今までイギリス、ロンドンやニューヨークといった世界のお葬式の中でも欧米のお葬式を中心に研究してきましたが、
今回はカンボジアの一般的なお葬式を紹介したいとおもいます。今回はその第1回目。
イタリアなどの骨壷なども研究しましたが、カンボジアでは、99%が火葬です。なので日本と同じような骨壷があります。
タイとともに信仰の厚い仏教徒が多いカンボジアでは、日本の昔と同じ白と黒の幕を張ってお葬式が始まります。
大抵はお葬式屋がいて、白と黒の幕の張り方が日本と違うのは、白と黒のリボン状のものを柱などに交互に巻いていくのです。
ですが、圧倒的に白い幕やテントの占める割合が多いです。
そして、葬式会場となる、自宅前の道を占領して白い幕を張り、テントを張り、そこに参列者が白いカバーをかけたテーブルに、
載った食べ物を食べながら、参列するのです。
白いテーブルや白い椅子が並んでいる様子は、結婚式のテーブルといっしょで、区別ができない感じです。
家の前の道を占領して、テントを張り薄い涼しそうな白いカーテンをつるして、その中で参列者が待機して、故人を祈る順番を待っているのです。
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