(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

2つのハートのフラワーアレンジメント

2005-06-13 | アート
2つのハートのフラワーアレンジメントは、ロンドンではフュネラルアート(葬式装飾)にはポピュラーなアレンジメントの1つである。
「永遠に続くラブ」を表し、故人に捧げる永遠の愛を贈るのである。ダブル・ハートのアレンジメントは色々な色で、故人の一番好きだった色とかでオーダーが出来、ピンク、赤紫と青紫のコンビネーションの物、真紅、グリーン、オレンジと好き好きに華やかな花達で「永遠の愛」を故人に手向ける事ができるのだ。日本ではヴァレンタインの花アレンジメントとしてポピュラーだが、ロンドンではお葬式にもこんな可愛いハートのアレンジメントを使う。

日本のお葬式はどこか怖い感じのする物ばかりだが、『永遠の愛』をヴァレンタインの様にお葬式にも贈るロンドナー(ロンドンっ子)達。

ロンドンでフュネラルアート(葬式装飾)を研究した私が考案するお葬式にもハート以外にも色々な華やかなアレンジを組み込んだお葬式装飾を発表している。
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宮殿の装飾をフュネラルアートに

2005-06-12 | アート
ロンドンに仕事とフュネラルアートの研究で滞在すると、必ず訪れるのがハンプトンコート宮殿である。

ここはチューダー式(シェイクスピア時代の装飾)の装飾と、ロココの装飾が混ざり合ったヘンリー8世の宮殿である。
天井には天使や、孔雀などの壁画が壮大に描かれ、王とその6人の妃達の部屋が美しい内装と共に、残されている。

妃達のベットルームはロンドンでフュネラルアート(葬式装飾)を学び独自に考案する私にとって、とても刺激になる。

彼女達のベットルームの装飾は金色で覆われていたり、細かい花模様で覆われていたり夢のようなパステルで覆われていたりと各自がとても個性的で、フューネラルアート(葬式装飾)を彷彿とさせるのだ。
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紫の夢のようなフュネラルアート

2005-06-09 | アート
3月に私が一心寺ギャラリーで、主催した新しいお葬式の個展の作品の1部である。読売新聞でも取り上げられたが、ロンドンの大手葬儀社で勉強し、自分で独自にデザインした「彩りの葬儀」の提案である。

性別、季節によっても趣向を変え、故人の「個性」を重視し、「人生のフィナーレ」なのだから故人を主役としたその故人らしい色、花々、そして、背景で美しく装飾したフュネラルアート(葬式装飾)である。

この作品は紫を主に、ピンクへのグラデーションで構成されている。(登録申請中)
ひつぎを縦から見た所である。

紫の夢のような、柔らかな印象を持った女性の故人をイメージした作品である。
これ以外にも男性用の作品も展示し、好評を得た。
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アールデコ時代のコスチューム・パーティー

2005-06-08 | アート
ロンドナー達(ロンドンっ子)はよくパーティーをする時、コスチュームをレンタルして思い思いの時代を楽しんだりする。

例えば中世時代のパーティーに皆がエリザベス女王や、ヘンリー8世、ロミオとジュリエットなどのコスチュームを着て中世時代の雰囲気を楽しむ。
またアールデコの時代のコスチュームを決めこむ事もあるし、魔女達の格好を楽しんだり、女装や男装の格好をするパーティーもある。
コスチュームレンタル(イギリスではコスチュームハイヤーと言う)のショップもあり、卓さんの衣装が借りれ、金曜日の夜ともなると、仕事帰りのビジネスマンや、オフィスレディー達の衣装の試着で繁盛しているのである。

ロンドンでフュネラルアート(葬式装飾)を学びながら週末には、ヴィクトリア時代のパーティーに参入した事がある。
ここに、アールデコの時代のパーティーの様子の絵画を紹介しよう。
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ハロッズデパートのお洒落な装飾品達

2005-06-07 | アート
ハロッズデパートはロンドンで一番高貴なデパートだ。私が知る限り、店内の装飾もそれは美しい。
特に私のお気に入りはインテリアのフロアだ。

フュネラルアート(葬式装飾)の備品や、花器を求めてよく赴いたものである。
インテリアのフロアには、色鮮やかで、デコラティヴ(細かい装飾的な)物達や、妖精のような小物や、花々で飾られたオブジェなどロンドナー(ロンドンっ子)に人気のインテリアが所狭しと飾られている。

もう1つの私のお気に入りはハロッズの中央にある、エジプシャンエスカレターである。巨大な黄金のファラオ達が整然と中央にそびえ立ち、そのゴールドに輝く様子はまさに現在のハロッズのオーナーがエジプト人である、証拠である。

それ以外には食品売り場のチョコレートの1つぶ1つぶのデコレーションが美しい。
私はフュネラル(お葬式)の返礼品にもこんな美しいデコレートのチョコレート達を贈るのも良いと思う。
お葬式のお返しも、もっとお洒落にしても良いはずである。そんなお洒落な心使いも「故人らしい」のであれば良いはずだ。
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金銀箔装飾のアールデコ絵画達

2005-06-06 | アート
私がロンドンで主催しているアールデコの金箔絵画達の日本での展示をご紹介しよう、、。

一年の内数ヶ月を私はロンドンで過ごしている。その年によっていつのシーズンに行くかは違うが、初春のロンドンも初秋のロンドンもそれはそれで美しい。私はロンドンでこの金箔絵画達を紹介したり、フュネラルアート(葬式装飾)を研究したりして過ごす。

花達がシーズンによって違うので、葬式装飾も違うし、ショップやデパートメントのショーウインドーなどの街のデコレーションの表情も違う。

最近私達のオフィス兼住居が引越しをし、より古き良き英国の邸宅風の家を拠点とする事になった。
そのおかげで私の葬式装飾への創造力も益々境地へと極めれるのである。
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お葬式フェスティバル

2005-06-05 | アート
お葬式フェアと言うものが毎年この6月に開催される。

会場には、骨壷屋、ひつぎ屋、霊柩車をアメリカなどから輸入する会社、喪服屋、葬儀社のユニフォームを販売する会社、などありとあらゆる葬儀が集まり、日本中から葬儀社が集まる。どこか、独特で、妖怪のお祭りみたいなフェアが開催されるのだ。

フュネラルアート(新しい葬式装飾)を発表するようになって、古来のお葬式業界も観察してきたが、ウェディングはあれだけモダン化しているのに、お葬式業界は(少しは新化しているが)まだまだ閉鎖的な業界だと感じられるのは私だけだろうか、、、。

「美しくて、ステキ!」と思える「人生のフィナーレ」を飾るデコレーションが無く、どこか、怖くて気持ち悪い感じがする。お葬式フェア参入の様子はまた近くご紹介しよう、、。
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ロンドンの夢ローズガーデン

2005-06-05 | アート
ロンドンには、初夏になるとローズガーデンに一斉にその芳しい香りを満喫出来る場所が現れる。

この写真は私のロンドンの会社兼住まいの近くの薔薇園であるが、イングリッシュローズの様々な種類の薔薇達が覆い尽くす様に、ガーデンを埋めている。

イギリス人達は本当に薔薇が好きだ。フュネラルアート(葬式装飾)の時も一番多く使われるのが、真紅の薔薇達の葬装飾で、ひつぎの廻りに覆い被される程に使われる事が一番ポピュラーである。

ロンドンの墓地もこの写真のように、クレメーション(火葬)にした後、故人の灰を土に埋めローズの苗を植え、故人の歴史のプレートを張り、(例えば、何年に生まれ、何年に没するとか、、。)まるで、薔薇園のような姿で故人を葬るのだ。一見してローズガーデンだが、死後このように花々達で埋め尽くされる事はとても美しいし、日本の墓地の様に何だか怖いイメージがまったく無い。
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ロンドンのインド装飾の街「アルパートン」

2005-06-02 | アート
アルパートンと言う、インド人街がロンドンの私の会社兼住居からちょっと地下鉄に乗った場所に存在する

ここに行くと、東洋人は私だけでインドに来たような錯覚に見舞われる。この街には、フレッシュなフルーツや、野菜などのマーケットの他に、高級生地屋が軒を並べるのである。その1軒1軒を、くまなく私は訪れるのである。  生地と共に並べられたインドジュエリー達を見るのも楽しい。

インドの高級服地は細かい刺繍やビーズがほどこされていてとても美しいし、値段も高い。そして、生地は決まって6メートルの長さが1単位なのである。(サリーに使うのに6メートルが基本である。)

ロンドンでフュネラルアート(葬式装飾)を学びながら、インドの装飾の大胆さに目を奪われたり、その色使いに圧倒されたり、感心したり、はたまた戸惑ったりしながら「装飾」と言う幻想の世界にはまり込んで行く自分を何処か傍観しながら私の感性は培われて行くのである。

日々のセンセーションがフュネラルアート(葬式装飾)に浸透して行くのである。
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アールデコの退廃的な装飾美

2005-06-01 | アート
アールデコの装飾は、私の好きな手法の1つである。

映画「グレートギャツビー」に出てくるような独特な装飾法は、今でも女性フアンが多い。

何処か退廃的ではあるがオリエンタルを組み合わせた、長~いパールのネックレスを何十にも巻きつけたり、扇を持ったり、白人から見た東洋の憧れを彼ら独自に演出している。

そう言った装飾を私はフュネラルアート(葬式装飾)でも独自に考案し、デザインし、演出している。

私のロンドンの会社で扱っているアールデコの絵画の1つをご紹介しょう。

絵画には金銀箔が施されてあり、退廃的なアールデコ様式の豪華な衣装をまとった3人の女達が、パロット(オウム)をペットに優雅な世界を謳歌しているのである。
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