57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

六十一歳になりました😰🤗

2021年04月27日 | 日記
先日、六十一歳の誕生日を迎えました。
SNSなどで、たくさんのおめでとうのメッセージをいただきまして、本当にありがとうございます。
昨日は、4回全身麻酔で手術した右耳の定期検診でした。(おかげさまで今は安定しております)
病院のすぐ近くにこんなに綺麗な公園があったんだ、と気づき、動画に収めました。


61年も生きておりますと、人生、いろんなアップダウンがあるもんだなぁ〜、と思います。
人一倍、たくさんの病気と付き合ってきましたので、そのこともいずれ自分史のスタイルで描いておきたい、とも思っています。仕事では、まさに天国と地獄を行き来するような体験もいたしました。
その住宅営業マンでの体験や、うつ病をテーマにした自著『たったひとりのアポロ13』は電子書籍パブーで無料公開中です。

かつて大学卒業の折に、ゼミの担当教授から、僕たちハナタレ小僧たちへ(今思うと、ホンマに、世間知らずのハナタレ小僧でした。😀😀)一言だけメッセージをいただきました。

その老教授Iは、静かに言いました。

『あなたたちは、長生きをしてください』

僕たちゼミ生は、ちょっとぽかんとしました。
えっ、それだけ?! と思っていると……。
先生は、
『私は、たった一つの学問を研究するだけに、もう、70年も費やしてしまいました。あなたたち若い人は、いろんなことに挑戦してみたいでしょう。それには長生きが必要なのです。どうか、皆さん、長生きをしてください』

僕自身が、あっという間に、還暦を過ぎて、改めて先生の言葉を振り返ると、本当にその通りなのです。
今まで、何度か、命の危機さえありました。紙一重の差で、なぜかここまで生き延びた……。
なぜか、生かされている、という感覚が僕にはあります。
長生きしていなければ、ぼくはモータースポーツも、『レンタルカート』に出会うこともなかったでしょう。
楽しいことは、心底楽しめる、美しいものは、どこまでも美しい、そう感じられるように、何気ない毎日を暮らせたらいいなぁ〜、と思っています。


****** 本文、動画の著作権は天見谷行人に帰属します©️Yukito amamiya 2021

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レンタルカート練習、復活しました🤗

2021年04月09日 | 日記
体調が回復してきましたので、レンタルカートの練習を再開しました。
4月8日の木曜日。ほぼ1ヶ月ぶりに神戸スポーツサーキットへ。

いいお天気ですね。サーキットへ来る途中では、まだ桜が散らずに残っていましたよ。
今回、ボクは、相性のいい15号車をチョイス。

この日は、2回のピットインを挟んで、3セット合計25ラップを走りました。
第一スティントは、とにかくゆっくり走って、ラインどりとブレーキタイミングを確認します。
その間に、エンジンとタイヤを温めていきます。
走り終えて、いったんピットへ戻り、フロントタイヤのトレッド面に手を当ててみました。
ホッカホカでした!

変なスジも入っていなくて、タイヤ表面全体が綺麗に使えていました。
この日の気温は17℃。春の暖かさを感じますね。路面温度も適度に上がってます。
うまくタイヤが使えていたときは、このように、タイヤの表面温度が上がります。
なおフロントタイヤは『DURO』というメーカー。

リアタイヤは、慣れ親しんでいる『UNILLI』です。このタイヤのグリップ力は信頼できますよ。

大きなフラットスポットができていますね。
左リアの同じ位置にやはりスリップ跡がありました。

ボクは今回、コースアウトや、路肩の走行をしていないので、ボクの前に走った方が付けたんだろうと思います。
なお、今回の最速ラップは1分00秒053という結果でした。

*****
この日は木曜日ですが、来場者多かったです。名古屋のカートチームさんもきてましたね。
そうです。4月17日(土)18日(日)には『全日本カート選手権』がここ、神戸スポーツサーキットで開かれるからです。
日本最高峰のカートレーサーたちの走りを、間近でみられるチャンスです。
また、全日本選手権独特の雰囲気や、緊張感を感じてみるのもいいですね。
彼らの中から、間違いなく日本のトップレーサーたちが生まれます。
ちなみに……。
今年、日本人としては、最年少でF1デビューを果たした、角田祐毅くん
若干20歳の若者。
彼は”つい五年前” 2016年、この全日本カート選手権を戦っていたのですよ。
今や、『F1 ワールドチャンピオンも夢ではない、逸材』と、海外での評価もすごいですね。


本文および写真の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2021
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『伝えること・伝わること』

2020年08月05日 | 日記
先日、神戸スポーツサーキットへ、レンタルカートの練習に行ってきました。
その折に、このブログでおなじみの、中村さんご一家と遭遇。

お昼休みだったので、エアコンの効いた涼しい休憩室へ。
中村海斗くんパパと、Facebookや、友達承認についておしゃべりしました。
カート でレース活動をしているご家族にとっては、PR活動も大切です。

レースでいい結果を残し、多くの人や、企業に知ってもらうこと。
そのため、FacebookなどのSNSは、今や重要なツールですね。
海斗くんパパは、
『外人さんとも、結構、友達承認してるんですわ。向こうは、どんな気持ちで、友達承認してるんやろうね?』

それについてボクは「ふむ、ふむ」と中途半端な返事をしただけでした。
その日ボクは、レンタルカートの練習をして帰宅。

風呂に入りながらも、ボクは、海斗くんパパの言葉が、まるで喉の奥に、小骨がひっかかったように感じられました。
『伝えるって、難しいよなぁ~』

ボクは今年で60歳になりました。
まあ、年相応に、今まで、多くの失敗や失望、挫折、そして屈辱さえも味わってきました。
それらの体験は、
『ボクが発信したメッセージが、相手にちゃんと伝わっていない』
ことが原因の一つだったと思います。
同じ日本人同士でさえ、自分が思っていることが、もどかしいほど伝わらないのです。
*****
ましてや、外国の人へどのように伝えるのか?
サーキットでは、一生懸命にカートを練習する、子供たちに出会います。

これから、広い世界へ出ていこうとする、子供たち。
特に、一流のレーサーを目指すカート少年達にとって、英語などの外国語を学んでおくことは、とても強力なツールとなるでしょう。
僕のささやかな体験から言えるのは、

『語学はとっても大切』
だけど
もっと、もっと大切なのは

『自分はどう思ったのか?』
『自分は何がしたいのか?』

を相手にはっきり伝えること。これが重要なのです。
*****
世界標準である、英語。ご存知の通り、主語が先頭にきますね。
「アイアム、なんちゃら……』(僕、英語、苦手です。😭😂)
つまり、相手に対して必ず

『オレはこう思うんだ』
『私のアイデアはこうだ』など、

英語の場合、誰がそう思っているのか? が、実にはっきりしています。
その意見を言ったのは、アンタの目の前にいる、
『オレ』『ボク』『ワタクシ』なのです。

ところが、いざ、これを日本語で伝えるとなると、途端に、誰が発言したのか?
あやふやになってしまうのですね。
******
さて、ある日のこと。
ボクのスマホのメッセンジャーに、突然『英文のメッセージ』が届きました。
結構な長文です。
翻訳ソフトでメッセージを読んでみると

『ハロー! ワタシ、KOBEでライブハウスのバーテンダーをしている。
お前がYouTubeで演奏しているのを見た。
お前の音楽、すごくオモシロイ!
ワタシのライブハウスにきて、プレイしなさい!
今週末、マイクを空けて、待っている』

おい、まじか?!
なんだか、怪しいなぁ~、と半信半疑でしたが、せっかくのチャンス。
そのライブハウスにギターを抱えて、のこのこ出かけて行きました。

場所は神戸市の中心地、三ノ宮駅を北へ少し上がった雑居ビル。
そこで、メッセージを送ってくれた「アンディさん」に出会いました。
まずはガッチリと握手。
言葉はほとんど通じないけど、
ありがたいことに、『音楽』という世界共通語がありました。
そこで、ボクは、カタコトの英語とボディランゲージを駆使して、彼と話をしました。
彼はイギリス人であること。
日本人の奥さんがいること。
ボクよりも年上であること。(確か65歳ぐらい?だったかな)
ロックが好きなこと。
彼は、ボクがギター1本で弾き語りした『スキヤキソング』
Sukiyaki (Ue o Muite Arukou) - Kyu Sakamoto (English Translation and Lyrics)

(日本語では『上を向いて歩こう』ですね)を聴いて
『こいつの音楽はオモシロイ!!』と感じたそうです。
(下の写真、アンディさんの、ライブハウスで演奏するボクです😅😅)

このぎこちない会話の中で、ボクが感じたこと。
それはアンディさんとボクが、
『お前』と『オレ』のストレートな関係であったこと。
その間には、国籍も、組織も、チームも、肩書きも、何もなかったのです。
ただお互いに、『伝えたいこと』を、一生懸命、相手のハートにダイレクトにぶつけあったのです。

たった、30分ほどの会話でしたが、
もう何十年も、付き合ってきた親友、という感覚を持ちました。
しつこい肩こりのように、今までずっと、まとわりついていた何物かが、まるで氷が溶けるように、消え去ってゆきました。
一気に、心と体が、ほぐれた感じでした。

『ああ、よかった!!、こんなところに、話のわかる友人がいたんだ!』

『なぁ~んだ、こんなに簡単に伝わるんだ!!』

お互いのハートとハートでシグナルを送り合えばいいんだ!
ということを実感した瞬間でした。
***
もう一つ、外人さんたちとのエピソード。
ボクが満員の地下鉄で吊革に寄りかかっていると、
男女5人組の外国人が、
『お前、ここに座れ』と手招きしてくれました。
そのときボクは、とても体調が悪かったのです。
真っ青な顔をしているボクを見て、気遣ってくれたようでした。
席に座ったボクの隣は、金髪の女性。グループの男性たちと何やら話をしています。

『……どうも、英語ではないぞ……』
とボクは気づきました。
席を譲ってくれたお礼も言いたかったので、

『あんたたち、フランス人かね?』
と問いかけました。

『いいや、みんな、ブラジル人だよ』とのこと。

ああ、そうか、と思って、ボクはとっさに思いついたことを一言。

『アイルトン・セナ、ナンバーワン!! 👍👍👍』

右手おやゆびを立てて「いいね!」しました。
その瞬間です。

『イエス!! イエス!! アイルトン・セナ、ナンバーワン!!』
『当たり前だぜ!! アイルトンはすごいんだ! 俺たちのヒーローなんだ!!』

ブラジル人5人が、せきを切ったように、ボクに話しかけてきました。
もう、その熱狂ぶりは、すごいものでした。
ボクは、カタコトの英語で話しました。
『でも、アイルトンは死んでしまった。ベリーベリー、サッド、とっても悲しいよ』
すると、
『お前も悲しんでくれるのか? そうだ、アイルトン、いなくなって、すごく悲しいんだ』
と男性が、自分の胸に手を当てて、悲しみの表情を見せました。
やがて電車は、ボクが降りる駅に到着。
最後に席を譲ってくれた、心優しいブラジルの人たちへ
お礼を言って彼らと別れました。
『オブリガード! ありがとう』


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ブログランキング全国1位になりました!

2020年07月05日 | 日記
ブログのランキングで全国1位になりました! 読者の皆さん、本当にありがとうございます!
うれしいぃ〜🤗
『にほんブログ村』でのランキングで、ボクが参加している
『レーシングカート部門』PV(ページビュー)ポイントで、
全国79サイト中1位。


『レンタルカート部門』でも1位。
さらに、『車モータースポーツ部門』では、
全国 830サイト中 第3位をいただきました。

先週から、神戸スポーツサーキットのSLレースが再開。そのレポート記事を2回に分けてアップしたところ、
閲覧数が、ギュン、と増えました。本当にありがたいことです。

取材にご協力いただきました横山様、中村様、そしていつもこのブログをお読みいただいている皆様、本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしく!


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コロナの時代の夢と未来とモータースポーツ

2020年04月18日 | 日記
どこを向いても、自粛、自粛で、息が詰まりそうですね。僕らが対峙している『新型コロナウィルス』
こいつは『見えない敵』であるために、余計に不安や、心配事が増えるわけですね。

こいつを封じ込める、確実な方法が、ただひとつだけあります。

そう、自分以外の人間と接触しないこと。

ウィルスは、人間にちゃっかり、便乗して、それこそ世界中を旅します。
人間が移動しなければ、ウィルスも一歩も動けない。
それは分かっているけれど……。

だれかと一緒にいたい。
恋人に会いに行きたい。
人間って、群れを作る動物だからなぁ~。(フーテンの寅さん流に)それを言っちゃぁ~お仕舞いよ。

さて、人の流れを止めると、当然、お金の流れも止まってしまいます。
個人商店や、中小企業、さらには大企業から、ヘタをすると国家の屋台骨さえ、危なっかしい。
それが世界規模で広がっている。
僕のような、ボンクラ人間には、テレビを通して見る世界の様子が、

『今、起きていることって、本当なんだろうか?』

『テレビの中だけのお話じゃないの?』

信じたくはない。でもこれが現実です。
紛れもなく、『世界史』『人類史』という、あまりに巨大な歴史の1ページに記録される事件が、今現在進行中なのです。
そんなとてつもない事件の、真っ只中。
その非日常を僕らは生きているんですね。

***

さて、こういう国家の非常事態で、真っ先に切り捨てられるものがあります。
そう、文化、芸術、スポーツ、エンターテイメントの分野です。
僕たち現代人が生きてゆくのに、どうしても必要なもの。
それは、水、食料、エネルギー、着るもの、寝るところ。それらを運ぶ、流通。
最後に情報・通信でしょうか。

さて僕の大好きな『モータースポーツ』
クルマという『道具』を使うスポーツです。
その道具であるレーシングカーはほとんどの場合、一人しか乗れません。
災害時に必要な荷物なんて、全く積めません。
それでいて、いざ走らせるとなると、多額のお金が必要です。
車の世話をするメカニックも必要。
さらには、広大な面積のサーキットが必要。(仮設住宅なら何千軒と建てられるでしょう)
そして災害時には極めて貴重なエネルギーである、ガソリンをガブ飲みするのがレーシングカーです。

まさに、究極の無駄使いスポーツと言えるのです。
緊急事態の世の中で、まず、真っ先に切り捨てられる存在だと言えましょう。

***
以上の事実を自分なりにお腹におさめた上で、あえて……。

『キレイゴト』を言わせていただきたいのです。

『人間は夢を食べる生き物』なのだ、ということを。

そして、いま、子供たちが夢中で夢を追いかけているのなら……。
その背中を『黙って押してあげる』ことこそ、大人として、最高の仕事ではないでしょうか?
ましてや、子供から、夢という『可能性のつぼみ』を大人が摘み取ってしまうこと。
それだけは、絶対、大人としてやってはいけない、と僕は思うのです。
***
僕のブログでは、たくさんの『カートを学ぶ子供たち』に登場していただきました。





彼らを取材するにあたって、ご承諾いただいた、ご家族の皆様に篤く御礼申し上げます。





サーキットをレーシングカートで走り抜けてゆく、子供たち。




彼らのひたむきさに、もうすぐ還暦のおっちゃんである僕が、胸を熱くし、生きる勇気をもらっているのです。
目の前の、ホームストレートを走り抜けていったのは、



子供達の姿を借りた、紛れもない『夢』や『未来』

そのものなのだ、と気付かされるのです。
どうか、この『夢』や『未来』を取り上げないでほしい。
僕はそう思います。
モータースポーツを愛してやまない皆さんへの、連帯と共感の拍手を。
そして、今日も自らの感染の危険を感じつつ、コロナウィルスと懸命に戦っている、医療従事者の皆様に感謝の拍手を送りたいと思います。👏👏👏👏👏


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