生徒作品のご紹介です。
これはAさんのカットソー作品で、
8枚ハギスカートです。
義姉様の依頼で以前、
マーメードスカートを作られましたが、
その残りニットで作った作品です。
作品はこちらです。
ニットが余りなかったため、
両脇の白い部分も使っての製作ですが、
かえってアクセントになったようにも思います。
小柄でヒップ周りが小さい義姉様は始め、
8枚ハギスカート、と言うと
たっぷりとしたフレアースカートだと
思われたようですが、
このスカートのシルエットは
以前作られたマーメードスカートと同じく
タイトな感じの8枚ハギスカートです。
余談ですが、
カットソーを教えさせて頂いていて
感じることがあります。
それは、
スカート等のハギの枚数で
形が決まっていると思っている方が
多いと言うことです。
例えば、
生徒さんのご希望を伺って
8枚ハギスカートをお薦めすると、
「いえ、8枚では無く6枚ハギ位で良いです」
と仰る方が多いのですが、
初めは意味が良く分かりませんでした。
後になって分かったのですが、
〇枚ハギの枚数で、
形が違うと思っておられるようなのです。
枚数イコール、フレアー分、見たいな感じでしょうか。
しかし、製図上、
何枚ハギであろうと
元の形は同じなんです。
例えば、
タイトスカートでもセミタイトでも
フレアースカートでも、
何枚ハギにでも切替える事が出来ます。
要するに、
どんな形のスカートでも
元の形は同じで、
それを何枚に切り替るかの違いだけなんです。
ですので、
製図をする方はおわかりだと思いますが
同じ8枚ハギスカートでも、
タイトなデザインもありますし、
フレアーたっぷりデザインも
あると言うことです。
但し、
マーメードスカートのように
裾だけにフレアー分を入れるのなら
ハギ枚数が多い方が
綺麗なフレアーを出すことは出来ます。
それと
私が8枚ハギスカートをお薦めする理由は
ニットの布目等を考えても、
出来上がりが綺麗な形になるからです。
長くなってしまいましたが、
誤解をされている方が
多いように感じていましたので
ブログに書かせて頂きました。
ありがとうございます。
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