何気にインターネットでお爺様の名前「宗義経」を検索してみると、名前が出てくるじゃないですか!
1つは高橋孝代先生がお書きになった論文「沖永良部島のアイデンティティと境界線」の中にある、世之主由緒を訳した「宗義経」の紹介文。
もう1つがお爺様が住んでいた北九州の市政だより:昭和56年4月1日 第423号にヒット。今から40年ほど前の発行です。
何が書いてあったかというと、香典返しの寄付でした。この時期におばあ様が亡くなっているので、おそらくその香典返しを寄付したのでしょう。
金額など詳細は分かりませんが、当時決して裕福ではなかった暮らしをしていたようですので、その中で寄付をしていたとは、何か思うところがあったのかもしれませんね。大きな話題ではありませんが、なかなか直接知ることも無い会ったことも無い方の日常の情報が飛び込んできて、何だかほっこりした気持ちになりました。
お爺様は52歳位の時に、家族で島を出て北九州で暮らし始めています。時代や年齢的にも定職に就くのは難しく、日雇いの仕事などで細々とした収入だったようです。当時、お爺様の兄二人が北九州で家族で生活していたそうですが、長男は昭和20年に既に他界。次男は健在でいらしたようですが、兄弟と言えども頼れるような感じではなかったようで、沢山の子供を育てるのに本当に貧乏でどん底な生活だったと聞いています。
お爺様のことはまた別で紹介しようと思いますが、思わず見つけたお名前にちょっとブログを書いてみたくなりました😄