57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

セナのマクラーレン・HONDAで鈴鹿を走ってみた!

2020年01月25日 | ゲーム
セナのマクラーレン・HONDAで鈴鹿を走ってみた!480ver


セナさんが、ドライブしていた、”あの”『マクラーレン・ホンダ』のマシンをゲットしましたよ。
しかも無料で! 中高年は『無料! タダ! もらう!!』が、だぁ~い好きなのです。
これはもちろん、『REAL RACING 3』
というスマホゲーム内でのお話。
僕がゲットしたのは1988年シーズンを戦った、マクラーレンMP4/4というマシン。

エンジンはもちろん、日本のHONDA製ですよ。
この時のドライバーは、アイルトン・セナ、
アラン・プロスト
の二人でした。
特に、セナさんを、初めてのF1ワールドチャンピオンに導いたのが、このマクラーレン・ホンダのマシンでした。
***
さて、『REAL RACING 3』というゲーム。
最初は、「NISSAN シルビア」などの車種を使って、アマチュアというカテゴリーから始めます。
ゲームのレースで表彰台をゲットすると、ドライバーのレベルが上がってゆきます。
それに従って、マシンも上級グレードが購入できるようになっています。
憧れの車を買うには、アプリ内の通貨『ゴールド』が必要です。
『1ゴールド』は現金に換算すると、おおよそ14円~17円程度。(まとめて買うと単価は安くなります)
あのクルマも欲しい、このクルマも欲しい、となると、このゴールドを買うために、リアルなお金を、じゃぶじゃぶ注ぎ込んでしまうわけです。
しかしです。ゲーム内の広告動画をみると、1ゴールドもらえるんですね。
もちろんビンボー人の僕がこれを見逃すはずはなく……。
この『1ゴールド』を、セコ~く貯金したのです。

塵も積もれば山となる。努力は必ず報われる……、😓(と信じましょう)

気の長い話ですが、1,200ゴールド余りを僕は貯め込み、
ついに、念願の、あのセナが乗ったマクラーレン・ホンダを手に入れたのです。
(やっぱり、努力は報われるのダァ〜!!)

(この仮想空間でのみ乗れるレーシングカー、現金で買うと、約¥20,000程度。う~ん、ゲームのために、お金いくらあっても足らんぞ!)
***
『REAL RACING 3』というゲームは、その名の通り、実にリアルです。
操作はカンタン。
レースが始まれば、自動アクセル。
画面を押すとブレーキ。
スマホ本体を右左に傾けて、ハンドル操作。
ちなみに、設定を変えればアクセルも手動にできます。
たかがゲーム、されどゲームです。
スマホのゲームで、ここまでのクオリティ、というのは、すごいと思います。
***
このゲームでは、目線の高さを変えることもできます。
初心者は、マシン全体が見える、後方からの視点が操作しやすいです。

(おおっ、因縁の鈴鹿のシケイン!)

せっかく、フォーミュラーカーを買ったのですから、コックピット内、ドライバーズシートに座った目線で操作するのも楽しいですね。
なお、その場合、着座位置が地面スレスレになりますので、ちゃんと、体感スピードも2倍ぐらいになるように、設定されています。この辺り、さすがですね。

(鈴鹿のS字コーナーです)

カートを練習している人たちにとって、この低い着座位置、低い目線が選べるということ。
ここは美味しいところです。
『目線移動』の、良いトレーニングになると思うのです。
カートでサーキットを走るキッズたち。
おそらく子供たちは、意識せずに、この『目線移動』をやっていると思います。
リアルなサーキットでは、物凄いスピードで、コーナーが迫ってきます。
その時、目の前のコーナーを見つめてしまうと、実は『もう、遅いのです』
絶えず、ひとつ先のコーナーを意識して、意図的に目線を先に向けてゆく。
そういう癖をつけてゆくことが大事なのです。
『REAL RACING 3』は、スマホゲームですが、この目線移動のトレーニングができるのです。
ここまでリアルですと、手のひらサイズのドライビングシュミレーター、とさえ言えるかもしれませんね。


***本文、動画の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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S660に乗って、語ってみました!

2020年01月16日 | レンタカー
さて、S660という、なんとも魅力的なクルマ。
レンタカーで初めて乗ってみました。
なんて可愛いヤツなんだろう!
(お尻もカワイイ)

もう、ほんとに惚れ込みました。
そんな僕の溺愛コメントになるんですが、
S660は、一言で言ってしまえば

『快適装備満載の贅沢街乗りゴーカート』

だと思います。

S660は、”街乗りゴーカート”でありながら、普通の乗用車としても乗れる、必要十分な装備を備えています。
① 当たり前のようですが『取り外し可能な屋根』がある。雨でも乗れます。
②パワステ、パワーウィンドウ、エアコン、オーディオ、カップホルダーもある。
③AT限定免許でも乗れる。
④ミッドシップレイアウトなのに、後方視界が極めて良い。

また、ちょっと贅沢な装備として
①車両挙動安定化システム(コーナーでのふらつき防止)、アンチロックブレーキ、トラクションコントロール
②専用カーナビシステム(Gセンサー、アクセル開度、ブレーキ踏力表示、車庫入れの際のリアモニターまである)
③ATにはパドルシフトがある。
④「スポーツモード」スイッチがある
⑤スマホを充電、連動できるUSB端子や、HDMI端子も装備
⑥クルーズコントロールもつけられる。
そして特筆すべきは

『開閉可能なリアウィンドウ』

(写真真ん中のウィンドウのみ、上下します)

これは使ってみて「ああっ、な~るほど」と思わせてくれます。
屋根なしオープンカーの状態で、リアウィンドウを

①全部閉める →  車内側へ若干、空気の巻き込みがあります。
②半分開ける →  空気の流れが変わります。頭の上を通り過ぎてゆくのが分かります。巻き込みがなくなる。
③全開する  →  空気の巻き込みなし。エンジン音がハッキリ聞こえる。

本当にこんな小さなウィンドウなんですが、その効果は絶大です。(空力って、本当にデリケートなんですね)
③のウィンドウ全開状態でアクセルオフした瞬間
『バシュンッ!』
という音が聞こえます。
S660オフィシャルサイトによると、これは、ターボエンジン特有の『ブローオフバルブ』の音だそうです。
エンジンが発生させる音も楽しんでしまおう、という演出。
クルマ好きの人達にとって、エンジン音も上質のBGMであるわけです。


オイオイ、ちょっと、ちょっと。
ホンダ愛、S660愛が強すぎじゃね?! と疑問の方もいらっしゃるでしょうね。
それ当然。
暮らしに必要だから『仕方なく』車を使っている、という方も多いでしょう。
家に、爺ちゃん、ばあちゃん、送り迎えの必要な幼稚園児、を抱えた主婦の皆さん。
車なんて暮らしの必需品、
人と、物を運ぶための『ただの道具』
だから、車は実用的でないといけない、とおっしゃる皆さん。その要求は当然でしょう。
やっぱり、室内は広い方がいい。車は4人乗れる方がいい。荷物はたくさん詰めるがいい。
乗り降りラクな方がいい。
(ついでに“肴はあぶったイカでいい”……むむっ、どっかで聞いたな……)

あのね、
S660というクルマは、その対極にあるのです。

室内、狭いです。
定員、2人しか乗れません。
荷物、全く積めません。
乗り降り、シート低すぎて、楽じゃありません。

なんなんだよ、このクルマ!!

軽自動車のくせして、お値段¥2,000,000-以上ふんだくって、なんもできんぞ!
と、お説教食らっても仕方ない。

でも、世の中には、僕のように還暦間際になっても、冬の最中、屋根、取っ払ったオープンカーで、鼻水垂らしながら、それでもうれしくって、ニコニコ走るような能天気な人種がいるのですよ。

そもそも、『そのクルマに何を求めるか?』なんですね。

S660というクルマは、最近には珍しい
『設計思想』
『設計哲学』
が鮮やかなほど感じられます。

設計者が、
『何を作りたかったか?』
『どんな車を目指したか?』

それがハッキリわかるのです。
追求したのは
『走りの質感』
『操る楽しさ』だと僕は思います。

S660オフィシャルサイトでも、『ゴーカート感覚を追求した』と、それこそ、いさぎよく、明快に述べられています。
***
では、ゴーカートとは、どんな車なのでしょうか?

一見すると、まるでおもちゃのように見えるカートですが……。
その特徴として、

◎ひとり乗りである。
◎スリックタイヤを履いている。
◎前輪と後輪の間に、重量物(ドライバーズシート、エンジン、燃料タンク)を配置している。
◎後輪駆動のミッドシップレイアウト。
これって実は、F1に代表される

『フォーミュラーカー』

の構成要素そのまんまなのです。
(ウィングなどの空力パーツはありませんが)
つまりF1を”ぎゅっと絞って小さく、シンプルにした”のがレンタルカートやレーシングカートだと言えるのです。
まさに、
『サーキットを走るためだけ』に作られたクルマです。
(当然、ヘルメット着用です)
***
S660というクルマは、街中を30㎞/hの低速で走っていても『ゴーカート感覚』が味わえる、乗用車です。
(ちなみに、レンタルカートは最高速60~70km/h,レーシングカートでは、100km/h以上出ると言われています)

しかも、ゴーカートにはない、快適装備、贅沢装備は満載。
音楽聴きながら、信号待ちではドリンクでホット一息。道案内はカーナビで。
もちろん、ヘルメットなんて、被らなくて良い。
サーキット専用のゴーカートでは実現できない、使い勝手と心地よさ。

S660は『日常使いで、十分楽しい』クルマです。

低速の街乗りでも、なぜ楽しいのか?
それこそが、この車の持つ、素性の良さ、
走りの『質感の良さ』だと思います。

例えるならば『調律の整ったピアノ』を弾くようなもの、と言えますかね。
まるで、楽器と、プレイヤーの関係によく似ているのです。
良い楽器(高価でなくても)は、いろんなことを発見させてくれます。
(ちなみに僕はギター歴46年になります)

免許取り立ての初心者ドライバーも、この車から学ぶことは多いと思いますよ。
ベテランドライバーであれば、S660の”一番おいしい部分”を引き出してくれるでしょう。
自分の技量に応じて、幅広く楽しめる設計になっています。
***
S660というクルマは極論ですが『走ること』以外、何にもできないクルマです。
でも、それが許せてしまうほど、この車は、特別な体験ができます。
ドライバーズシートに座り、エンジンをスタートさせると、もう気分は非日常。

日常使いの便利な軽自動車では、絶対味わえない体験なのです。


その部分でのみ、この『S660というクルマが存在する意義がある』と、僕は断言できます。


***写真、動画及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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S660に乗ってみた! その②

2020年01月11日 | レンタカー
ホンダのS660(AT仕様)レンタカー
”乗ってみました企画” の続きです。

屋根をボンネットに仕舞い込み、

オープンカーにしてドライブです。

さて、シートに座ります。

『おおっ!低い!!』

路面からの高さは僕のゲンコツ三つ分の高さでした。

このシート着座位置の低さについては、やはり好き嫌いが、ハッキリ、分かれるでしょうね。

オープン2シーターのスポーツカーであれば、『低くて当たり前』
そんなふうに楽しめるドライバーをターゲットに、設計されていることがわかります。
座ってみると、シートの作り込みも良好。
適度にタイトな感じで、体を包み込んでくれるような安心感があります。
1990年代のホンダ車。そのシートの『あまりの出来の悪さ』を知っているだけに、
「あのホンダが、こんな立派なシートを作るようになったのねぇ~」と感心します。
腰痛持ちの僕でも、全然腰は痛くありませんでした。

では、オープンな、運転席周りを見てみましょう。

ハンドルはやや小さめ。握った感じ、手にとっても馴染みます。
今回AT仕様で、ハンドル裏側にパドルシフトがつきます。
左側にはオーディオと、モニター画面のメニューの切り替えスイッチ。
右側にはなんと『クルーズコントロールスイッチ』高速道路でアクセル踏まなくていいです。
オプションなんですが、軽自動車としては贅沢な仕様ですね。
なお、ハンドル位置はチルト調整できますが、ここまでスポーツ感あふれるクルマなのですから、
ぜひ、前後にも調節可能な「テレスコピック」をつけて欲しかった感じです。
メーター周りはこんな感じ。

スピードはデジタル表示。タコメーターはアナログ式です。
左端にちょこっと見えるのが「スポーツモードスイッチ」
このボタンを押すと、エンジンが『ギュンッ』と敏感になる感じ。実は、下り坂で、エンジンブレーキがよく効くことがわかりました。
これ、とっても楽チンです。

中央の液晶画面は、左側にGセンサー、右側にアクセル開度などが表示されます。
ハンドル左側のスイッチでメニューが変更できます。

(まあ、正直どうでもいい装備です。Gセンサーをガン見しながら運転したら危ないだけです)

足元に目を移して、アクセル、ブレーキのペダル。

踏み込んだ感触は良好。ツルッと滑ることもありませんでした。
なお、上に、車両挙動安定化システム(VSA)のスイッチなどがあります。
さらに、S660にはABSやトラクションコントロールさえついています。
センターコンソールには、USBジャックがありまして、スマホを接続、充電できます。

これがやたら便利でした。スマホのナビ音声が車から聞けて、指示通り、右折左折していると目的地にたどり着けました。
さらにはスマホにダウンロードしてある音楽も車載のオーディオで楽しめます。
***

『さあ、走ろうか!』
(*みなさん知ってます? これ、アイルトン・セナ様が、ホンダ、プレリュードのCMで言ったセリフです)

エンジンスタートスイッチをオン。
背中から、エンジン音。おおっ、これぞミッドシップ!


国道にコースイン!
この時、思わず手を上げて、後続車に合図しそうになるんです。
(これ、カートをやっている人の”あるある”かも?!)

街中をちょっと走っただけで感じること。

『ブレーキがめちゃくちゃ、よく効く!!』

軽自動車としては異例の四輪ディスクブレーキ。
そして何より、ホンダがヨコハマタイヤと共同開発したという、S660専用設計のタイヤ。

このブレーキとタイヤと、サスペンション、車体剛性の良さ。

「走る・曲がる・止まる」が思いのまま。

こりゃ、楽しいぞ!!

そこで、行ったのは、表六甲ドライブウェイ。


六甲の山並みとS660のシルエットがよく調和してるなぁ~。



う~ん、気持ちよさ、フルスロットルだぁ~!!
(なお、くれぐれも、安全運転に心がけましょう)
***
お借りしたのは
尼崎にある、「カメウチレンタカー」さんでした。

次回は、僕なりに『S660というクルマ』について、うだうだと語ってみたいと思います。


***写真、動画及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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S660に乗ってみた!

2020年01月08日 | レンタカー
みなさま、今年もよろしくお願いいたします。
さて、新年一発目のブログということで、お年玉企画❤️
ホンダの『S660』(AT仕様)レンタカーがありました!
以前から一度乗ってみたかったんです。
借りてみました。
乗ってみました。

オモロイ、です。このクルマ。
さっそく、僕なりのインプレッションをしてみましょう。
***
お借りしたのは。
尼崎にある、「カメウチレンタカー」さん
ネットで調べると、関東にはS660をレンタルしているお店がいくつかあります。でも、関西では見当たりません。ようやくレンタルしてくれるお店ができて嬉しいです。
レンタル料金は半日借りて8800円(税別)
まずは、お店近くの駐車場で、じっくり観察します。


後ろ姿もかっこいいですね、このクルマ。
S660は、皆さんご承知の通り、運転席の後ろにエンジンがある、ミッドシップレイアウト。
後輪駆動です。
これってカートと一緒じゃん。
では、リアのエンジンフードを開けてみましょう。

おお、こんなふうに開くんですね。

エンジンルームを上から見るとこんな感じ。
660ccのこじんまりしたエンジン。
『やっぱり、軽自動車なのねぇ~』と思っちゃいますが……。
それでも・直列3気筒DOHCターボエンジンは、健気に頑張ってる感じです。
フロントボンネットを開けてみましょう。

ここには、取り外したルーフを収めるボックスがあります。

ではルーフを取り外してみましょう。
最初なので、ちょっと戸惑いましたが、3箇所のロックを外して、クルクル巻き取ります。

屋根を取ってみると、やっぱり気持ちいいなぁ~。
この日はいいお天気。オープンカー日和です。
では、表六甲をドライブしてきま~す!(続く)


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