お庭は連日一般公開されています。邸宅も当時のまま残っていて、土日や祝日にはお宅の中まで拝見できます。
昨日は、前庭にある池に突き出た東屋でぼーとしてました。
他に人はいないし、四方を木々で囲まれ、聞こえるのは水音のみ。
深山幽谷とまではいかなくても、まるで山の中にいる気分です。
こうしていると、抹茶が飲みたくなってきました。
1年前邸宅の中を拝見した時、ちゃんと水屋があり、炉が切ってあったのも頷けます。
しばらく静寂に身を委ねた後,さらにお庭を散策させて頂くことにしました。小道を降りていくと、下の池が見えてきました。先程聞こえていた水音はこの下の池へと水が流れていく音です。
水芭蕉にはまだ早かったらしく、アジサイもまだ咲いていず、わずかに黄色の名もなき花が彩りを添えているのみ。
一面緑の野趣溢れる庭園もまた良いものです。
自然に抱かれて心豊かな気持ちで帰途につきました。