2016年1月14日(木)
三種類のどんぶりと生ビールを飲食し、午後6時にはお祭り広場特別観覧席に移動し、日本の祭りを観覧。
夜の部最初は、御陣乗太鼓(石川県輪島市)演奏が披露されました。
(巻頭写真は御陣乗太鼓:2016年1月14日18時04分撮影)
御陣乗太鼓は毎年奥津姫神社の大祭(名舟大祭:7月31日夜から8月1日)に
仮面をつけて太鼓を打ち鳴らし氏神への感謝を捧げる習わしとなっている。
昭和36年に輪島市指定文化財。昭和38年に石川県無形文化財。
次は、鳥取しゃんしゃん祭(鳥取県鳥取市)
毎年8月13日から15日に開催される鳥取市最大のイベント。
祭のメインイベントである一斉傘踊りでは、毎年約4,000人の踊り子が市内を踊るそうです。
第50回記念大会(平成26年)に最大の傘踊りで世界記録を達成しています。
(鳥取しゃんしゃん祭:2016年1月14日18時28分撮影)
三番目は、西馬音内盆踊り(にしもないぼんおどり:秋田県羽後町)
日本三大盆踊り(西馬音内盆踊り・郡上踊り・阿波踊り)の一つに数えられる700年以上の歴史と伝統を誇る夏祭りで、
毎年8月16日から18日に行われ、人口2万人の町に、3日間で10万人の観光客が訪れるそうです。
1981年(昭和56年):国指定重要無形民俗文化財
<解説文>名称:西馬音内盆踊り
盆踊は、全国各地でそれぞれの特色を伴なって伝承されているが、西馬音内で踊られている盆踊は、とくに洗練された流麗優雅な踊り振りにすぐれた芸態を示し、盆踊の一典型としての価値が高い。
踊り手のうち、とくに女たちは端縫【はぬい】と呼ばれる端布【はぎれ】を縫い合わせた風雅な着物、あるいは浴衣に白足袋のいでたちで踊り、編み笠または彦三頭巾と呼ばれる黒頭巾をすっぼり冠り、顔を見せないようにしている。彦三頭巾のいでたちは亡者をかたどったという言い伝えを残し、盆に精霊とともに踊るという供養踊の伝承の面影をいまに伝えている。
盆踊の囃子は、笛・大太鼓・小太鼓・三味線・鼓・鉦などで編成され、特設屋台の上でにぎやかに演奏され、これに合わせて地口と甚句が歌われる。
宵のうちは秋田音頭と同じ地口で囃される「音頭」から踊りはじめ、夜が更けてくるにつれて、「甚句」の踊となるのが習わしになっている。「甚句」の踊は、また、がんげ踊とも亡者踊とも呼ばれる。
快活でにぎやかな囃子でありながら、その踊りの振りは実に優雅で美しく、数ある盆踊の中でも傑出したものと評価されている。
(西馬音内盆踊り:2016年1月14日18時43分撮影)
四番目は、秋田竿燈まつり(秋田市)
日本三大提灯祭り(秋田竿燈まつり・二本松提灯祭り・尾張津島天王祭)の一つに数えられる祭りで、
毎年8月3日から6日に開催され、来場者数は約130万人になるそうです。
先ず中央スクリーンにて秋田竿燈まつりを映像で紹介。
(秋田竿燈まつり:2016年1月14日19時28分撮影)
(秋田竿燈まつり:2016年1月14日19時31分撮影)
1980年(昭和55年):国指定重要無形民俗文化財
<解説文>名称:秋田の竿灯
竿灯は、長い竹竿に9本の横竹を結び、46個の提灯を吊るしたものを、若者が囃子に合わせて腰や肩、額などに乗せさまざまな姿であやつるものである。
竹竿には大、中、小とあり、大若、中若、小若と呼び年齢別で分担する。
竹竿の先端には秋田八幡神社から受けた霊符のついた御幣が立ててあり、これは8日早朝にはずして旧雄物川に流す。
(秋田竿燈まつり:2016年1月14日19時33分撮影)
(秋田竿燈まつり:2016年1月14日19時37分撮影)
最後は、青森ねぶた祭(青森市)
東北三大祭り(青森ねぶた祭・仙台七夕まつり・秋田竿燈まつり)の一つで、
毎年8月2日~7日に行われる。
(青森ねぶたまつり:2016年1月14日19時58分撮影)
(青森ねぶたまつり:2016年1月14日20時03分撮影)
1980年(昭和55年):国指定重要無形民俗文化財
<解説文>名称:青森のねぶた
この行事は、いわゆる「ねむりながし」の習俗、すなわち仕事の妨げとなる眠気を送り出す習俗が風流化したもので、笛・太鼓の囃子に「はねと」等多数が一団となってねぶたが町を練りまわる。
ねぶたは、台上に歴史上の人物、物語の人物等で勇壮なものを題材にとり、木や竹などを骨組みとした紙製の人形を飾ったものである。
会期の後半に行ったので「青森ねぶた祭」の山車が会場内のお祭り広場を運行していました。
(青森ねぶたまつり:2016年1月14日20時05分撮影)
(青森ねぶたまつり:2016年1月14日20時08分撮影)
(青森ねぶたまつり:2016年1月14日20時13分撮影)
会期の前半は、能代七夕「天空の不夜城」の山車が会場内のお祭り広場を運行したみたいです。
平成26年に制作・運行された2基目「愛季」。
全高24.1m、城郭型の灯籠としては日本一の高さを誇ります。
台車だけで重さ20t、さらに灯籠で8tの重さがあるそうです。
初めて見ましたが、圧倒されました。
綺麗でした。
(秋田県能代七夕「天空の不夜城」:2016年1月14日20時17分撮影)
東京ドーム最後の写真データは2016年1月14日20時21分撮影でした。
2020年の祭りは、新型コロナウィルス感染拡大の影響でほとんどが開催見送りとなっており残念です。
一度、現地で見たいものですね。
「ふるさと祭り東京」2016in東京ドーム(完)