ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

遠足は嫌い!

2005年04月14日 | ゆきちゃんの日記



昨日、学校から帰ってきた由紀子が急に遠足の話をしました。 
「遠足は嫌いなんだぁ!」
( ̄□ ̄) 

(・・。)…ん?  

確かに20日は遠足になっているのですが、
何が気に入らないのかしら? 

ちょっと気になりましたが、
最近は何でも反抗をするのが常になっているので
あまり気にしていませんでした。 

でも、今朝になってもしつこく
「遠足は嫌い!行かない!!」
を繰り返します。 


はじめは
「バスで行くんだよ!」とか
「お弁当を作ってあげるから・・・」とか
何とか気持ちを変えようと努力した母ですが、
あまりのしつこさに 

「そんなに遠足が嫌いなら、
先生にそう言えばいいでしょう!!」

と、言ってしまいました。(ちょっと反省!) 

すると、由紀子がそうか!と納得したように

「先生に遠足は嫌いって言うんだよ!!」

(やっぱりまずかったよね!) 
 
その嫌いの理由がわかったのは登校してからです。 

昨日先生が
「明日は遠足のお菓子を買いに行きます。」
といわれていたのだそうで・・・。 

最近、スーパーの中に流れている
音楽が気になって行きたがらない由紀子は
そのせいで「遠足がきらい!」と言っていたのです。 

昨日からのいきさつを担任の先生に話して、
帰って来ましたが由紀子は買い物に行けたのでしょうか? 
 

結果は・・・。 


やはり行けなかったようです。
ρ(-.-、)  


今日の連絡帳は中学部主事の先生からでした。 

みんなと一緒に出かけなかった由紀子を
主事の先生が引き受けてくださったようです。 

たぶん由紀子はパニック状態だったと思うのですが、
ゆっくり話をしてくださり落ち着いた後は
一緒に校内を散歩してチューリップを探したり、
蝶々をみたりしてくださったようです。 

「買い物はできませんでしたが、
心地よい季節は味わえました。」

と連絡帳に書いてありました。 
 

買い物にみんなと行けなかったことは残念ですが、
由紀子はとてもいい時間を過ごさせていただいたようです。 

そのおかげでしょうか、
家に戻ってからはとても落ち着いて
機嫌のいいゆきこでした。 
 

そろそろ学校で自分を出し始めた由紀子・・・

きっとこれからが大変です。 


先生方が手を焼く様子が目に浮かぶようです。
ε-(_- ヾ)ハァ 

でも、主事の先生が 

「本当の自分を出さなければ、
指導はできませんからね・・・。」 

と言ってくださったことで、
母はちょっと気持ちが楽になりました。 

その為に、養護学校への進学を決めたんでしたよね!! 


=END=
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする