さそり座 M7散開星団(NGC6475、トレミー星団)
画像① QBPフィルターⅢ使用、1024×768サイズ切り出し
M7散開星団は、130年頃にトレミー(プトレマイオス)が「さそりの針に続く星雲(星団?)」と記述したことから、トレミー星団と呼ばれている。大きい!画像④から見ると満月と同じぐらいか少し大きいぐらい。FMA135+Neptune-CⅡでは全体が収まったが、これより焦点距離が長くなると収まらない可能性がある。眼視の場合は低倍率で見る天体だろう。Wikipediaに南にバーナード287(暗黒星雲、B287、画像④参照)があり、双眼鏡で確認できるという記述あり。暗黒星雲が直接見れる(いや見えないけど、周りと比べて確認できるとういうことになる)。いいね!この夏の眼視観望リストに入れておこう。
画像②SharpCapProによるディープスカイ・アノテーション
画像③元画像から、2400×1400切り出し
画像④アスタップによるプレートソルブ、α,δ grid表示,ディープスカイ・アノテーション
画像⑤ステタラナビゲーターLiteによる観望位置
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン
6)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒~シュミット
8)Sky Watcher AZ-GTiマウント+三脚~シュミット
撮影データ
2023年6月17日
ベランダ観測所
さそり座 M7散開星団
FMA135+Neptune-CⅡ+AZ-GTi+QBPフィルター
FMA135ヘリコイド位置53.5(但し、延長等が長かった)
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
Raw16、Area2712x1538、Offset=120、Gain=380
Exposure=4s×73frames=292s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Astapで、プレートソルブ、α,δ grid表示、Deepsky annaotation処理
Microsoftフォトで、色・明るさ調整、トリミング等