おはようございます。
今日から教室が始まります。
今回はTシャツの型紙、についてお話しします。
少し難しいかもしれません。
興味のない方はスルーして下さいね。
カットソーご経験者ならおわかりかと思いますが、
Tシャツの型紙は、襟ぐり以外は
前身頃・後ろ見頃とも同じ形をしていますね。
その理由は、
カットソーは既製服の作り方で、
効率的に出来るよう考えられているからです。
ですが、
前後見頃のAH(袖ぐり)が全く同じでは、
着にくいですし、
見た目が綺麗でなかったりしますね。
型紙を修正する前は
洋裁経験者の生徒さんからも指摘を受け、
その都度、洋裁とカットソーの違いについて
説明させて頂いてきました、が、
なんとかならないかと考えました。
しかし問題は、前後見頃のAHを、
洋裁と同じように製図してしまうと
袖も洋裁と同じく、
内袖、外袖を作らなければいけません。
カットソーの、袖の型紙は左右がなく、
内袖も外袖もありません。
その為、初めての方でも簡単で、
短時間に出来上がる利点があります。
考えた末、洋裁型紙ほどではありませんが、
袖はカットソーのままで、
前後見頃の袖ぐりの深さを変え、
私なりのTシャツの型紙を作りました。
(10年ほど前のことですが。)
*、ただし、カットソーの良さをなくさないため、
洋裁ほどきちんとした型紙ではありません。
ここまで見て下さった方、ありがとうございます。
最後に生徒さん作品のご紹介です。
どちらもOさんの作られたTシャツです。
3回目の講習で作られた作品です。
Oさんは洋裁ご経験も全くない方で、
ロックミシンもお持ちではありません。
下はフリーディで復習された作品です。
教室の様子です。
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