コップを破壊する。
スキルアップとして、どういうスキルを身につけたらよいか?
まずは、
自分のコップを破壊して、柔軟性を身につける
とよいと思います。
この人は、成長しないだろうな
と思う最大の要因は、
我が強すぎる
ということです。
自分のコップにとらわれすぎていて、
自分が正しい
と思いこんでいる。
こういう人は、
同じミスを繰り返すので、前に進むことはできない
わけです。
仮に、教えてくれる人がいても、
素直に聞く耳がない
ので、
同じやり方に固執して失敗する。
ある程度、自信があるタイプの人が多い。
なぜ、そんなことが分かるんだ!
実は、自分がそうだったからです。
とある試験に何回か落ちて、行き詰っていたときに、
他の人のアドバイスを素直に聞いたら、ウソみたいにうまく乗り越えることができた。
この経験は、自分の人生で一番大きなものだったと思います。
このアドバイスをくれた人には、本当に感謝しています。
コップを壊す。
我を少し弱めて、他人の意見に耳を傾ける。
本を読んで、他人の考えを吸収する。
このブログを読んでくれている時点で、大丈夫だとは思いますが、
他人の意見を聞かない人は、いろいろな情報が入手できず、
情報社会では、損をする
ことになります。
もちろん、大切な情報と、そうでない情報を見極める目は必要ですが。
今日は、党首討論がありました。
政党は、いわば、コップです。
このコップに票を入れて選択するのが、
政党政治
というシステムです。
現在の民主主義は、政党に対する投票という側面が強い。
(ひとりでは法案が作れないため。)
ただ、凝り固まって、自分の政党というコップが常に正しく、
他は常に誤っている
という我の強い政党が、政権を握ると悲惨な結果になります。
ナチスドイツがこの例。
日本の陸軍も我が強く、海軍のような視野の広さが欠けていたため、
多くの国民の命が失われた。
日本が、早い段階で和平交渉をうまく進めていれば、
沖縄に侵攻されることや、原爆が投下される事態は防げた
と思われます。
では、どうやったら、コップを壊せるのか?
最も有効な方法が、
外国人の友人を作る
ということです。
コップが異なると、こんなにも考え方が異なるのか
ということがよく分かると思います。
それを知るだけで、
考え方が柔軟になる
わけです。
例えば、韓国や中国に対する罵声を書き込む人に、
韓国人や中国人の友人ができると、韓国や中国は嫌いだけど、この人は別だ
というように、
偏見の度合いが弱まっていく
ことになります。
さらに、仲良くなると、
韓国人はこういう風に考えるのか
中国人はこういう風に考えるのか
と、
賛成はできなくとも、理解はできるようになる
わけです。
これは、立派な知的成長です。
鳩山発言は、問題発言ですが、
中国人の見方からすると…という趣旨である
ということだと思います(政治家は、そう考えても、そんな発言をしてはいけないわけですが…)。
もちろん、理解と賛成は別。
そういう主張は、一応ありうるけど、
認められない(証拠がない)
ということは、
裁判の世界ではよくある
ことです。
実務でもそうだと思います。
理論上は、可能だけど、
実際には不可能だ
というような。
ただ、
こういった異なる視点から、物事を見る
ということは、重要です。
いろいろなコップを設定し、
そのコップを使いこなす。
どういうことか?
これが、柔軟性。
中国人の考え方を理解しておけば、
中国人とビジネスがしやすくなる。
そうなれば、
中国のコップにおカネが集まるようになれば、
中国のコップでお金を稼ぐ
ことができるようになる。
韓国人の考え方を理解しておけば、
韓国人とは、どう付き合えばよいかが分かるようになる。
そうなれば、
韓国が嫌がらせをしてこないように、
どういう策を立てておけばよいか
が理解できるようになる。
「敵を知り」というのは、
いろいろなコップを自分の中に設定できる
ような柔軟性を身につけるということ。
価値観が単一の人は、
その価値観が壊れたときにもろい。
価値観が多様な人は、
この時代では、どのような価値観を設定するのが有利か
という選択ができるようになる。
これが、
クールに生きる
ということだと思います。
諸行無常。
常に同じものなんてない。
考え方も、変わってよい。
国民の幸せにつながらない国家など、なくてもよい。
社会契約論に、違反するような、
カネだけ取って何もしないよう国家など、存在する意義はない。
家族も、
自治体も、
宗教も、
すべてのものは、コップにすぎない。
自分が幸せに生きられるよう、
コップを選択し、コップを利用していけばよい。
コップが壊れたら、別のコップを探せばよい。
仏教で最も重要な教えは、
固執が苦しみを生む
ということ。
悟りを開くというのは、
「固執」から解放される
ということ。
お金がない。
今後どうなるのか不安だ。
あの上司から毎日いじめられて、どうにかなりそうだ。
大好きな人に無視されている。
成績が伸びない。
悩みは、人を強くするため、
悩みはある程度は必要かもしれません。
でも、
コントロールできないことに、どんなに時間をかけるより、
どうにもならないような「こと」に、固執をしないで、
コントロールできる「次のこと」に、集中した方がいい。
とはいえ、どうしたらいいの?
時間をかければ何とかなることは、コツコツ時間をかけてやる。
他の人や他の道具の力を借りれば、何とかなることは、助けを借りてやる。
あれっ、これどこかで…
いつも読んでくれている人は、そう思うはず。
スキルアップも、クールに生きることも、
最終的には、このコントロール理論が役に立つということ。
もうどうにもならない!!
誰でもいいから助けてほしい。
そんな窮地に追い込まれたら、このコントロール理論を思い出して、
頭をクールに持っていく
とよいと思います。
これは、経験上かなり使えます。
キリスト教も、仏教も、結局は、ここにたどり着く。
第1原則
コントロールできることとコントロールできないことに分け、
コントロールできないことは、そのまま受け入れ、
コントロールできることに集中する。
自分がコントロールできないことで悩んでいないかを冷静に分析する。
第2原則
コントロールできないことも、
時間軸をさかのぼらせることによって、コントロールできるようになることもある。
今は無理でも、すこし先ならコントロールできるようになるかもしれない。
こつこつ、できることをやっていけばよい。
第3原則
コントロールできないことも、
他のものの力を借りることによって、コントロールできるようになることもある。
誰かの力を借りたり、道具を利用したりすることは、なにも恥ずかしいことではない。
もし、それでうまく行ったら、感謝すればよい。
このブログも、
コントロールできないことで悩んで、壁にぶつかっていた僕に、
コントロールできる方法のアドバイスをくれ、
時間をかけてコツコツやっていくことが大切であるとか、
目的達成に役立つものをうまく利用した方がよいということを
アドバイスしてくれた人への感謝の表れ
です。
誰かのためになることを願っています。
これで、スキルアップのテーマも終了です。
最後に、
スキルアップや資格は役に立たないという否定的な人もいますが、
資格は取得後、どうするか
が重要ということだけで、
勉強や努力をすることは絶対に役に立つので、そういうネガティブな意見は気にせず、
自分の目標を目指してコツコツ頑張っていく
とよいと思います。
スキルアップとして、どういうスキルを身につけたらよいか?
まずは、
自分のコップを破壊して、柔軟性を身につける
とよいと思います。
この人は、成長しないだろうな
と思う最大の要因は、
我が強すぎる
ということです。
自分のコップにとらわれすぎていて、
自分が正しい
と思いこんでいる。
こういう人は、
同じミスを繰り返すので、前に進むことはできない
わけです。
仮に、教えてくれる人がいても、
素直に聞く耳がない
ので、
同じやり方に固執して失敗する。
ある程度、自信があるタイプの人が多い。
なぜ、そんなことが分かるんだ!
実は、自分がそうだったからです。
とある試験に何回か落ちて、行き詰っていたときに、
他の人のアドバイスを素直に聞いたら、ウソみたいにうまく乗り越えることができた。
この経験は、自分の人生で一番大きなものだったと思います。
このアドバイスをくれた人には、本当に感謝しています。
コップを壊す。
我を少し弱めて、他人の意見に耳を傾ける。
本を読んで、他人の考えを吸収する。
このブログを読んでくれている時点で、大丈夫だとは思いますが、
他人の意見を聞かない人は、いろいろな情報が入手できず、
情報社会では、損をする
ことになります。
もちろん、大切な情報と、そうでない情報を見極める目は必要ですが。
今日は、党首討論がありました。
政党は、いわば、コップです。
このコップに票を入れて選択するのが、
政党政治
というシステムです。
現在の民主主義は、政党に対する投票という側面が強い。
(ひとりでは法案が作れないため。)
ただ、凝り固まって、自分の政党というコップが常に正しく、
他は常に誤っている
という我の強い政党が、政権を握ると悲惨な結果になります。
ナチスドイツがこの例。
日本の陸軍も我が強く、海軍のような視野の広さが欠けていたため、
多くの国民の命が失われた。
日本が、早い段階で和平交渉をうまく進めていれば、
沖縄に侵攻されることや、原爆が投下される事態は防げた
と思われます。
では、どうやったら、コップを壊せるのか?
最も有効な方法が、
外国人の友人を作る
ということです。
コップが異なると、こんなにも考え方が異なるのか
ということがよく分かると思います。
それを知るだけで、
考え方が柔軟になる
わけです。
例えば、韓国や中国に対する罵声を書き込む人に、
韓国人や中国人の友人ができると、韓国や中国は嫌いだけど、この人は別だ
というように、
偏見の度合いが弱まっていく
ことになります。
さらに、仲良くなると、
韓国人はこういう風に考えるのか
中国人はこういう風に考えるのか
と、
賛成はできなくとも、理解はできるようになる
わけです。
これは、立派な知的成長です。
鳩山発言は、問題発言ですが、
中国人の見方からすると…という趣旨である
ということだと思います(政治家は、そう考えても、そんな発言をしてはいけないわけですが…)。
もちろん、理解と賛成は別。
そういう主張は、一応ありうるけど、
認められない(証拠がない)
ということは、
裁判の世界ではよくある
ことです。
実務でもそうだと思います。
理論上は、可能だけど、
実際には不可能だ
というような。
ただ、
こういった異なる視点から、物事を見る
ということは、重要です。
いろいろなコップを設定し、
そのコップを使いこなす。
どういうことか?
これが、柔軟性。
中国人の考え方を理解しておけば、
中国人とビジネスがしやすくなる。
そうなれば、
中国のコップにおカネが集まるようになれば、
中国のコップでお金を稼ぐ
ことができるようになる。
韓国人の考え方を理解しておけば、
韓国人とは、どう付き合えばよいかが分かるようになる。
そうなれば、
韓国が嫌がらせをしてこないように、
どういう策を立てておけばよいか
が理解できるようになる。
「敵を知り」というのは、
いろいろなコップを自分の中に設定できる
ような柔軟性を身につけるということ。
価値観が単一の人は、
その価値観が壊れたときにもろい。
価値観が多様な人は、
この時代では、どのような価値観を設定するのが有利か
という選択ができるようになる。
これが、
クールに生きる
ということだと思います。
諸行無常。
常に同じものなんてない。
考え方も、変わってよい。
国民の幸せにつながらない国家など、なくてもよい。
社会契約論に、違反するような、
カネだけ取って何もしないよう国家など、存在する意義はない。
家族も、
自治体も、
宗教も、
すべてのものは、コップにすぎない。
自分が幸せに生きられるよう、
コップを選択し、コップを利用していけばよい。
コップが壊れたら、別のコップを探せばよい。
仏教で最も重要な教えは、
固執が苦しみを生む
ということ。
悟りを開くというのは、
「固執」から解放される
ということ。
お金がない。
今後どうなるのか不安だ。
あの上司から毎日いじめられて、どうにかなりそうだ。
大好きな人に無視されている。
成績が伸びない。
悩みは、人を強くするため、
悩みはある程度は必要かもしれません。
でも、
コントロールできないことに、どんなに時間をかけるより、
どうにもならないような「こと」に、固執をしないで、
コントロールできる「次のこと」に、集中した方がいい。
とはいえ、どうしたらいいの?
時間をかければ何とかなることは、コツコツ時間をかけてやる。
他の人や他の道具の力を借りれば、何とかなることは、助けを借りてやる。
あれっ、これどこかで…
いつも読んでくれている人は、そう思うはず。
スキルアップも、クールに生きることも、
最終的には、このコントロール理論が役に立つということ。
もうどうにもならない!!
誰でもいいから助けてほしい。
そんな窮地に追い込まれたら、このコントロール理論を思い出して、
頭をクールに持っていく
とよいと思います。
これは、経験上かなり使えます。
キリスト教も、仏教も、結局は、ここにたどり着く。
第1原則
コントロールできることとコントロールできないことに分け、
コントロールできないことは、そのまま受け入れ、
コントロールできることに集中する。
自分がコントロールできないことで悩んでいないかを冷静に分析する。
第2原則
コントロールできないことも、
時間軸をさかのぼらせることによって、コントロールできるようになることもある。
今は無理でも、すこし先ならコントロールできるようになるかもしれない。
こつこつ、できることをやっていけばよい。
第3原則
コントロールできないことも、
他のものの力を借りることによって、コントロールできるようになることもある。
誰かの力を借りたり、道具を利用したりすることは、なにも恥ずかしいことではない。
もし、それでうまく行ったら、感謝すればよい。
このブログも、
コントロールできないことで悩んで、壁にぶつかっていた僕に、
コントロールできる方法のアドバイスをくれ、
時間をかけてコツコツやっていくことが大切であるとか、
目的達成に役立つものをうまく利用した方がよいということを
アドバイスしてくれた人への感謝の表れ
です。
誰かのためになることを願っています。
これで、スキルアップのテーマも終了です。
最後に、
スキルアップや資格は役に立たないという否定的な人もいますが、
資格は取得後、どうするか
が重要ということだけで、
勉強や努力をすることは絶対に役に立つので、そういうネガティブな意見は気にせず、
自分の目標を目指してコツコツ頑張っていく
とよいと思います。