今日太極拳の稽古を終えて、下北沢周辺をぶらぶらしました。
下北沢駅西口から井の頭線の踏み切りを渡って、南に道なりにぶらぶら1キロ行く(茶沢通りと並行して)と、
鎌倉橋南という交差点がありました。
ここには経堂から渋谷行きのバス停も近くにあります。この角を右に行こうとして、目が釘付けになり、足が止まってしまいました。
店先に古い土の付いた石甕が数点!
蹲か水琴窟か?
その隣にあるのは赤黒い色の上薬に微かな模様のついた大甕です。
引き寄せられるように店内に入ってみるとえも言われぬ世界が広がっています。
実用的な道具やお面、家具、オブジェ、バッグ、靴、マフラーのような布地まであるのに
ある種統一された空気が流れています。
上野の博物館でもこんな感じは受けませんでした。
現地の人の息遣いが聞こえてくるような圧倒的な存在感を全ての物が放っています。
小説の世界に迷い込んだ気分で佇んでいると、麗人とでも言うべき店員さんに声をかけられました。
個々の品物をじっくり見ようとか、値段がどうとかそんな気には少しもなれず、
只々圧倒され、それでいて幸せな充実した気持ちを胸に店を後にしました。
店員さんによると店先の石甕もインドのもので日本のものではないそうです。
自宅でネットで調べたところ、私が心惹かれたのはアフリカンアートです。
お店は
東京かんかん ギャラリー本店
東京都世田谷区代田1-47-1