57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

たからづかカートフィールドに行ってきました②

2017年10月05日 | 2017年レースレポート
さて、ぶじたからづかカートフィールド
に到着。
サーキットって、どこでもそうなんですが、だいたい山の中にありますよね。いわゆる『ど田舎』ぽいところがおおいです。
サーキットを作るためには、大変な面積の土地が必要ですし、近くには高速道があることが望ましい。さらには騒音対策も必要です。
その点、たからづかカートフィールドは、山の中にもかかわらず、駅からタクシーなら、ワンメーターで行けるほどの距離。
ぼくが到着したのは午前11時ごろだったでしょうか。
今日はこのサーキットでSLシリーズ
のレースが行われています。



やっぱり、サーキットっていいなぁ~。
ここに一歩足を踏み入れると、まったくの『非日常』の世界。
僕たちモータースポーツ好きにとっては夢の世界です。
ここのピット風景はこんな感じ。


通路の上がアーケードになってまして、どことなく、レトロな昭和の商店街を思わせます。なんともいい雰囲気です。
さらにはレンタルカート用のヘルメットや、ジャケットなども多数用意され充実してます。


僕はこのサーキット初めてなので、あちこち見まわします。
どうやらここが、レースの時コースインするところ。



気がつくと、コントロールタワー前では、チェッカーが振られています。(みなさんご承知でしょうが、チェッカーフラッグは『競技終了』の意味ですよ。ちなみに、ぼくはずっとレースに勝った人に振られるものだと思い込んでました)


これは、どうやら予選ヒートだったようです。
競技終了後、各マシンとドライバーたちが、車両保管場に引き上げてきます。


カート横のカウルがすごいことになってますね。かなり激しいバトルだったみたい。
ここで以前ご紹介した、福井大貴くんと、お父さんに出会いました。


「こんにちわ、アマミヤでございます」
とごあいさつすると、
「こっちまでこられたんですか?」とおとうさんニッコリ。
密着取材を開始します。


お父さんにお訊きすると
「今日はタイムトライアル、1位です」とうれしそう。
福井くんはSSクラスでエントリー。
ライバルたちは「LAM RACING」や「ふぁん RACING」チームなど、カートレースでは、必ず見かける強豪たちです。



今日の調子はいかがですか? と、お父さんにお訊きすると
「そろそろ、オーバーホールしなくてはいけないエンジンなので、ちょっとしんどいですね」
それでもフロントタイヤを見るといい溶け具合です。


なお、タイヤはブリヂストン。


お父さん、マシンのメンテナンスに忙しそう。


息子の大貴くんは、コーチ役の先輩からのアドバイスを真剣に聞き入っています。


このたからづかカートフィールドをホームコースにしている福井くん。サーキットのレーシングチームにも入ってます。
ピットには表彰台2位の福井くんの写真が飾ってあります。


ちなみに、福井くんのヘルメットは、あのアイルトン・セナモデル。


やっぱり、セナさんは、子供達にも大人気なんですね。
***
以下余談
以前、サーキットで、ブラジルの方(日本企業に努める日本語ぺらぺらの方です)とお話しさせていただきました。その方が、アイルトン・セナのヘルメットを見ながら、ちょっと複雑な表情をされていました。
実は……。
母国ブラジルでは
アイルトン・セナ モデルのヘルメットは
『神聖にして侵すべからず』
というあつかいなのだそうです。
ブラジルではセナモデルのヘルメットをかぶっている人は
「一人もいない」
これは暗黙の了解らしいのです。
セナは、ブラジルの英雄。
F-1世界チャンピオン。
そしてレース中に、神はその命を天に昇らせました。
もう、ブラジル人にとって、
「アイルトンはイエス・キリストに限りなく近い」
ということを、僕はこのお話の中から感じ取りました。
今、セナモデルのヘルメットを本国、ブラジルで、かぶることが許されているのは「アイルトンのご親族だけ」とのことでした。
***
福井くん、アイルトンのヘルメットが被れることに感謝してね。頑張って優勝してね!



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レンタカーで宝塚へ

2017年10月01日 | レンタカー
先週、初めて「たからづかカートフィールド」
へいってきました。
僕は今、クルマを持っていません。そこで、レンタカーを借りて、ひさびさの「ドライブ」を楽しみました。
もちろん、ぼくは『車大好き人間』です。
僕がどういうオトナの事情(うふっ!!)で、マイカー(ニッサンの初代プリメーラ
およびホンダのPGM-FI直列5気筒エンジン?!搭載の『ラファーガ』
を手放したのか? についてはまたの機会にしましょう)

さて、今回、ニコニコレンタカー
でお借りしたのが、ダイハツの「ブーン」という車。

今まで何回も「ニコレンさん」を利用してきました。
ここのレンタル料金。その安さの秘密。
それは「10万キロ以上走った中古車」をつかっている、ということ。
しかし、今回のブーンはなんと、たった34,000キロしか走ってない。


ほとんど新車状態。
しかも、その走りの良さ。高速安定性。本当に感心してしまいました。
エンジンは排気量1,3リッター。ところが、高速道で130㎞/h以上でも全く不安感のないシャシーとエンジン。
この走りには惚れこみました。
もちろん、インテリアには定評のあるダイハツ車。室内空間の丁寧な作り込みと使いやすさ。


ちなみに、車のキーは「スマートキー」
ポケットに入れておけば、車に近づくとロック解除。車から離れると勝手にロックしてくれます。

これでほんまに「2,525円で借りていいの?」とおもってしまいますね。
シートに座ります。
シートの座面、高さ調整もできます。


収納スペースはたっぷり。

コンビニフックさえ、ドライバーズシートから手の届くところに設置しています。


また、ハンドル横についている、シフトレバーも使いやすい。このシフトレバー、一つのスイッチがついてます。
これがスポーツモードのボタン。
これは本当に優れものでした。
このボタンを押すと、おそらく車載のコンピュータプログラムが変わるのでしょうね。
メーターの左下の「S/D」という表示がスポーツモードです。



エンジンは、いつでも加速に対応するように、ちょっとアイドリング回転が高くなるようです。
今のファミリーカーには、水温計はないのですね。
これにはびっくり。
ただ、スポーツモードがあるなら、タコメーターはやっぱり欲しいよなぁ~。
さて、このスポーツモードの利点、美味しいところは
『エンジンブレーキが効く』
ということ。
今回、神戸の西区から宝塚のサーキットへ行くのに、僕は往路、下の道を通って行きました。
神戸、北側の山あいの道。そのワインディングを抜けてゆく、魅力的なドライビングコースでした。
ドライブ中のお楽しみは音楽。



今回のブーンはAM,FMラジオとCDが楽しめます。
僕はお気に入りのクラシック音楽のCDを持っていきました。

温泉で有名な「有馬」の山道をのぼります。
その上り坂から、今度は宝塚方面へ、下りのワインディングが続きます。
このとき『エンジンブレーキ』が威力を発揮。
アクセルペダルから足を放すだけで、エンブレが「ぎゅ~ん」という感じで効くのです。
いやぁ~、うれしい。
今の車は優秀ですね。
***
スポーツモードでは、コーナーの立ち上がりで「アクセルオン」
するとエンジンは軽く吹け上がり、加速していきます。
この「スローイン・ファーストアウト」
車を操るコーナリングの、基本中の基本。
僕の運転歴はもう30年以上に及びます。
しかし、この「運転の基本」「コーナリングの基本」について、初めて意識したのは
「レンタルカートを乗り始めてから」なのです。
レンタルカートやレーシングカートは、純粋にサーキットで走ることだけを目的に設計されています。その構造はシンプル極まりない。サスペンションすらありません。
エンジンは非力(レンタルカートは、たしか6馬力程度です)
おまけにパワステなんてありません。
このため、ドライバーの技量がハッキリと出てしまうのです。
***


さて、無事に「たからづかカートフィールド」に車は到着。
今日は「SLシリーズ」のレース当日。
さあ、取材開始です。
(続く)
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