(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

イギリスのペットと飼い主の骨壷

2006-03-15 | アート
真っ赤な壷はイギリスの骨つぼである。

陶器で出来た真紅の塗りのかわいい壷は、イギリスでペット用として、売られている物で、このようなペット用以外にも人間の子供用、大人用も写真の壷と同じデザインで、大きさを変えて売られている。

ペットも人と同じデザインの骨つぼが存在し、人と同じように火葬で葬られ、可愛い骨壷に入れられて飼い主の自宅の居間などに形見としてまつられる事が多いのである。

また飼い主が生前に自分用の骨壷を購入し、その時、ペットもお揃いのデザインの骨壷を買い置きしていく人もいるようだ。
ペットは寿命が短く、大抵が飼い主より先に天国に召される事が多いので、準備をする人もいるようだ。

こんな可愛い骨壷であれば、自宅の居間に飾っていて、いざと言う時に、使う事も出来るし、飾っていてもお部屋のインテリアの邪魔にならないのではないだろうか?

イギリスでは日常生活の身近に骨壷が存在する。

私がロンドンの大手葬儀社に入りこんで学んだフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)でも、一般的なオフィスの個室席(例えば日本で言うなら重役さんがいるような個室のオフィス)に、大切な家族の遺灰を入れた骨壷や、可愛がっていたペットの骨壷をデコレーションしながら、いつも手元に置いていた人もあった。

イギリスの骨壷は美しい。


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