57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

シケインが問題だ❗

2021年06月25日 | カートドライブテクニック

6月23日の水曜日には神戸スポーツサーキットでレンタルカートの練習に行ってきました。
この日は、2輪、レーシングカート、レンタルカートが時間を区切って走ります。
この日のレンタルカート走行は僕一人だけ。
クルマもブルーシートがかけられています。

乗ったクルマは、列の一番うしろ。8号車です。
梅雨の晴れ間でかなり暑いです。今日もいつもの通り、10LAPを3セットほど、走ります。身支度をしてカートに乗り込みます。

1セット目は、ゆっくり走ります。まずはライン取りの確認。そして4コーナーのブレーキのタイミングを確かめます。11LAP走って一旦ピットイン。タイヤに手を当ててみるとホッカホカ😁 

いやぁ〜、あたたまり早いぞぉ〜! 
この日の走行記録はこちらです。

1セット終わって、休憩室でひと休み。水分補給をごっくん。僕がピットインを何回か取るのには、それなりの訳があります。連続走行がしんどいこともあるのですが、それよりも体とともに、頭もクールダウンできるからです。すると、『今の走りはどうだったか?』落ち着いて、客観的に、自分の走りを振り返ることができます。このときも、ふと、思ったんですね。
『最終コーナー手前のシケイン。あれ、どうしようか?』
それがここです。

当然ながら、サーキットでは、写真の手前から向こうへの一方通行です。
さて、このシケイン。神戸スポーツサーキットの6コーナー、7コーナーの連続ヘアピンを抜けて、立ち上がりかけたところの、絶妙な位置に配置されてます。

新しいパソコンで画像に書き込みが入れられるようになりました、ウッシッシ😎😎
ここを真っ直ぐ抜けるライン取りをしようとすると、黄色の線で示したとおり、わざと右へ振って、遠回りのルートを選ぶことになります。僕は、最短距離でコーナーを抜けたいので、左側の縁石ぎりぎりの『インベタ』のライン取り。すると勢い余って、右側のシケイン縁石にガツン、とぶつかるわけです。

ホンマに、イヤラシイ位置にあるなぁ〜❗
写真では、コース幅、結構あるように見えますが、レーシングスピードでここを抜けようとすると、本当に狭いのです。
縁石にガツンと乗り上げると、ほんの短い時間ながら、右リアタイヤも、宙に浮いていることになります。その百分の数秒は、リアタイヤの駆動力(トラクション)が路面に伝わっていない、それだけムダがある走り方になります。僕としては、これをなんとかしたいなぁ〜、と前々から思っていたのです。
***
ゴルフをおやりになる方は分かるでしょうが、ゴルフコースの攻略法と、サーキットの攻略法は、実によく似ています。自分が持っている技量を使って最短でゴールを目指す。ゴルフでは様々な障害物がセットされていますね。池や谷底、ラフに林にバンカー。2段グリーンや下りのグリーンで、悔しい思いをしたゴルファーも多いでしょう。ちなみにぼくは、まっとうな会社員をしていた時代、半ば強制的に上司から『営業マンならゴルフをやれ❗』と命じられました。おかげで全然上達せず、ベストスコア120、で撤退いたしました。😢
***
さて、シケイン路肩乗り上げの件。サーキットのスタッフさんにたずねたところ、『エンジン回転が落ちなければ、乗り上げてもOKではないでしょうか』とのこと。
セオリーとしてはヘアピンからの立ち上がり加速を重視したいところです。実際この日は、2セット目で
『路肩に乗り上げない走り方』
そして3セット目のタイムアタックでは、
『路肩に乗り上げる走り方』をして比べてみました。
いちおう、この日のベストラップは、路肩に乗り上げたほうが速かった! という結果でした。う〜む、まだまだ工夫のし甲斐がありそうですね。

****** 本文、写真の著作権は天見谷行人に帰属します©️Yukito amamiya 2021

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『前後の荷重、左右の荷重』

2020年10月05日 | カートドライブテクニック
レンタルカートをどうやったら、速く走らせることができるのか?
サーキットを走ることに少しづつ慣れてくると、すぐに次の目標が、実に具体的に目の前に現れてきます。
だから面白いんですね、カートっていうモータースポーツは。
今よりもタイムを削る方法とは?
やはり、そのヒントは上級者の走りにあるようです。

参考までに、この上下2枚の連続写真をご覧ください。
神戸スポーツサーキットの最終コーナーです。
8月30日のレンタルカート スプリントレースの模様。

ゼッケン9番の選手にご注目。
上体が右側、つまり『コーナーの外側』に傾いているのがわかります。
これ、コーナー外側のタイヤに、自分の体重を思いっきりかけているのです。
これが、『左右の荷重』です。
この時、ドライバーはどんな風景を見ているのか?

これはボクの車載カメラ映像です。
左側に最終コーナーのクリップポイントの出っ張りがありますね。
ここは複合コーナーになっていて、なかなか曲者のコーナーなのですよ。
目の前にウォールが迫ってきます。怖いんですよ、ここ。
それでも右側に荷重移動させるということは……。
自分の体を壁にぶつける感じでコーナリングしている、という
『必殺😎😎レンタルカート上級者テクニック』なのです!!
なお、このときのゼッケン9番は水田選手と思われます。このレースのヒート2、トップチェッカーですね。

******
カートを練習してゆくと、必ず意識させられるのが『荷重移動』というキーワード。
ボクのような初心者は、まず最初、ブレーキング時の『前後の荷重』を意識するようになります、
神戸スポーツサーキットの場合、まず最初に荷重移動を強く意識するのは、高速の4コーナーでしょう。
まず、最初に『攻めてみたくなる』コーナーなのですよ。

これもボクの車載カメラ映像です。
4コーナーのクリッピングポイントから立ち上がってゆくところ。
(ちなみに、前を走っている方は、体をコーナーの内側に傾けています。左右の荷重を意識していないことがわかるのです。)
コーナリングは分解して考えます。
①コーナー手前のストレート部分でブレーキング
②体が前につんのめるような感覚がある。
③このとき、フロントタイヤに荷重がかかる
④ステアリングで舵を切る。
⑤定常円旋回
⑥クリッピングポイントを過ぎたところでアクセルオン。
⑦コーナーから脱出。
ただ、コーナーを回るだけ。
その、わずか1秒ほどの間に、これだけの要素があるのですね。
ドライバーは、カートに慣れてゆくにつれて、自分の背中とお尻で、
『今、タイヤがどんな状況なのか?』
を感じられるようになります。
例えば、上記の③
荷重移動で、フロントタイヤに『思いっきり』荷重がかかった状態。
フロントタイヤは、路面にギュッと押し付けられています。
この瞬間を逃す手はありませんよ。
この一瞬が、タイヤの持っているポテンシャルを120%引き出す、一番オイシイ部分だからです。
レンタルカートでタイヤロック&スピン

コーナリングを練習するとき、この荷重移動を『体で感じられるか?』
が一番重要なのです。
タイヤを体で感じるためには、まずは、リラックスして、ゆっくり走って、
ひとつひとつの要素を、しっかり確認しながら走ること。
そうすると『走りの質が向上する』のです。
ただ、サーキットをがむしゃらにエンジン全開で走りまくるだけでは、
『大切な気付き』を得ることは少ないでしょう。
ボクのように不器用で、才能も、素質もない、おまけにお金もない(ボロカスやなぁ〜)😂😂😃
そんなドライバーは、やはり、よく考えて、
1LAP、1LAPを絶対に無駄にしない、そういう意識が必要だと思います。
還暦レンタルカート59秒、神戸スポーツサーキット HD 720p

毎回、ボクはサーキットを走るとき、
『今日は4コーナーのブレーキングポイントを確認しよう』とか、
『7コーナーからのライン取りを変えてみよう』
など、必ず、練習のプランを立てるようにしています。
これは社会人になってから、教えられた
『PDCAをまわせ!!』という手法なのです。
まずアイデアや計画(Plan)を立て、実行し(Do.)評価し(Check.)改善する(Action)
まさかレンタルカート を乗るようになって、PDCAサイクルが役に立つとは、思ってもみませんでした。
(社会人の時は、全く役に立たなかった手法です。なぜなら、半年や1年はかかるPDCAサイクルを、回せ!!と厳命したはずの上司が、翌日には、もう結果を求めてきたからです。愚かさの極致ですね😂😿🤣)
まあ、社会人になるといろいろ理不尽なこともありますね。
でも、カートなら、思う存分やりたいプランを実行することが可能です。
そして上手くいかなかったら、その原因を考えて、また、改善していけばいいのです。
今後とも、焦らず、時間をかけて、いい練習をしていきたいと思います。今日はこの辺で。


本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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レンタルカート練習走行動画

2020年04月25日 | カートドライブテクニック
レンタルカート練習走行動画


神戸スポーツサーキットでの練習中の動画です。iPhone SEをヘルメット前に取り付けて撮影。手ブレがひどかったので、iMovieの手振れ補正をかけたところ、画面の周りに黒い枠が出現しました。ご了承くださいませ。カートはイタリア製ビレルN35 エンジンはYAMAHA MZ200、タイヤは台湾製UNILLI です。

***動画、本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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たからづかカートフィールドで走ってきました!

2018年07月18日 | カートドライブテクニック
先日、たからづかカートフィールドで走ってきました。

マシンはおなじみビレルN35です。

宝塚の山々にかこまれた、このサーキット。

今回僕は、2スティント合計40周ほど走りました。

年季の入った電光掲示板。これ、以外に見やすかったです。
このサーキットは、大きく右回りのコースでスピードに乗せ、そのあと内側のヘアピンセクションがあります。

ここで僕はガクッとスピードが落ちてしまいました。
それを取り戻そうと、アクセルを開けるのですが、4サイクルOHVエンジンはなかなか、そう簡単に吹け上がってくれません。
一旦休憩を挟んで、こちらのサーキットのご主人に、ラインどりを教わりました。
すると、第2スティント、あっという間に2秒短縮。
マスター、ありがとう!!
ベストラップは37,520でした。

***
サーキットではキッズ二組が練習中。




練習を終えてママに押されて、パドックに戻ってきます。


次は、カデットの選手の練習。
ここでチームナガオの三澤拓真コーチに遭遇。

練習走行に備えてヘッドセットをつけます。


ドライバーもヘルメット左にヘッドセットをつけています。
いまや、小学生のカートレーサーたちでさえ、練習走行中、ピットと無線で会話してるのですね。80年代にモータースポーツにはまった僕ら世代には隔世の感があります。

さあ、準備OK、走ろうか!

未来を目指す子供達。緑の山の頂上に向けて、そのレーシングサウンドが解き放たれていきます。

***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018
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