

昨日、学校から帰ってきた由紀子が急に遠足の話をしました。
「遠足は嫌いなんだぁ!」
( ̄□ ̄)
(・・。)…ん?
確かに20日は遠足になっているのですが、
何が気に入らないのかしら?
ちょっと気になりましたが、
最近は何でも反抗をするのが常になっているので
あまり気にしていませんでした。
でも、今朝になってもしつこく
「遠足は嫌い!行かない!!」
を繰り返します。
はじめは
「バスで行くんだよ!」とか
「お弁当を作ってあげるから・・・」とか
何とか気持ちを変えようと努力した母ですが、
あまりのしつこさに
「そんなに遠足が嫌いなら、
先生にそう言えばいいでしょう!!」
と、言ってしまいました。(ちょっと反省!)
すると、由紀子がそうか!と納得したように
「先生に遠足は嫌いって言うんだよ!!」
(やっぱりまずかったよね!)
その嫌いの理由がわかったのは登校してからです。
昨日先生が
「明日は遠足のお菓子を買いに行きます。」
といわれていたのだそうで・・・。
最近、スーパーの中に流れている
音楽が気になって行きたがらない由紀子は
そのせいで「遠足がきらい!」と言っていたのです。
昨日からのいきさつを担任の先生に話して、
帰って来ましたが由紀子は買い物に行けたのでしょうか?
結果は・・・。
やはり行けなかったようです。
ρ(-.-、)
今日の連絡帳は中学部主事の先生からでした。
みんなと一緒に出かけなかった由紀子を
主事の先生が引き受けてくださったようです。
たぶん由紀子はパニック状態だったと思うのですが、
ゆっくり話をしてくださり落ち着いた後は
一緒に校内を散歩してチューリップを探したり、
蝶々をみたりしてくださったようです。
「買い物はできませんでしたが、
心地よい季節は味わえました。」
と連絡帳に書いてありました。
買い物にみんなと行けなかったことは残念ですが、
由紀子はとてもいい時間を過ごさせていただいたようです。
そのおかげでしょうか、
家に戻ってからはとても落ち着いて
機嫌のいいゆきこでした。
そろそろ学校で自分を出し始めた由紀子・・・
きっとこれからが大変です。
先生方が手を焼く様子が目に浮かぶようです。
ε-(_- ヾ)ハァ
でも、主事の先生が
「本当の自分を出さなければ、
指導はできませんからね・・・。」
と言ってくださったことで、
母はちょっと気持ちが楽になりました。
その為に、養護学校への進学を決めたんでしたよね!!
=END=