日々是旅の途中・・・一期一会

日々の小さな日常に寄り添った Happyたち

8月25日 満月 

2010年08月27日 | 日記

今夜もお月さまが美しい。ここ最近のお月さまはなんだか恋をしているかのように色っぽく美しい。お月さまのお相手は誰なんだろう???火星?木星?土星?と暑い中に夜になるとほんのり秋を感じる瞬間にこんなことを考えたりしています。

8月25日は満月でした。ものすごく綺麗で自愛に満ちた光を放っていました。この日は箱根神社に参拝して、箱根にある天山という日帰り温泉に行ってきました。神聖な日でもあるので、心の座禅のような時間として神宿る神社に行きたくて・・・存在するすべてのものが厳粛なところでした。私はまずは、自分自身の商いをちゃんとしたいと思います。ということは、全ての人がまずは自分自身の自営業ということになりますね。

◆箱根神社 関東で商売をする人はまずここにくるそうです。

◆境内に向かう途中の景色・・・

◆日本をホクホクと感じるような樹でした

この後は、日帰り温泉に行き、黄昏時の移り変わりを山の中の温泉で過ごしました。そして、そこで見つけたのが、売店にあった『ふんどし』ただただ意味不明にピンと来てしまいました。近い将来もしかして私はフンドシライフになりそうです。この瞬間嫁入りがますますもって先延ばしになってしまったようであります。村上和雄先生の言葉を借りるならば、私ではなくてフンドシの遺伝子のスイッチがONになったということでしょうか・・・とにかく昔ながらのものに敏感に反応してしまいます。

翌日は、ホスピスへ(緩和ケア病院)行ってきました。ここは末期のガンの方ばかりの病棟です。月に1度行われるある病院のボランティアに初めて参加しました。患者さんにアロマトリートメントをします。薬剤師であり母であり植物療法士である女性の先生が13年前から始めたものです。去年仕事をやめてカナダに行く時に温かいエールをくれた先生です。死を目前にした時に仕合せ(幸せ)な人生だったと言える決断と行動をしないといけないと思います。昨日の患者さんは皮膚が破れそうなくらい柔らかくて、そして同じくらい柔らかい微笑みに、末期のガンだとは思えない患者さんでした。83歳のすてきな方とご縁を頂きました。ありがとう。気持ちがいいわ。とトリートメント中言ってくれて・・・どんな状態であろうと仕合せな方は仕合せなんだと思う瞬間でもありました。お顔の表情にも今までの生き方が柔らかく滲んでいたように感じます。そんな方はいくつになっても美しいものだと思います。たとえどんな状況でもご年齢でも・・・もしかしたら来月お会いすることが出来ないかもしれない現実ですが、あの方はたとえ遠く離れても私の中で生き続けるのだと思います。