日吉大社のある滋賀県大津市坂本には 穴太衆積み(あのおしゅうづみ)と呼ばれる石積みがあちこちで見られます。
かつて比叡山の土木営繕的な御用を勤めていた「穴太衆」の技術によるもので、自然のままの石面を用いて石積みを構成し美しさを保っています。幾百年の星霜を経て、苔むして残っています。
比叡山の麓の日吉大社は、2100年前に創祀されたのだそうです。
鳥居の上がとがった形の山王鳥居 ↓ は、神仏習合の信仰を表す独特の形です。
「合掌鳥居」とも呼ばれているそうです。
ゆるやかな山道を登っていくと、木々はそれぞれの色に紅葉しています。
苔の上の散紅葉にも、思わずカメラを向けたくなります。
西本宮楼門は朱塗りの美しい門で、軒下の四隅には屋根を支える「棟持ち猿」が彫られていました。
重要文化財に指定されているそうです。
お猿さんは神様のお使いで「神猿」→まさると呼ばれ、「魔が去る・何よりも勝る」として、
縁起のよいものとされてきたのだそうです。
本物のお猿さんもいましたよ。
しばらくお猿さんの演技を楽しんでいるうちに集合時間になってしまいました。
日吉大社を出て、さらに里坊から滋賀院門跡の方まで散策を続けました。
ここで、やーやはPLフィルターをつけて練習をしました。
空がきれいに撮れると聞いて、持っていてもあまり使いこなしていないのです。
つけただけで、操作を理解していないのですが、今までより鮮やかに写っている気がします。
ふと見上げると 背高のっぽの皇帝ダリアが・・・皆は、見おろされていました。
桜の葉っぱも、しっかり紅葉しています。桜もみじですね~
ここからバスに乗り込み同じ坂本北部にある 西教寺 に向かいました。
時刻は3時をすぎて、晩秋の陽は段々とかげってきました。
鳩を図案化した木彫りの門がありました。
↑ 午後3時40分西の山の端に太陽が隠れ始めていました。
午後4時、一行は帰途につきました。紅葉を満喫した、中身の濃い一日を過ごすことが出来ました。
帰りのバスでは、こっくりこっくり居眠りも・・・
予定通りに出発地に戻りました。
お世話くださったチームの皆様、有難うございました。