イギリスの美しい印

ロンドンのクレメトリアム（火葬場兼墓地・メモリアムガーデン）の中のチャペルなどに、『思い出の本』と言う物が存在するのを以前にご紹介した。

その本は羊皮製で、金箔などが施され、チャペルの中でガラスケースに入れられ、大切に保管されてある。

イギリスでは、遺族が故人を偲び、故人を詩のような分章として、この本に永遠に残す風習があるらしい。例えば、ジャクソン・ヘンリー・ジェイムス・・・１９００年、１月に生まれ、１９８７年に没す、、。夫として、父として、愛され、その魂は没したが、しかし、光の道によって天高く導かれた、、、。と言うぐわいに家紋のような装飾と供に記されるのである。

その家紋達はこの写真のようなあやめ、や薔薇などの花々、エンブレム、そして、鳥などとても美しい。

ロンドンのフュネラルアート（葬儀・葬式の装飾）はこんな所まで美しい。

この本は遺族や友人達が例えば故人の命日などに閲覧する事が出来る。