(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

マイケル・ジャクソンの真紅の薔薇の葬儀in L.A

2009-09-11 | アート
先日亡くなった、アメリカの国民的ポップスター・マイケル・ジャクソンの葬儀の模様を動画で見ることが出来た。

マイケルの棺の上には一面に真っ赤な薔薇の花が飾られていた。
また、彼の養子である息子や、ジャクソン5の兄弟達も、マイケルの棺に合わせて、真っ赤な薔薇の花を胸ポケットに飾り、ネクタイも真っ赤をしていた。

黒いスーツに真っ赤な薔薇の花やネクタイはとても綺麗で、派手好きだった弟マイケルの棺にちゃんと合っていて、とても美しい葬儀だった。
このように欧米では、葬儀に真っ赤な花を使うことが日常的である。

何もポップのスターだから「真っ赤」なのではなく、一般人でも「真っ赤」な薔薇を葬儀装花に使う。

アップした写真は、私がニューヨークで「フュネラルアート」(アート葬儀装飾)の展示をニューヨークの葬儀社にて展示した際に飾った花のスタンドである。

欧米では棺じかにお花を一面に飾ったり、こうしたスタンド花を故人の写真と共に飾ったりするが、お花の色はとてもカラフルで、私が飾った葬儀スタンド花もピンクや真っ赤や黄色などの薔薇を使った、彩のある華やかな装飾花アレンジである。

何も亡くなったからといって、「怖~い」感じの白一色の葬儀でなくてもいいはずである。華やかな人生を送った故人はその人らしく、華やかに最後のフィナーレを演出してもいいはずである。

遺族も真っ赤な棺上の花にあわせて、真っ赤な花を胸ポケットに飾っても悪くない筈である。それが、故人を見送るに相応しい演出であれば、「白」でないといけないことは無い筈である。
そもそも、誰がお葬式は「しろ」と決めたのだろう?
私がロンドンの葬儀社にて習得した、葬儀装飾はとてもカラフルで、死してなお美しく演出をするのが普通であった。

マイケルのご冥福をお祈りいたします。

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