これまで出版した絵本を紹介します。
●ばらのことり(福音館書店こどものとも567号 2003年
私の記念すべき、絵本作家デビュー作です!
福音館書店の「創立50周年記念作品大募集採用作品」でなんと3000作の中から選ばれたというキセキの一作。
ふうことおとうさんとネコのニャンタのお話。自分の亡き父を思い出しながら創作しました。
●ひみつのたまご (すずき出版 こどものともひまわり版 2004年)
初めて持ち込み営業して採用された作品です。いきなり編集長にメールしちゃうという暴挙に(爆)ほんとに右も左もわかっていなかったのです(今もですが)
男の子2人がハトの卵を見つけてそっと秘密に見守る。。。っていうお話です。
その後、韓国語に翻訳されましたがその時は右開きが無理やり反転されて左開きになってまして、絵のへたくそさが顕著にわかるという(涙)
韓国版はなぜかタイトルも変更されてまして「しー、ひみつだよ」になってました。そのタイトルいい!と思った次第です(笑)
●たっちゃんまってるよ (アスラン書房 おくもとゆりこ著 よこみちけいこ絵 2008年)
はじめて、他の方の文章に絵をつけるお仕事でした。色々難しくてほんと大変でしたが、いい勉強になりました。ラフ作りだけで9カ月くらいやり直したのを覚えています。。。(このブログの中の「絵本ができるまで」に詳細が書かれているはず・・・)
作者のおくもとさんの教師時代の体験から描かれた作品です。
いろんな子供たちが描けて楽しかった!また学校を舞台にしたお話が描いてみたいです。
●まけるな!キジバト (岩崎書店 朝川照雄著 五刀円原案 よこみちけいこ絵 2009年)
こちらもお話に絵をつけさえてもらいました。そして朝川先生との初めての出会い(笑)
これは広島県主催のプロジェクト夢配達人で、五刀円さんの案が採用されて自然環境についてを絵本にしてもっとたくさんの人に知ってほしい!との願いから、絵本が作られました。当時5年生で素晴らしい感性だと思います。
朝川先生が文章を練り直し、私が絵をつけることになりました。絵本は県内の小学校に配布され、そのあと岩崎書店から商業出版として改めて出版が決まりました。ちょうど息子を産んだ日にそのことを教えてもらい、小躍りしたのを覚えています(笑)
●ものしりひいおばあちゃん (絵本塾出版 朝川照雄著 よこみちけいこ絵 2011年)
ふたたび朝川先生との共著です。先生は広島在住なので、ラフの段階から色々なことを相談しながら絵本を2人であーでもないこーでもない~とファミレスで話しながら作り上げることができて、楽しかったなあ。まさに共著!って感じでした。まだまだ未熟な私で、いっぱい鬼のダメだしが出ましたが、優しい絵本ができました。色々鍛えられた一冊(笑)
絵本ナビさんで、全ページ立ち読み可能です!
こちらから
●ひみつのたからさがし (ポプラ社 2012年)
初めての自作自絵のハードカバーでの絵本です。夢でした!わーいわーい!
これは「ママ絵本大賞」というコンテストで大賞をいただいて出版になりました。
全ページ直して、〆切ギリギリでほんとにも~大変でしたが、自分がどういう絵が描きたいのかようやくわかってきたかな~という作品です。
●ばらばあちゃん(すずき出版 2014年)
念願かなって、ようやくすずき出版から月刊絵本が出版できました~~~。
10年ごしでしょうか。前の「ひみつのたまご」から。
これは2年くらい前に可児市手作り絵本コンクールに応募した作品を元にまた新しく作った絵本です。
「しまった!!!」
やってしまった!っていう子供の心の動きというか、罪悪感というか、そういうものを表現したかったのだけど、なかなか難しかったわあ。
絵は今までで一番、のーーびのびと描けた気がします。
この絵本ができるまで、いろいろほんとに大変でしたが今できることは全部出し切れたと思います!
★連載
地元の情報誌「くれえばん」で連載していた絵童話「とうせんばのつやちゃん」
呉空襲のことをテーマにした戦前の呉市のとうせんばという商店街のお話です。
一年くらい連載をしていたのかな?娘がまだ0歳の頃で、育児の合間に描くのがなかなか大変だったなあ。。。と懐かしい。
で、これは絵童話で文章がメインで、すごく長いお話だったので、絵本11画面にぎゅぎゅっと描き直したものがあります。
それが、こちらのサイトで見れるようになりました~~~~!!わーいわーい。
できれば絵本にして呉市の小学校に配りたいくらいなんですけどね、なかなか実現しないなあ。
よろしくお願いしますよ、く〇えばんさん~~~!
サイトは
こちらから★★★
「とうせんばからのてがみ」というお話です。スマホでも見れるようです。
ふうちゃんのそら(自費出版2015年 原案中峠房江 作絵よこみちけいこ)
呉空襲を体験された中峠房江さんの体験をもとに、紙芝居を作りました。
私の暮らす街、呉であった大空襲の出来事、語り継いでいくための作品を作るのが長年の夢なの!いつか作りたいの!
と、言われたので
「じゃあ!創りましょう!」と、二つ返事で引き受けました!
私にとっても、新しい挑戦となった作品です。
紙芝居だと、家で気軽に見にくいので、そのまま絵本の形にまとめました。
自費出版なのでいろいろ荒いところも多いのですが、いまのところ800部作って、750部出ています。
書店では販売していませんが、私まで問い合わせてくださいましたら、一冊1000円プラス送料でお渡しできますので、
お気軽にご連絡ください。
●かあさんのまほうのかばん(童心社 2016年)
はじめての文章だけで参加した絵本です!
これまで作画の画だけはやったことがあるのですが、作だけははじめて!
新しい気持ちでしたねえ。
なんと!最初の企画を出してから、出版まで8年がかりです!長かったわーーー。
なかざわくみこさんという、とっても繊細で素敵な絵を描いて下る作家さんとご一緒できて、本当に楽しいいい絵本ができたな!とうれしく思っています!
子育て中のお母さんや子供たち、子育てがひと段落したママさんたちにも、読んでもらいたい一冊です!