ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

今日から学校

2005年04月11日 | ゆきちゃんの日記
入学式の後にお休みが続いて
今日が学校の初日です。 

ちょっと緊張をした顔で教室に入って行った由紀子ですが、
担任の先生のお話ではとてもおりこうさんだったようです。 

家で頭を叩きながらイラついている由紀子の顔はなかったようです。 
 

ちょっとホッとしたものの、
たぶん慣れてきてから荒れるのだろうなぁ・・・と、
心配でもあります。 
 

新しい学校でもう一つ新しいことを始めました。 

由紀子を学童に預けることです。 

この養護学校には同じ敷地内に
父母の会が運営している学童があります。 

下校時間に担任の先生のところから、
学童の部屋まで連れてきてくれて
最長5時半まで面倒をみてくれます。 
 

引越しの準備の最中に体調を壊した母は
自分の体力に自信がなくなっています。 

もし、また心臓の発作を起こしたりして
由紀子を迎えに行けなくなったらどうしょう・・・

そんな不安を抱いていた私は
思い切ってこの学童に助けていただくことにしたんです。 

最初は週に一度程度のつもりでしたが、
由紀子の性格からして特別な行事にすれば拒否をすると思うので、
毎日の生活の中に組み込んでしまうことにしました。 

学校が終わったら学童で私を待つ! 

それが当たり前になるように初日から預けることにしました。 

預かってもらうのは1時間ほどですが、
以前のように何時何分までにお迎えに行かなければ・・・
というプレッシャーがないのでとても気持ちが楽です。 
 

働いてもいないのに・・・
そんな罪の意識も感じますが、

誰も知った人がいない土地で暮らすのですから、
誰かに助けてもらわなければ・・・。

そう自分に言い聞かせている私です。 

=END=
コメント
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