57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

速報!!坂上真海選手 鈴鹿選手権 チャンピオン決定!!

2017年09月25日 | 特集 坂上真海選手
以前このブログでもご紹介しました、女子中学生レーサー、坂上真海選手。
彼女、遂に、やっちゃいました!


「鈴鹿選手権シリーズ カートレース IN SUZUKA」
SS-Junior オープンCLASS で、
なんと、ナント、
『シリーズチャンピオン』に輝きました。
実はこの一報。
坂上真海選手自身からメールをいただいて知ったのです。





坂上真海選手との出会いは、神戸スポーツサーキット。
全日本FP-jr選手権第3戦のことでした。


レースウィークの木曜日、お父さんとともに、神戸のサーキットに先乗り。
セッティングや、練習走行を行う姿は、誰よりも熱心でした。



レーシングカートを極めようとする、その姿勢。
とっても誠実なものを感じたのでした。

こういう人が、未来の日本を代表する『トップレーサー』に育って欲しいなぁ~。


僕は素直にそう思いました。
***
木曜のサーキットで、いろいろと取材させてもらったので、僕は名刺をお渡ししました。
すると、なんと坂上真海選手。
中学生なのに、ちゃんと名刺を作って、自ら持っているのです。
僕も一枚いただきました。

その名刺交換は、まるで社会人同士の名刺交換のようで、ちょっと微笑ましかったですね。
もう、こうなったら、坂上真海選手、僕は勝手に応援して追っかけますよ!! 続きをお楽しみに!

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SL神戸シリーズ 第6戦 レースレポート②

2017年09月19日 | 2017年レースレポート
2017年 SL神戸シリーズ 第6戦 カデットオープンクラス 決勝ヒート

***
さて、お待たせ致しました。
9月10日神戸スポーツサーキット

にて行われましたSLOシリーズ第6戦、レポート完結編です。
***
土曜日のセッティングで、いろいろ問題のあったカデットクラスの中村海斗くん。
彼は全日本にも参戦している選手です。




土曜日、タイムが伸び悩んでいました。
どうやら、問題はタイヤと、フロントステアリングのあたりにあったらしいのです。




ちなみに、海斗くんのパドックにはこんなケースが。

これ、エンジンケースだそうです。
この中にヤマハさんのKT100
が入っているんですね。

*******
さてと……。

あぁ~、もう、決勝のことを書くのはめんどくさい。
だって、
蓋を開けてみれば、
なんのことはない。
中村海斗くん『圧勝』なんだもん。
やっぱり、本番に強いんだもん。
もう!!
心配させて、ホンマにぃ~!
あっさり勝っちゃうんだから。


***
リザルトをみると、2位の選手に4秒以上の大差をつけていますね。
しかも、レース中の『ファステストラップ』47,115を叩き出しています。
その走りは『別格』
やっぱり、全日本で戦う選手は並じゃないですね。

これには海斗くんパパもにっこり。



ちょっと強面ですが、話しかけてみると、とっても気さくな海斗くんパパですよ。

*******
このレースでは、嬉しい再会がありました。
以前親しくなった、福井さんご一家。
息子さんの福井大貴くんは、中学一年生。
レンタルカートシリーズでは、神戸スポーツサーキット表彰台、常連組です。
いつもは「たからづかカートフィールド」
をホームコースとしています。


以前、神戸スポーツサーキットのレンタルカート部門で1位にもなった福井くん。



今回は表彰台を逃してしまいましたが、次は是非頑張ってね。

********
今回のレース。
僕が最も興味を惹かれたのが
『TIA/MZ200』というカテゴリーのレース。
レンタルカートとレーシングカートの中間に位置するようなカテゴリーらしいです。
もちろん、全車イコールコンディション。


何より、僕みたいな貧乏人が、涙が出るほど嬉しいのが、
「マシンがデリバリー制」であること。
予選、決勝、共に、主催者側からカートそのものがエンジン、タイヤをつけた状態で貸し出されるのです。
これは何を意味するのか?
なぁ~んと……。
『手ぶらでレースができる』
ということです。
これは嬉しいぞ!!
自分で用意するのは、身に付けるもの最低限。
ヘルメット、グローブ、シューズ、レーシングスーツ、ネックガードに脇腹のプロテクター。
これだけ用意していけば、あとは主催者が全部用意してくれるのです。
カートにかかるイニシャルコストが、まったくの
無料、タダ、『0円』!!
こんなうれしいレースがあったなんて。
今の今まで、僕は気が付きませんでした。
ほら、ずらっとマシンがならんでるでしょ。


レンタルカートと違うのは、なにより、あの重い鎧かぶとのような、車体ぐるりを取り囲むプロテクターが取り外されていること。
このため、相当な軽量化が図られています。



エンジンはヤマハのMZ200 
レンタルカートのエンジンのまんま!!
ただし……
ふふふ。
タイヤが断然違うのですよ。
しかもカットスリック。
(こういう呼び方でいいんですかね? 80年代、バイクにはまっていた僕らは、こう呼んでいました)
溝があらかじめ入れてあって、これなら、少しのウェットなら走れそうですね。

僕も、神戸スポーツサーキットのレンタルで,
60秒を切ったら、是非乗ってみたい、と今からワクワクしています。

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SLO神戸 第6戦 レースレポートその①

2017年09月14日 | 2017年レースレポート
さて、久々のレースレポートです。
先日、9月10日(日曜日)に神戸スポーツサーキット
にて開かれました
「SLO神戸スポーツサーキット 第6戦」
の模様をお伝えしましょう。

僕は、前日の土曜日から取材開始。
今回のレースは、全日本とは違い、神戸地区限定のSLシリーズ戦なので、パドック内は、割と和やかな雰囲気。
空は秋晴れ。
サーキットには、子供達がいっぱい。
カートのエキゾーストノート。

いいじゃないですかぁ~。
これぞ、モータースポーツのお楽しみですよ。
と、ぶらぶらピットを歩いていると、中村海斗くんと海斗くんママを発見。


早速ご挨拶。
「こんにちわ、お久しぶりです」
海斗くんママ、
「あら、アマミヤさん、こんにちわ」とにっこり。

中村さんご一家とは、5月に僕がレンタルカートを始めてから、何度もお会いしています。
中村海斗くんは、2017ジュニアカート選手権FP-Jrカデットクラスに参戦しています。
日本を東西に分けて闘われるこのシーリズ。
海斗くんは西地域で、68ポイントをゲット。
現在、西地域ランキングで、なんと、ナント第1位!! 


トップの選手なのですよ。
驚異の小学四年生です。
すごいねぇ~。
そんなすごい選手のご家族と、気軽にお話しさせていただき、ほんとうに、感謝、感謝です。

今や全日本クラスの中村選手。
神戸地区限定のローカル・レースにも、ちゃんとエントリーして練習しているんですね。

調子の方は、いかがですか? とお訊きすると
「う~ん、ちょっとねぇ~」
と海斗くんママ、浮かぬ顔です。
あれ? どうしたの?

海斗くんのタイムが、あまり上がらないらしいのです。
「他の子より遅いんですよ」
と海斗くんママ、ちょっと心配そうです。
タイヤは、前のレース、第四戦の瑞浪で使ったものを、そのまま使っているそうです。



メーカーは、ヨコハマタイヤ、ADVANですね。
リアタイヤ、綺麗な溶け方をしてますねぇ~。
やっぱり『速い人』は、タイヤの使い方がうまい!!

***

さて、海斗くん本人は、数ラップの練習走行とピットインを繰り返しています。



そして、海斗くんとママは、フロント周りの調整をすることに決定。
ここで、神戸スポーツサーキットの必殺仕事人、Sさん登場です。
この人、本当にすごいなぁ~。
ちなみに、このサーキットのオーナー社長も、
自ら、夏場、麦わら帽子をかぶって、草刈機で雑草を刈り取ってます。
こういうところが、気取らなくって、イイ感じなんですよね。


う~ん、ゼッケン44番『JAF』のステッカーが”まぶしい”ぞ!

この土曜日は、他にも明日の決勝の準備として「Kidsカート」のエンジンの調整を、スタッフの方が、丹念に行なっておられました。


キッズカートは、みんなに同じエンジンが貸し出されます。
だから、もろに、技量の差が出るわけですね。
小学校に入るか、入らないか、ぐらいの幼い子供たちにも、レースは厳しい現実を突きつけてきます。
それがまた、次にチャレンジをする原動力にもなるんですね、と僕は勝手に思っているんですが。
さて、土曜日の取材はここまで。
神戸スポーツサーキットには、エアコン完備の「休憩室」があります。
夏場は本当に助かります。
そこで午後のティータイム。
サーキットの自販機に、なにやら僕好みの『らぶりぃ~』な飲み物が。


この、ミルクたっぷりのふんわりとした飲み物。
明日はレース本番。
そのまえに、ほっと、一息。
(次回へ続きます)

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坐骨神経痛ですね

2017年09月06日 | 心と体について
僕は今、カートに乗ることができません。
8月中、腰とお尻の痛みがひどかったのです。
椅子に座っていることができないほどの痛みです。
ベッドにうつ伏せで寝るしかない、という状態。
かかりつけの整形のドクターの見立ては
「坐骨神経痛ですね」とのこと。
湿布と飲み薬。それにリハビリテーション科でのハリと電気治療。
鍼灸師の先生からは
「カートは絶対やっちゃだけですよ、やったら知りませんよ! 後悔しますよ!!」
とほとんど脅迫に近いドクターストップがかけられてしまいました。
せっかく、カートが面白くって仕方なかったのに……。
ああ……悔しい、寂しい……。
乗りたい……カート。



まあ、そんなわけで、極端に落ち込む日々でございました。
9月に入り、まだ痺れは残っているのですが、痛みはだいぶ和らいできました。
ライフワークのギターも、なんとか再び弾ける元気が出てきました。


今は、普通に歩くことはできます。
バスにも乗れるし、電車にも乗れる。
たとえば、脊髄損傷の障害を背負った人たち、その失望はどれほどのものでしょうか?
もう、一生歩くことができない。
その現実をつきつけられ、運命を受け入れる、その勇気と気力。
僕は今カートに乗れません。
たかだか、それだけのことで、何を落ち込んでいるのか、とふと思いました。
カートが好きならば、興味を持っているならば、取材をすること、カートについて文章を書き、ブログにアップすることはできるはずです。
それはまさに、天が与えてくれた「文章を書くというセンス」が、どうやら僕にはあるらしい、ということが勇気を与えてくれるのです。
僕のペンネーム『天見谷行人』の本はこちらからどうぞ

才能やセンス、それに、持って生まれた身体的特徴は、まさに天が与えてくれたものです。
身長が高いことも低いことも、体重が重いことも軽いことも、天が与えてくれた偶然の産物。
それをどのように本人が受け入れ、それを良き人生のために活用するのか。
秋の夜長にふとそんなことを思うのでした。

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FP-Jr cadets 中村海斗君、ポイントトップです。

2017年09月02日 | 2017全日本選手権
2017 ジュニアカート選手権 FP-Jr cadets 西地域第4戦 決勝


全日本カート選手権第四戦、瑞浪では、もうひとつ嬉しいニュースがありました。

僕がストーカーのごとく、勝手に追っかけをしている神戸のキッズチャンピオン、中村海斗君のことです。
ゼッケンは44番


今シーズンはFP-jrカデットクラスに参戦。
瑞浪では決勝ヒート、4位を獲得。
現在ポイントランキングで、西地域トップに躍り出ました。


前回、第三戦の、神戸スポーツサーキットでは見事優勝。


僕はその瞬間をこの目で目撃していました。
表彰台でのシャンパンファイト、


嬉しさのあまり涙ぐむ海斗君ママ、



ちょっと強面の海斗君パパも、嬉しさで泣きそうな、この表情。




今シーズン「エナジージャパン」からエントリーしている海斗君。
若干10歳の小学生が「ワークスチーム」で活躍している。
そんな海斗君を見ていて、つくづくおもいます。
「センスあるなぁ~」

***

彼、緊張しないんですよね。
これから決勝のグリッドに着く、という間際まで、
割と「のほほ~ん」としているのです。
周りの大人たちのほうが、緊張でぴりぴりムードのパドック。


海斗君本人は全く焦る様子がありません。
決勝ヒートに向かう10歳の少年の背中を、僕は見送っていました。


しかし、海斗君、いざカートに乗り込むと、真のレーサーに変身するのです。
その走りはとにかく、スムースで速い。
さらに、彼には
「ここ一発」
の速さがある、と僕は思います。
(下の写真は決勝朝の公式練習、海斗君トップタイムです)



それはスプリントレースにおいて、圧倒的に有利です。
また、今回の4位にしても、レース中、焦らず、冷静にポイントを稼ぐレース運びのうまさも持っているようです。

これは、ひょっとすると、とんでもない才能を、僕たちは目撃しているのかもしれません。


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