朝、新門司に着いた、やーや達は、弟夫婦・姪夫婦・未婚の姪合わせて7人で お墓参りを済ませ
長府へと向かいました。
弟が案内してくれたのは、長府の功山寺です。
立派な山門を入ると、なかには国宝の千手観音がありました。残念ながら格子ごししにしか
見ることはできませんでしたが、塗りの色もほのかに残っている様子はうかがい知る
ことができました。
境内には馬にのった高杉晋作の像もありました。
寺に隣接する墓地には、竜馬とかかわりのある、三吉慎蔵の墓もありました。
その夜のNHKの「竜馬伝」でも高杉晋作・三吉慎蔵が登場していて、丁度いいときに
この寺をおとずれることが出来た偶然を喜びました。
午後からは、北九州市に戻り叔母を訪ねました。母のすぐの妹の叔母は87歳になりますが、
ちょうど、退院して家に戻ったときで、何十年ぶりかの再会を果たすことが出来ました。
他の叔父・叔母・いとこたちも集まってくれて、宴会が始まりました。
遠く離れて住んでいると、なかなか会う機会のない人たちと会うことは、懐かしく自分のルーツを
たどる思いもして、この旅の大きな成果でした。
ご馳走を用意して、あたたかいもてなしをしてくれた、従姉妹に感謝です。
故里に戻った・・・思いひとしおの一日でした。