2020 KSC 8時間耐久 TAENUKE 8h
10月25日の日曜日
神戸スポーツサーキットにて、レンタルカートの8時間耐久レースが開催されました。
題して
『TAENUKE 8H』
ひとチーム、ドライバーは、3人以上、8名まで。
朝の9時から夕方5時まで、長い長い480分(秒に直すと28,800秒ですな)を走り続けます。
スタートは、ローリングスタート。(以前は、ドライバーがマシンに駆け寄るル・マン式でした。)
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(ペースカーを先頭にして2周、フォーメーションラップ。この間追い越し禁止です)
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(グリーンフラッグでレーススタート!)
一人のドライバーの連続走行時間は
10分以上、30分未満まで。
チーム全体として、
ピットインの回数は、なんと
『24回以上』になります。
長い距離を走るので、まあ、何が起こるかわからないのが耐久レース。
最悪『ガス欠』なんていうことも起こります。
耐久レースの見所は、ピットインしての燃料補給。
このレンタルカート での燃料補給は、
予めオフィシャルが用意しておいた、ガソリン満タンのレンタルカートに
『クルマごと乗り換える』という方法をとります。
この時『ピットで3分待機する』という規則があります。
1分1秒を争う中、ピットで乗車したまま、じっと3分過ぎるのを待つのです。
ドライバーはどんな心境なんでしょうね?
また、レンタルカートというのは、
『1台ごとに微妙なクセがある』のですよ。イッヒッヒッ😅🤣😎
給油のため車を乗り換える、ということは
今までのクルマは、すごく調子が良かった。でも……。
交換した車のコンディションが『最悪』なんてゆうことも起こるのです。
アクセル、ベタ踏みしても、
エンジン吹けない!!
ブレーキペダル、どこで効いてるのか、ぜんぜん、タッチが分から〜ん!!
おいおい、ストレート真っ直ぐ走ってくれないよ〜!!
それでも、平然と、
『まあ、そんなこともあるよね』
と涼しい顔して走り切ってしまうのが、耐久レース常連組。
経験の豊富さがモノを言うのですね。
8時間を走り切るには、
体力、気力、ドライバーとしての技量、そしてチームとしての戦略が欠かせません。
どれが欠けても、表彰台には登れないのです。
過去8回の優勝に輝く、王者『中島レーシング』。
最後のピットイン、ドライバー交代、そしてピットアウト後
暫定1位の『Little Braver』とのデッドヒート!!
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7時間以上走り続けたレースの最終盤。こんなすごいバトルになるんですね。
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残り時間7分、テール・トゥ・ノーズの接近戦。
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6コーナーの飛び込みでインを刺す、中島レーシングのアンカー、乾さん。
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いやぁ〜、もう、息を飲むようなすごいバトルです。
圧倒的な技量を持つドライバー同士の戦い。
また、チームの戦略が的確であったか、そしてレーシングチームとして完成されているか、と言う証明ですね。
しかし、しかし、
チェッカーが振り下ろされるまで、何が起こるのか分からない、のが耐久レース。
そのまさかが、本当に、最後の最後で起こってしまいました。
中島レーシングさん、
最後のピットイン、ドライバー交代の際、
『タイヤをロックをさせて停止した』と言うペナルティ
(タイヤがキュキュッとなる音で、オフィシャルが判断します)
を受けて、なんと『1分20秒のタイム加算』となってしまいました。
これは痛い。痛過ぎる😂😭
リザルトはこちら。
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優勝チーム『Little Braver』は、最速ラップ56.770-秒と言う、驚異のハイスピード。
これ、スプリントレースのタイムアタック並みの速さですよ。
耐久レースに出て、それも8時間走り切って、表彰台に登れるドライバーなんて、
ボクにとっては、もう、本当に皆さん、雲の上の存在です。
正直なところ、今のボクの連続最長ラップは、せいぜい20周程度なのです。
ピットに帰ってくると、もう握力がなくなっている。
腰は痛くって体を伸ばせない。
それでもちょっと無理して乗ると、筋肉痛です。
以前、カート練習後、手でタオルを絞れなくなったことがあります。
肘に痛みが走るので、病院でドクターに診てもらうと、
『典型的なテニス肘です』とのこと。
(いえいえ、実はカートひじです)と心の中で呟きましたが……。
ちなみに今は首のスジを痛めております。
お金も回りませんが、首も回らんですな。ふふふ😅
8時間の長丁場を走り切った皆様、本当にお疲れ様でした。
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酷使したお身体をご自愛くださいませ。
本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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10月25日の日曜日
神戸スポーツサーキットにて、レンタルカートの8時間耐久レースが開催されました。
題して
『TAENUKE 8H』
ひとチーム、ドライバーは、3人以上、8名まで。
朝の9時から夕方5時まで、長い長い480分(秒に直すと28,800秒ですな)を走り続けます。
スタートは、ローリングスタート。(以前は、ドライバーがマシンに駆け寄るル・マン式でした。)

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(ペースカーを先頭にして2周、フォーメーションラップ。この間追い越し禁止です)

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(グリーンフラッグでレーススタート!)
一人のドライバーの連続走行時間は
10分以上、30分未満まで。
チーム全体として、
ピットインの回数は、なんと
『24回以上』になります。
長い距離を走るので、まあ、何が起こるかわからないのが耐久レース。
最悪『ガス欠』なんていうことも起こります。
耐久レースの見所は、ピットインしての燃料補給。
このレンタルカート での燃料補給は、
予めオフィシャルが用意しておいた、ガソリン満タンのレンタルカートに
『クルマごと乗り換える』という方法をとります。
この時『ピットで3分待機する』という規則があります。
1分1秒を争う中、ピットで乗車したまま、じっと3分過ぎるのを待つのです。
ドライバーはどんな心境なんでしょうね?
また、レンタルカートというのは、
『1台ごとに微妙なクセがある』のですよ。イッヒッヒッ😅🤣😎
給油のため車を乗り換える、ということは
今までのクルマは、すごく調子が良かった。でも……。
交換した車のコンディションが『最悪』なんてゆうことも起こるのです。
アクセル、ベタ踏みしても、
エンジン吹けない!!
ブレーキペダル、どこで効いてるのか、ぜんぜん、タッチが分から〜ん!!
おいおい、ストレート真っ直ぐ走ってくれないよ〜!!
それでも、平然と、
『まあ、そんなこともあるよね』
と涼しい顔して走り切ってしまうのが、耐久レース常連組。
経験の豊富さがモノを言うのですね。
8時間を走り切るには、
体力、気力、ドライバーとしての技量、そしてチームとしての戦略が欠かせません。
どれが欠けても、表彰台には登れないのです。
過去8回の優勝に輝く、王者『中島レーシング』。
最後のピットイン、ドライバー交代、そしてピットアウト後
暫定1位の『Little Braver』とのデッドヒート!!

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7時間以上走り続けたレースの最終盤。こんなすごいバトルになるんですね。

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残り時間7分、テール・トゥ・ノーズの接近戦。

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6コーナーの飛び込みでインを刺す、中島レーシングのアンカー、乾さん。

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いやぁ〜、もう、息を飲むようなすごいバトルです。
圧倒的な技量を持つドライバー同士の戦い。
また、チームの戦略が的確であったか、そしてレーシングチームとして完成されているか、と言う証明ですね。
しかし、しかし、
チェッカーが振り下ろされるまで、何が起こるのか分からない、のが耐久レース。
そのまさかが、本当に、最後の最後で起こってしまいました。
中島レーシングさん、
最後のピットイン、ドライバー交代の際、
『タイヤをロックをさせて停止した』と言うペナルティ
(タイヤがキュキュッとなる音で、オフィシャルが判断します)
を受けて、なんと『1分20秒のタイム加算』となってしまいました。
これは痛い。痛過ぎる😂😭
リザルトはこちら。

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優勝チーム『Little Braver』は、最速ラップ56.770-秒と言う、驚異のハイスピード。
これ、スプリントレースのタイムアタック並みの速さですよ。
耐久レースに出て、それも8時間走り切って、表彰台に登れるドライバーなんて、
ボクにとっては、もう、本当に皆さん、雲の上の存在です。
正直なところ、今のボクの連続最長ラップは、せいぜい20周程度なのです。
ピットに帰ってくると、もう握力がなくなっている。
腰は痛くって体を伸ばせない。
それでもちょっと無理して乗ると、筋肉痛です。
以前、カート練習後、手でタオルを絞れなくなったことがあります。
肘に痛みが走るので、病院でドクターに診てもらうと、
『典型的なテニス肘です』とのこと。
(いえいえ、実はカートひじです)と心の中で呟きましたが……。
ちなみに今は首のスジを痛めております。
お金も回りませんが、首も回らんですな。ふふふ😅
8時間の長丁場を走り切った皆様、本当にお疲れ様でした。

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酷使したお身体をご自愛くださいませ。
本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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