ふくふく日記

絵本・紙芝居作家のよこみちけいこのブログです
子育てに家事に音楽に創作のことなどなど,マイペースでのんびり更新中

絵本ができるまで~その1

2006-10-28 02:45:44 | 絵本ができるまで
新しい絵本の仕事が本決まりになったので、今日は出版社の方と打ち合わせへ。
編集者様、東京からわざわざ広島に来ていただきホテルのランチバイキングを食べながらの楽しい打ち合わせとなりました。

ちなみに娘はまたしても旦那に子守りをお願いしてきました。ほんと申し訳ない・・・。しかーしゆっくり身軽にランチなんて産後初めてですよ!なんて楽チン。

今回の絵本は私は絵のみ担当。文章(お話)は同じく広島在住の川上さん。三人で初顔合わせでした。
出版社に川上さんが原稿を持ち込まれて、それを読んだ編集のFさんが「この話の絵はよこみちさんにお願いしたい」とオファーを!なんてありがたい・・・ものすごーく嬉しいお仕事です。
小学校が舞台のお話しで子供がたくさん出てくるので、描くのがめちゃめちゃ楽しみ。

川上さんの原稿はもうできているので、そこから細かく打ち合わせ。主人公の性格や体格、家族構成や好きなもの・・・などなどストーリーとは直接関係ないところまでも、細かく作者の思いを聞いてイメージを固めていきます。
小学校の間取り図を作ったり、文章中の細かい確認をすみずみまでちくちくつついて・・・あっというまに3時間。疲れはてました・・・。

今日の打ち合わせを元に絵本のラフを創っていくのが私の次の仕事。ラフは絵本の15場面を大体どんな絵で描くのか構成割りしていくわけですが、この作業が絵本作りで一番の核、一番のヤマ、一番の産みの苦しみといってもいいでしょう。(私的に)
今回は月刊誌の仕事ではないので、特に〆切もないのです~~~。スバラシイ・・・。納得いくまでじっくり創っていこうと思ってます。

文担当の川上さんは、これがデビュー作になるそうです。
彼女は初持込でいきなりチャンスを掴んだというから驚きました。
童話ではなく絵本の文のみの人って、どうやって持ち込みするんだろ?とずっと疑問に思ってたのですが、ちょっとなぞが解明。

この絵本がいつ出版かはちょっと先になりますが「絵本ができるまで」シリーズで経過を綴っていこうかなあと。
書店に並ぶ日を夢見て、れっつらご~です。頑張らねば~!