よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録072(へびつかい座 M10球状星団)

2023-06-04 06:00:00 | M天体

へびつかい座 M10球状星団

画像①(UV IRカットフィルター使用、保存PNGファイルよりVGA切り出し)

へびつかい座のメシエ天体は、M9、M10、M12、M14、M19、M62、M107の7つ。そのすべてが球状星団。球状星団の観望がまだへたくそな観測員泣かせの星座。『他の天体もへたくそじゃない。しっかり精進しなさい!』 うーん。いつもの空耳が・・・。

悪天候続きと言うことで・・・。記録を残しておくと次の観望の資料になるし・・・『いいわけ?』

閑話休題

M10は、実視等級6.6で、双眼鏡や小口径の天体でもそれなりに楽しめるとのこと。是非機会をつくりチャレンジしてみたい。さらにWikipedia(資料10)を読むと、へびつかい座自体が、惑星を持つ恒星があったり、ケプラーやティコ・ブラエーが超新星を観測した記録が残っていたり、ガリレオが天動説の否定にそれらの超新星を利用したり、昔から天文学者さんたちに興味を持たれた星座のようだ。

よしべやからは、東の空にある5月初旬しか観測できないが、いつかはリベンジして観測結果をまとめたい。

 

②アスタップによるプレートソルブ、α,δ grid表示、ディープスカイ・アノテーション、VGA切り出し(画像①より若干回転)

画像③PNGファイルより、視野回転部分トリミング (約2500×1400)

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒

4)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン

5)天体望遠鏡セット「VIRTUOSO GTiシリーズ」| Sky-Watcher

6)UV IRカットフィルター(PlayerOne)

7)M10~Wikipedia

8)AstroArts-メシエ天体ガイド:M10

9)M10~国立天文台NAOJ

10)へびつかい座~Wikipedia

 

撮影データ

2023年5月12
メダカ部屋観測所
へびつかい座 M10球状星団
FMA135+Neptune-CⅡ+VirtuosoGTi+UV IRカットフィルター(PlayerOne)
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
Raw16、Area2712x1538、Offset=100、Gain=350
Exposure=15s×35frames=525s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Astapで、fitsファイルをプレートソルブ、自動色補正、回転処理、α、δgrid表示、Deepsky annotation処理、jpeg保存
Microsoftフォトで、スポット修正・色・明るさ調整、トリミング等