よしべや自然博物館

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天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録080(かみのけ座 C36/NGC4559渦巻銀河)

2023-06-12 05:00:00 | C天体

かみのけ座 NGC4559(C36、渦巻銀河)

画像①(IR640PROⅡフィルター使用、VGA切り出し)

IR640PROⅡフィルター第二弾。今回は色調整するとぼやけるので、赤いままの掲載。(大きな違いはないが)

ネット上では、きれいな姿をとらえたものが多く存在し、人気のある銀河であることがわかる。FMA135ではいつものように存在確認と雰囲気を味わう程度。でも以前よりはましになった気がしている。

いつも画像処理のあとは、資料探しと学習に移るが、マイナー気味の天体はWikipediaでも詳しい説明は無い。日本語Wikipediaに掲載が無い場合も多い。Windows10のEdgeではヒット率が低く、iPadのSafariは英語版Wikipediaで翻訳が利かない時があり、少し困り気味であったが、検索の原点であるGoogleに戻ったら、色々なところから情報をひらってくれ翻訳もOKということで重宝している(誤訳も多いが・・・今回は、3000万を30万と訳した)。

それは兎も角として

NGC4559は、カルドウェルカタログのC36の別名もある。地球から約3000万光年はなれたかみのけ座に位置する渦巻銀河。明るい青色変光星(LBV)が超新星爆発と間違うような爆発を何度も繰り返しているため、HST(ハッブル宇宙望遠鏡)で積極的に観測されているようだ。コマⅠグループに属し、かみのけ座超銀河団のメンバであるらしい。(以上資料12・13より)

画像②アスタップによるプレートソルブ、α,δ grid表示、ディープスカイ・アナテーション

画像③(元画像、中心から左斜め上)

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒

4)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン

5)SkyWacherAZ-GTiマウント

6)IR640PROⅡフィルター | 株式会社サイトロンジャパン

7)楕円銀河~Wikipedia

8)レンズ状銀河~Wikipedia

9)渦巻銀河~Wikipedia

10)NGC4559~英語版Wikipedia

11)Hubble’s Caldwell Catalog Caldwell 36~NASA

撮影データ

2023年6月7日晴れ、薄雲多し、月齢18.5 
ベランダ観測所
かみのけ座 NGC4565(C36、渦巻銀河)
FMA135+Neptune-CⅡ+AZ-GTi+IR640PROⅡフィルター
FMA135ヘリコイド位置53
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでPNG保存
Raw16、Area2712x1538、Offset=120、Gain=380
Exposure=4s×81frames=324s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Astapで、プレートソルブ、自動色補正、α,δ grid表示、Deepsky annotation処理、jpeg保存
Microsoftフォトで、色・明るさ等調整、トリミング