ディジャブであろうか。
共謀法の流れをくむ組織的犯罪処罰法改正案の成立を推し進めるなどの日本政府の近年の行動から国連は調査員報告を受け『報道の自由』を侵かすことを懸念している。
国連は一連の報道への圧力や、今回の日程優先の改正案成立を止めて、再度内容を見直すことを求めているのに対し、問題ないとの発言だけである。独善とごまかしに彩られており、指摘について再考するつもりが無いことを表明している。日本国民が成熟していない民族だと世界に発表しているようなものである。恥ずかしい限りである。
このような指摘に対し真摯に受け止め見直せない国家は自浄作用が低下し、民主主義でなく一部の人間が政治を動かして国民を支配することができる政府になってしまう。つまり、戦前のように軍隊などコントロールできず、天皇に対し選択肢のない決断を迫り、威勢が良いだけで最終的勝利も退け時も考えずに勝算もない戦争に突入したように国家優先で個人の尊厳も握り潰されるようになることが懸念される。
戦後安保闘争以降、政治に無力感を得て学生、世間の流れとして政治にかかわら無いノンポリ化が起きた。また、高度成長で豊かになったため、政治的発言はダサいという風潮になり無関心な層が増えた。この間、自民党は教科書無償配布という形で政府が教科書に注文を入れる事出来るようになり、教育委員会を牛耳り、教員への支配力をまし教員が教頭、校長になるためには忖度が必要になり、事なかれ主義になり陥り教育を正負が牛耳ることができるようになった。結果日の丸掲揚、国歌斉唱をすることが好ましいことになり、起立することになり、やらない教員には、粘り強く指導説得するようになり教員の一律化が進むことになった。
このようなことはあちこちで進み、自民党支配化が進んだ自治体は戦前の教育に戻ろうとしている。事なかれ主義の校長が増え民主主義をわきまえた校長が少なくなった結果野本校長の権力が強くなりれば民主主義もはき違えられることになりそうである。
教員の地位が相対的低くなったことや戦後両親が行うべき躾がその基準が崩壊した結果ひ非常におろそかになった結果、法律以前の良し悪しが教えられずに2世代が進んだため、、傍若無人の両親や、子供が多々見受けられるようになった。この状態を見て、道徳教育が無くなったことが原因のようにして道徳という戦前教育を始めようとしている。
戦後、沖縄返還を裏取引をスクープした記者が取材先である相手と不倫関係を掻き立てた強いては取材方法の不備を取り上げ裁判した結果、有罪となり服役した。先般、アメリカの情報公開で裏取引が公開され無実であったことが立証された。新聞、雑誌は総括せず、読売新聞においてはまたぞろ同じことを先頭に立って騒ぎ始めた。テレビも尻馬に乗って報道し始めたが、政府の旗色が悪くなったら、報道を控え始めた。まだまだジャーナリズム、が発達していない国だと思う。
====<byやじさん>======