

◆終わったからのスタッフみんなとの黄金の記念写真(ちずかさんみゆきさんがいませんが・・・)

難しくなってきている、でも実はものすごく大切である自然な食事・・・オーガニックの野菜たちが届けてくれるメッセージを身体全体で頂くこのお料理たちにリスペクトであります。詳細は下記をご覧ください!
http://www.tamaorganic.com/event/shizensyoku11.html

翌日は、単独無酸素登山で世界の山を制覇しているものすごく自然体な栗城史多さん(28歳)の講演会に参加。魂が震えるくらいの映像と話しを聞けました。7月中旬にTV東京でドキュメントが放映されるそうです。今年の8月にエベレスト単独無酸素登頂に挑戦!未だ日本人での成功者はおらず、その冒険を世界初のインターネット中継するそうです。

◆この方です。

◆2009年世界第7位高峰『ダウラギリ』の単独無酸素に成功した時の頂上の写真

すべての現実はまず夢から!飛行機に乗るたびにライト兄弟を思い出す私。 大きさでもなく偉大さでもなく見栄えでもない、自分のやりたい事・人々を改めてまた書き出してみようと思います。そうやって生きてきた人との時間を共有することはものすごくエネルギーになります。夢は叶うのだと全身で実感しています。

ダウラギリの頂上に着いた時の瞬間の映像と言葉だそうです。魔法のような言葉だと思えてきます。感無量な時間でした。最後は同じ『ありがとうございます』であります。


森と海に溶ける

2010年06月15日 | 日記

時間があるとやはり自然に自然の中に入っていく私であります。自分の身体が自分の身体でなくなる瞬間のよう・・・つかの間の無重力状態になる瞬間です。わざわざなものはなく、今も昔もそして、この先もそこにあるかけがえのない当たり前の景色にただただ魅了されてやまない景色たち・・・今日はブログと言うより写真展風にしてみようと思います。文字があまり浮かばないのもあります。では、はじまりはじまり~!!!

◆いつも行くUBCの森の中

◆真夏のダイヤモンドダストみたいに綿が飛んでいる神秘的な写真(見えるかな?)

最高に快晴だったので、森から海へ移動しました。森から海へのハシゴです。なんと贅沢なハシゴでしょうか!しかも時間的には30分もかからない・・・

◆キツラノにある海岸と秘密の小道へご案内・・・

◆今はこちらは白夜中!これは夜の9時過ぎの空模様。夜の夕方中であります!

翌日も少し晴れた感じなので、いつものジェリコビーチへ!同じ場所でも同じ景色は二度とないから、やはり目の前にある今のこの瞬間の景色がとても尊いと感じる。

◆いつものポーズで・・・

うさぎと会ったり、植物を月に1度植えにくる業者の方々と会ったりしました。こちらはTAXが12%だけど、こういうところにちゃんと使われているから、高いと感じるけど納得できてしまう。街のあちこちの美しい芝生のお手入れもそうだし、大切にしている基本にブレもズレもないと感じる。スタンダードをシンプルに極めたこの感性が心地良い。この土地が放つものは『清く正しく強く美しい』エネルギーだから、地球と一体化になるということが、きっと自然に溶け込むという感覚なのだと思えてきます。いろいろと研ぎ澄まされた心の目でカナダをますます見ていたいと思います。

◆自然を食するということで、オーガニックのスーパーにて・・・

人と自然の共存がとても自然に溶け込み美しいと感じる。この当たり前のレベルの高さを自分の中にも自然に溶け込ませていこうと思います。惹かれるものに惹かれる、感じて動くものに感じて動く、大切に思うものを大切に思う ただそれだけだね!と森や海や空や太陽や雲が景色を通してそっと届けてくれている。自分の器の大きさにしか入らない容量ならば、やはり自分の器をもっともっと広げたいと思う。

明日は、去年の9月に成田からバンクーバー行きの飛行機の中の席で隣になったみか子さんと(カナダ人のご主人とビクトリア在住)久しぶりの再会をします。10ケ月ぶりです。そして去年シアトルのユースホテルで出会ったコバ少年が22日からまたシアトルに再訪と連絡をもらいました。人もまた1つの景色なんだと感じたりもする。こら私、キャパ大丈夫?


ノックアウト中!

2010年06月09日 | 日記

慌ただしい時間の中、なんとか60Kgの荷物とともにカナダに上陸しました。飛行機の中は大人の遠足状態で、わくわくして眠れない・・・出発日の前の日から用意したから徹夜だというのに・・・日本時間の午前3時到着なのでカナダ時間は午前11時!3月7日に日本に帰国する時に送ってくれた邦子さんが6月7日空港に迎えに来てくれました。3月の帰国の時に『カナダに帰って来る時はまた空港に迎えにくるから、必ず帰っておいで!』と言ってもらえて、ちょうど3ケ月後の6月7日の空港で邦子さんと再会をしました。いろいろな意味で涙がこみ上げてきた。悲しくても泣ける!嬉しくても泣ける!涙が出るとは不思議なもんだな~と思えてくる。

カナダに帰ったその日に、私のカナダの大切な人たちに突然に会えた。tamaのオーナーのひろ子さんとお茶をした。そして桐島洋子さんともお茶をした。なほ子さんと邦子さんとタイ料理を食べに行った。初日でエクセレントな再会時間を頂きました。不思議とタイムラグは感じない。バンクーバーの土地ともタイムラグを感じない。大好きな上質な美しい景色や懐かしい匂いや人の温かいまなざし・・・まばたきをした瞬間にまたバンクーバーに恋に落ちたような気分・・・英語で言うなら フォーリン・ラブよりノックアウト!のほうがピンとくる感じ。翌日は時差ボケながら午前5時に起きていざ散歩へ。気がついたら5時間歩いていました。まだカナダ㌦を両替していないからバスにも乗れないというのもある(笑)豊かな貧乏生活のはじまりはじまり!

◆大好きなジェルコ・ビーチへ

◆私も足跡を残したくて・・・

◆家の前の通り・・・空の青&植物の緑 自然が作り出すアートのようであります。

◆秋は紅葉の黄色・冬は枯山水の枝だけ・・・夏は光放つ新緑

◆すれ違いにあいさつしたら、ものすごい笑顔であいさつを返してくれて・・・

◆太陽の日差しに合わせて歌うように咲いていた花・・・

◆以前のブログに掲載した美しく紅葉していた木の夏バージョンであります。再会!

◆ちなみに、これが秋(10月のお姿)

◆リサイクルショップで見つけた箱!カナダに住めるようになったら買おう!とあきらめた・・・29カナダ㌦でした。

◆カナダで食べる初めての朝食は、大好きなワッフルとオーガニック・コーヒー!24時間前に日本から来たばかりと言ったら、クリームやらをたくさんのせてくれた!

翌日の夜は人生の師匠のようなお二人とプノンペン料理に行ってきました。アジア料理部門で22年前から金メダルを何度も受賞しているお店だそうです。食は文化だと感じました。そして、すべてのお料理の元になる野菜に魅了されるきっかけをくれたtamaへ明日は久しぶりのボランティアに行ってきます。スタッフのみなさんとの再会が楽しみです。

◆木々たちが作る自然からの贈り物のトンネル

カナダにいるからとか、今仕事をしていないから自由ということ以上に、自由とは自分自身でしか作れなくて見いだせないものだと改めて感じたりしています。同じトンネルならば、こんなトンネルであれるようにと思いながら・・・不自由にしていたのは自分だったと思えるカナダ初日でした。