知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

日々成長?

2013年07月26日 | スキルアップ
成長をどの物差しで測るのか?

これは、人生において重要なことだと思います。

知的な成長であれば、
 幸せに生きるため経験(スキル)
というやや曖昧な物差しで測る人もいれば、
 読んだ本の数
という具体的な物差しで測る人もいるかもしれません。

1時間かけてやっていたことが、30分でできるようになったという
 時間
も成長を測る物差しです。

できないことができるようになったという
 技術
も物差しになります。


日々、成長できるように、目的を設定し、それに適う行動を取る。


ただ、あいまいすぎると、
 やる気が出なくなる
ので、
 計画を立てるのが難しくなる
という問題もあります。


国家の成長というのも同じことです。
物差しによって異なる。

たいていは、GDPなどです。
しかし、たくさん生産し、たくさん消費するようになれば、成長と言えるのか?

では、貿易収支?
貿易黒字になれば、成長していると言えるのか?
貿易摩擦が問題になったり、フェアトレードではないと非難されるかもしれない。

貿易黒字にするには、
 安く輸入し、高い値段で輸出して買ってもらう
ということになるからです。

産油国は、
 多くの国が石油を使うようになれば、値段を上げるので、貿易黒字が膨らむ
ことになります。


国の成長をはかる物差しというのは、難しいものです。

ただ、
 失業率(失業者数÷労働力人口(就業者数+失業者数))

 貧困率(所得が国民の「平均値」の半分に満たない人の割合)
が物差しになることは明らかです。

こういった負の数値が減っていけば、
 国家として成長している
ということです。

そのためには、
 いかにして、稼ぐ人を育てるか。 リーダー(起業家)
 いかにして、継続して稼ぐシステムを作り上げるか。 マネージャー(管理者)
 いかにして、効率よく指示をこなすメンバーを作り上げるか。  スタッフ(従業員)

そして、
 いかにして、得られた利益を配分するか? 給料、待遇


この国がどういう道を歩むべきか?
この問題の議論が必要な時期に来ています。

個人的には、小さな国家にして、行政サービスや行政組織を小さくしていく。
IT化を推し進め、効率を高めていく。
IT教育を義務教育課程に盛り込み、時代の流れに適合する人材を育てていく。

国民は減少するものの、ツール(IT端末)を使いこなして、
 生産性が高い国民を育てていく。

サービス残業は、ゼロ。
働く時間と余暇の時間を確保。
失業率が低くなる。
給料は、それほど高くなくとも、仕事はあるので、生活の不安はない。

企業は中小企業を中心に、爆発的な利益はないが、
 継続的な利益を上げることができる。

サービス業が中心の経済となり、
 リペアなどが当たり前
となっており、
 リペア技術が世界最先端。

人々は、高級なものをリペアして、長く使うような質を求める国家。

テレビなど電化製品は、比較的値打ちな感じで修理できるので、
 今のように買った方が安い
という逆転現象が改善され、ゴミ問題も解決。


おそらく、
 使い捨ての時代から、修理やシェアの時代
になっていかざるを得ないと思います。

それは、資源高だとか、お金が国内から減っていくということのほかに、
 環境だとか、いいものを長く大切に使うという、そういったクールな理由もあります。

日本の建築(家)を見てみると、
 なぜ、20年たつと、ほとんど価値が無くなるのか意味不明
です。

不動産業者に見積もりを取ると、
 土地代程度しか評価してくれなくなります。

 更地の方が高く売れるよ。解体費用がかかるけど。

そういう残念な国家です。

ちなみに、欧米では建物のリフォームは進んでいて、町並みが守られていたりします。
ヨーロッパの町並みがクールなのは、そういうことです。
コメント
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