TANAKA式カットソー教室ブログ

上品でエレガントな大人のためのオリジナルカットソー教室
ワンランク上を目指す貴方へ。

TANAKA式カットソーについて

吹上教室閉校後の講習は現在サクラメイトのみで行っています。代わりにYouTubeで簡単な小物作りやカットソー等、動画配信をさせて頂いています。 現在はまだ動画作りの練習段階ですが、来年にはカットソーの基礎から、きちんとした形で皆さんのお役にたてるような動画と、さらに交流も出来たらと思っています。宜しくお願い致します。

洋裁学校の洋裁と工業的な洋裁についてⅡ、フレアーチュニック(生徒作品)

2018年03月06日 | 洋裁

       先日の続きです。

 

 洋裁学校で習う洋裁と工業的な洋裁の違いについて。

  先日は学校で習う洋裁についてお話しました。

      

 

    今回は工業的な洋裁について、です。

 工業的というのは、簡単に言うと既製服のことです。 

  既製服は、利益を出すのを目的にしますね。

  大量生産で、コストを出来るだけかけずに

   売れるものを作らなければなりません。

  

     その作り方は、大まかに言うと、

   (勿論メーカーにより異なりますが・・)

 

            デザイナーさんがデザインし、

  パタンナーさんが製図し、パターンを作ります。

    (縫い代付きの型紙を作ります。)

  その後試作をして、商品になるようだったら工場へ。

  

      工場では、裁断師さんが、

 縫い代付きの型紙に合わせてまとめて裁断します。

  その後、無駄のない流れ作業で縫製されます。

 

     簡単に書きましたが、その他、

  各メーカーによりいろいろな工程があります。

 

  最近は、製図や裁断などもコンピューターで

    出来てしまうとも聞いています。

    各メーカーさんはコスト削減の為、

       デザインだけでなく

    縫製の仕方についても日々研究されて

  安価なお洋服がたくさん出回るようになりました。

 


     お洋服を手作りするにも、

   ニット生地も決して安くはありませんね。

      価格だけで見るなら、

  既製服の方が安い場合が多いかもしれません。

 

     良くいろいろな方が仰るのは、

  「既製服は高いから、作れるようになりたい。」

    こんなふうに言う方が多いですね。

 

         で も、

     はっきり言います。

 価格だけなら、既製服の方が安いです!

      (勿論技術が上達すれば別ですが。。)

   

     それでも、手作りするのは、

    それに代えられない喜びがありますね。


 技術が身につけば一生ものですし、

  世界に1枚だけのオリジナルも思うままです。

 

 

     話がそれてしまいました。

  

  次回は具体的な作り方の違いをお話しします。

 

   お読みいただきありがとうございます。

 

 

    生徒作品で、フレアーチュニックです。

    残りニットでスヌードも作りました。

     (チュニックは襟なしです。)

 

コメント (2)
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