これは太古の海に豊富にあった2価3価鉄塩(FFC)を多く含む水とされ、この鉄は生命誕生に大きく関与して、今でも生体活動にとって重要な役割を持つミネラルとされます。因みにFFC技術と言うのも日本で開発されており、これについてはまたの機会に詳しくお伝えします。
今回は、水が第10の栄養素とされるに至った(コンセンサスは不明)理由について考察しますが、これには水なら何でも同じ、ではなく、特別な水の機能性が徐々に認知されて来た背景があり、LFの関与は大きな一石を投じていると考えます。
LFT(ライフフィールドテスター)は作物の機能性を評価する手段として用いられ、植物の90%は水なので、その生体水の良し悪しを判定する意義は大きいと思います。
実際に、化学肥料と農薬のセットで育てられた作物の生体水は、人体の殆ど全ての組織のLFの共鳴レベルを上げず、中には下がってしまう組織すら在ります。
一方、優れた有機農法で育てられた作物は、ほぼ全ての生体組織の磁場共鳴レベルを高める作用が認められます。
この共鳴が高まると生体組織は互いの連携を強められ、これは細胞間コミュニケーションとして近年注目されて来ております。
さて、水分の多い作物と言えば、やっぱり牛乳が一番でしょう。牛乳のLFTによる評価は見た事があり、瀧澤牧場の牛乳はかなり上の方にランクしておりました。
興味深いのは、こうしたLFの強い水は他の水と混ざった時、そのLFを伝えて水全体のLFを高める働きがある事です。
牛乳は集荷されると地域全体の牛乳が一つのタンクに混ざり合うので、私がLFの高い牛乳を出荷すれば地域全体に僅かながらでも貢献できるかと思います。
有機農産物を差別化して売るのとは別の、陰徳を積める良い有機の普及手段だと思います。