さそり座 アンタレス(αSco)、M4球状星団
画像① 6月16日撮影。QBPフィルターⅢ使用、トリミングなし、すみに若干の視野回転あとあり
「さそり座きたら、アンタレス見てらっしゃい!」のノリで、電視観望。ガーネット・スターの親玉の雰囲気。アノテーションをかけると近くにM4球状星団が、散開星団の雰囲気で見える。このあたりは、上級天文ファンが、カラフルタウンの名で赤・青・黄色の星雲の姿を多数投稿している。はじめからそこは無理と考えていたので、アンタレスを電視観望できただけで満足。ついでに、M4を中心において観望しようとしたが、FITSファイルが保存されていなかった。
翌日、再度M4を観望(画像④)。M4だけを考えて画像処理。少し球状星団の雰囲気がでた。
Wikipediaによれば、M4は距離約7200光年で地球に2番目に近い球状星団とのこと。だからいつもよりましに写ってる。私の腕が上がったわけでは無かった。残念。
画像②SharpCapProによるディープスカイ・イメージ・アノテーション
画像③アスタップによるプレートソルブ、α、δ grid表示、ディープスカイ・アナテーション、アンタレスに対して右クリック選択から、「Local adjustments」→「Local colour smooth stars」を適用
画像④ M4を中心に6月17日再撮影、撮影条件は、画像①とほぼ同じ。アスタップで自動色補正、ステライメージLiteで調整。トリミングなし。
画像⑤ 画像①よりVGA切り出し
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン
6)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒~シュミット
8)Sky Watcher AZ-GTiマウント+三脚~シュミット
12)梅雨の晴れ間の撮影(その2) - 久しぶりにFMA135で撮影 - - 元天文少年の星撮りブログ
13)(2024/06/10追加)1年経ってSeestarでM4撮ると
撮影データ
2023年6月16日快晴、大星夜、月齢27.5
ベランダ観測所