(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

ロンドンのお洒落な制服

2005-11-25 | アート
写真の制服は私がロンドンでフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を学んでいたイギリスの大手葬儀社のフュネラル・ディレクター(葬儀社の人)の制服である。

ケープが付いたこの制服のコートにシルクハットを被り、ガラス張りの霊柩車を先導する姿は本当に上品である。
日本人と違って、足の長いヨーロピアン達だから似合うし、サマになるのかもしれないが、ロンドンのフュネラルディレクター達はとてもお洒落である。

以前にもご紹介したが、イギリスでは皇室関係者や、お金持ち、元貴族達のご子息達が通うイートン校と言う学校で少年達が纏う制服が、なんと、シルクハットに燕尾服なのである。
エリザベス女王の週末の別邸であるウィンザー城の(先ごろチャールズ皇太子とカミラさんが結婚の儀式を挙げられた場所である)お膝元にあるこの学校の制服は、『ハリーポッター』の主人公が着る制服とは少し趣きが違うが、イギリスはこう言ったお洒落な制服を取り入れるのが本当に上手い。

私はニューヨークにも長年暮らしていたが、コンドミニアムのドアマン(日本で言えばマンションのエンタランスを警備するガードマン)がこの様な制服を着用しているが、モダン文化旺盛なアメリカでは、この様な歴史を感じさせるフュネラルの制服は、私が見た限り、あまり見かけないようだ。
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