前からその話は伺っていたのに、うっかり見過ごしてしまいました。
私と同じように見逃した方、御安心あれ、
再放送が1月8日(木)午後1時35分〜50分にあります。
今度は予約録画しとかないと…
楊名時師家のビデオを拝見していて、
師家のなさっている型の遣り方で演武したいという気持ちが芽生えてきました。
同じ型でも、
1.師家のなさりよう
2.現在の日本健康太極拳協会が統一しようとしている遣り方
3.楊進老師が提案なさっている、健康を考慮した新しい遣り方
に大別される。
どの遣り方も一理あると思うので、一人で演武する時は、
自分の遣りたい遣り方でやれば良いと思う。
但し、指導する時や日本健康太極拳協会主催の会では、日本健康太極拳協会の遣り方で遣るべきだと思う。
楊進老師は、
健康太極拳標準教程 (2012年4月発売 )で、健康を考慮した新しい遣り方を提示されています。
1.起勢 掌はみぞおちから腹前くらいにおろす。
2.野馬分ゾン 1歩目の弓歩では、健康のために新しい遣り方を提案されています。と言っても、師家が初期になさっていた伝統拳の方式で、
右足の爪先を先に内に入れておき、その後左足を踏みだして弓歩にします。
6.
倒捲肱
始めに両腕をいったんゆるめる動作がある。初心者はなるべく大きく、習熟するにつれて小さくまとめるのが基本。
10年ほど前、橋先生に「皆ばらばらなんだけど、正しくはどうするのですか?」と伺ったことがあります。
「細かいことは良いんだよ」と言われましたが、真意はここにあったんですね。
7.攬雀尾
ここでも、健康のために新しい遣り方を提案されています。
右足の爪先を動かさないで球を抱え、その後左足を踏みだして弓歩にします。そうすると、踵を動かす動作もなくなり膝への負担がなくなります。
9.単鞭
ここでも、健康のために新しい遣り方を提案されています。
転身の時、右足は動かさないで、左足を踵を中心に爪先を内側にいれる。→右足重心→左足を寄せる→左足を踏みだして弓歩にします。
15.転身左ドンジャォ
9と同じ転身の遣り方を提案されています。
右足は動かさないで、左足を踵を中心に爪先を内側にいれる。→右足重心→左足を寄せる→左足を踏みだして弓歩にします。
18 左右穿梭
左から右に移る時、
左足にひざをやや緩め、右足の爪先をやや内にいれる。
21.搬欄チュイ
盤の時、右に重心があるが前足が外に向いており弓歩ではない
虚歩は4:6