画像①(QBPフィルターⅢ使用、VGA切り出し)
こと座のε星は、重星のε1とε2が共に連星で、ダブルダブルスターと呼ばれているそうだ(残念ながら画像①ではそれぞれ連星のかけらも見えていないが)。なお、この2つの間にさらに星が見え十重星との話もあるとか。アップ前の画像では5つ。アップ後の画像①では、3個ほど見えるが、該当するかどうかはわからない。次の観望での課題としたい。今年はここまで。
画像②SharpCapProでのDSIA(ディープスカイ・イメージ・アノテーション)
ε2 のみが表示されている
画像③(元画像)
Ⅱ.こと座 ζ Lyr
画像④QBPフィルターⅢ使用、VGA切り出し(FMA135では、星が分離されていない)
画像⑤SharpCapProでのDSIA(ディープスカイ・イメージ・アノテーション)
画像⑥(元画像)
覚書)
Wikipediaによると、こと座のβ星シェリアク(二重星)、γ星スラファト(連星)、η星アラドファル(三重星)、δ星(二重星)、ε星(四重星、十重星?)、ζ星(重星)と重星のオンパレード。1つぐらいは観望してから、こと座の観望終えたいと思っていた。
それから1ヶ月。はくちょう座のアルビレオが観望(記録074)できたことで、もしかしてこと座にも観望できる重星があるかもしれないと考えSynScanProの二重星リスト(画像⑦)を見る。せめて星座ぐらい書いてくれと愚痴りながら見ていくと、ε Lyrとζ Lyrの文字、確かLyrはこと座の記号。
そして、手はじめにFMA135で試す。自動導入でこの2つを電視観望し記録を取ることができた。残念ながら、ζ Lyrは、重星が分離してないが・・・重星の雰囲気(二色雪だるま)は記録できた。次の観望まで精進あるのみ。Mak127をもっと活用できるようにするしかない。
画像⑦
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン
5)天体望遠鏡セット「VIRTUOSO GTiシリーズ」| Sky-Watcher
6)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒~シュミット
10)R100SとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(7) - KIMUKAZU blog
撮影データ
2023年6月5日晴れ、満月の翌日