ふくふく日記

絵本・紙芝居作家のよこみちけいこのブログです
子育てに家事に音楽に創作のことなどなど,マイペースでのんびり更新中

宝島絵本会

2013-09-12 19:35:27 | 雑記
色々なご縁がから、倉橋にある絵本会さんからオファーをいただきまして、絵本講演会をしてきました。

この絵本会メンバーのご婦人方、元学校の先生とか保育所の先生とか幼稚園教諭とかとか、みなさん教育現場で長年働いて研鑽を積んでこられたプロばかりというね…
いやはや私のほうが教えを請うべきじゃ…

そんな中で頑張って一時間半ほどしゃべりまくってきました。
なんかめちゃめちゃ楽しかったです(笑)
暖かい雰囲気だったからかしら~

講演会を引き受けてしまうと、その準備と練習で毎回精神的にやられてます(笑)
そして毎回始まる前は、気持ちがおろおろしちゃうんですけどね、いざしゃべり始めたらなんか楽しくて気づいたらあっという間に時間切れ~でした。

そのあとおいしいお食事をご馳走になり、持っていった在庫絵本をたくさん購入していただき、お土産までいただいき、しあわせいっぱいな1日でした。ついでに会場隣接の温泉にもつかって帰りたいとこでしたが、時間がなかったので、また遊びに行きたいと思います。身近な観光スポットでした。

倉橋絵本会のみなさま、本当にありがとうございました!!!

今月はあと二回も絵本講演会あるですよ。
今月だけどうしてこういうスケジュールになってしまったのか不思議でしょうがないのですが、ほぼ毎週本番というね。。。鍛えられるなあ、精神が(笑)

読書記録その2

2013-09-03 11:06:19 | 読書記録
8月もあっというまに、終わっちゃいましたなあ。

今月も色々興味のあった本をかたっぱしから、隙間時間に読み散らかしたのでメモ。


・愛のむきだし(園子温)
今はまってるドラマ「woman」の満島ひかり主演の映画の小説本。
映画は途中で休憩がはいったくらい長かったらしい。映画なのに!
もうめちゃくちゃはちゃめちゃすぎて、ついていけない世界でした。。。年かな・・・。映画も長そうなので見ないかなあ。

・謎ときはディナーの後で①(重川篤哉)
今、映画もやってますね。ドラマの再放送をうちの娘がすっかりはまってみてました。風祭の真似ばかりしてますよ。とほほ・・・
ですが!小説はびっくりするくらいつまらなかった。ほんとにびっくり!ドラマのほうが面白く作ってあったなあ。
これは桜井君はじめ俳優さんの力とコミカルな演出の力が大じゃないでしょうか。執事が推理して終わりっていうそれだけの話をここまで膨らませるのって。

・ほたるの墓ジブリ絵コンテ全集(高畑勲)
ジブリの絵コンテ集は、見ごたえありすぎです。絵本のラフを作る時に、たまに借りてみると、ものすごくやる気がでまる。

・ピアノの森①~③ (一色まこと)
マンガです。まだ序盤なので、面白いのかどうか全然わからない。。。なんで家と森の木がつながっているのでしょうか~~~。そこがなんだかしっくりこなくてね。読み進めればわかるのかなあ。

・黒い盆地(呉戦災を記録する会)
・呉の戦災
今、呉空襲について、もう一度色々調べたり勉強し直しているので、資料として目を通しています。
もう少し、呉市民の若い人が呉空襲があったことを知ることができるように、絵本が作りたいのです。
自分が現在住んでいる、まさにこの場所が昔、焼け野原になって、たくさんの人が死んで、そこから復興して今がある、というつながりが、実感として感じられない、学校でも教えていない、8/6はきちんと教えているのに。呉市が全く力入れてない、むしろ隠そうとしていたからでしょうかねえ。

・遺体ー震災、津波のはてに(石井光太)
西田敏行さんで映画化にもなっていたドキュメントの原作。
東日本大震災でたくさんの方がなくなられた。膨大な遺体がどんどん体育館に安置されていく中、火葬場が動かない、棺桶が足りない、人手が足りない・・・ものすごい問題が山積みだけれど、非常時の中、みなが知恵を出しあって動く。その当時のさまざまな立場のさまざまな視点で淡々と現実が書かれています。息をのみます。

・モダンタイムス(伊坂幸太郎)
前回読んだ「魔王」の続編。なんとその50年後の世界ですって!
読んでる時は面白くてスラスラ進むの。この奥さん、カッケー!とか、播磨崎中学の事件の真相、どうなってるの!!ってもうドキドキ。早く続き読みたくてうずうず。
しかし!ページが少なくなって「あれ?最後はまた、もしかして、もしかしなくても・・・」
ああ、またラスト曖昧なのねえ。このパターンがつらいです。たまにはいいけど続くとちょっともう飽きる(笑)読者にゆだねないで!まあ、曖昧のがいいのかなと言う気ももするような。

・重力ピエロ(伊坂幸太郎)
伊坂ワールドの初期作品は、広げたふろしきちゃんとたたまれてるらしい、ときいて読む。
色んなうんちくいっぱいで面白い。でもなあ。。。なんかしっくりこないな。産むかな普通に考えて。そして放火してたらだめじゃん?そこは違っていてほしかったよ。
小説に出てきた、盲目のサックスプレイヤーは実在するのかしら?聴いてみたくなった。

・ハッシュライフ(伊坂幸太郎)
これは面白かった~~。パズルのように、すべてがぴたっりはまって「うおおお!」って感じで。こういうの大好きです。こことここがこうつながっていたのか~~みたいなね。
時系列が多少前後するのに、全然読みにくさはないのが、ほんとスゴイ。タイトルも秀逸。
ピエロに出てきた探偵さんは色んな話に出てるそうなので、また伊坂ワールドを楽しめそう。

・うちのこって発達障害なの?~ただいま子育て迷走中~(トマコ)
マンガと適度な文章でものすごく読みやすく、子供の様子に悩んでいる方にはオススメ。
障害の名前ではなく、その子がどうすれば生きやすくなるかを考えるのが大事なんだろうなあと。
そして私にも誰にでも発達障害的な側面があるよなあって思った。だって完璧な人間なんてさ、いないわけだしね。ただの平均的普通の人だったら、人生つまんないしね。

・小学生のキッチンで親子マジック(村上祥子)
夏休みの科学研究の参考になるかしら~と思ったけれど、あまり参考にならなかった。
実験したら、全部おやつとして食べられるというのが素敵~~。でも実験しなかったんですけど(笑)
これ色々シリーズ出てますね。台所は科学の宝庫!って感じですかね。


・一瞬で金運がアップする、財布の本(佐藤伝)
財布を買い換えたので、読んでみた。参考になることもあるけど~。うーむ、ビジネスマン向き?
財布にポイントカードとか入れちゃだめって言われても!主婦の財布には入れるよねえ。不便じゃん。
財布とカードケースを別にしたらいいってことだけど、レジでもたもたするのがいやだしなあとか、言ってるから金運がアップしないのかしら~~。あはは~~。
でもね。お財布大事にしようって思える一冊でした。

・あっというまに歌がうまくなる!(上野直樹)
良書です!ボイトレに通えないので、これ実践していこうっと。普段の声も変わってくるかなあ。
ビブラートは手で空気をあおいでつける、とかはオモシロネタみたいで笑った。

・こどもの才能チェックBOOK(野添絹子)
これまたものすごくいい本に出会えて、ちょっと感激です。
子どもの「得意分野」と「不得意分野」を発見できる画期的なチェックリストがあるのね。そのリストの結果に基づき、一人ひとりの子どもの特性から、得意分野を伸ばす方法、苦手分野を得意分野で補う方法が解説されているの~~。
なので「算数が苦手で音楽が得意な子への補足方法」とかね。使えるなあ。
こういうの自分が子供の頃に知りたかったよ・・・。ちなみに娘の得意不得意がもう私と全く同じだったというね。小3くらいからがチェックできます。

・ドゥダ・ダンシン!⑬(槙村さとる)
バレエマンガ、ようやく完結!長かったなあああああああ。
最後はもうちょっとグダグダでね、鯛ちゃんすごすぎない??って感じの展開でしたが。
初期のころのが好きだったなあ。
槙村さんのマンガ、最近ほんとつまらないです。でもつい読んでしまう。往年のファンですから。

・天上の虹22(里中満知子)
持統天皇物語、いよいよクライマックスで次巻で完結だそうです。これも長かったなああああああ。
私が大学センター試験受けた時にね、日本史の問題がちょうどこの持統天皇のあたりだったので、マンガのおかげで楽勝だったという。
というくらい、昔からあるわけですよ、このマンガ。名作ですね。史実を元に、里中先生の視点で描かれています。
また完結したら一から読み直したい。


長々~~と書いたけど、8月もいっぱい読んだなあ。
そしてマンガはいくらでも読めますねえ。
本を読むのがほんとに好きです。いい本に出会うと心が躍ります。