kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

一人旅は危険な香り Part 1

2015-03-16 13:46:58 | 旅行
若いころから

一人旅は大好き

しかも

とりあえずやってみようタイプだから

失敗もトラブルも盛りだくさん!!

皆さんは

こんな失敗・トラブルありますか?


2回目の海外旅行から

いきなり一人旅

しかも1カ月

英語の語学研修と1週間の一人旅のパック旅行

まず成田からイギリスのヒースロー空港に向かうんだけど

途中フランス・パリのシャルルドゴール空港に寄ってから

ヒースローに向かうはずが

パリの空港が嵐で閉鎖



幸か不幸か

直接ヒースロー空港に降りちゃった

もちろんこれは

危険回避のための駐機なので

飛行機はまたすぐパリにもどるんだけど

ここで降りたい人は降ろしてくれるとのこと(荷物は降ろせません)

もう夜の7時ころで

パリにもどれば

ここに着くのは明日

それならと降ろしてもらったはいいが

お迎えに来るはずの人が来ない

実は

本来この飛行機が到着するのは別のサテライトだったので

お迎えの方もわからなかったらしい

でも海外2回目の私にもわかる訳ない そんな事情

英語もあまり話せないし

もう泣きそうになりながら2時間待ったけど

やっぱり誰も来ない

仕方なく

ホームステイ先に電話

たどたどしい日本語英語で

状況を何とか説明

すでに疲れ切ってる私としては

タクシーで直行したいと言ったのだが

ホストマザーが

それは高いから絶対だめ!と繰り返し

しかたなくバスで行くことに

もう子供みたいに

”ばすたーみなる?”と

かたっぱしから歩いてる人に聞いて

ようやくバス発見!

ほっとしたのもつかの間

終点で降ろされたはいいが

そこからどう行っていいかわからない

時間はすでに真夜中の12時過ぎ・・・

と、ちょうど目の前にタクシーが止まり

お客さんを降ろした

私はドアをがっと掴み

握りしめてた住所のメモを運転手さんに見せ

涙目で”プリーズ!”

とてもいい運転手さんで

笑顔で連れてってくれました

ホストファミリーも心配して待ってくれており

そういえば何も食べてなかったので

ありがたくサンドイッチをいただいたのでした・・・

かくてイギリスの初夜は更けていく・・・

つづきはまた
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地域で看ていく

2015-03-16 12:50:18 | 介護
もう20年以上も前

短期間ですが

イギリスに行きました

その時お世話になった

ホストマザーの一人は

80代の女性一人暮らし

年相応に多少の体の問題はあるものの

家事もちゃんとこなし

きちんとした人でした

その方が週3日

ホスピスのボランティアに行っていたのです

本を読んであげたり

食事の介助をしているということでした

そのころの日本は

まだボランティアもそれほど一般的ではなく

ましてや高齢の女性が

介護のボランティア・・・

私は”彼女はこの年になるまで、もう充分に社会に貢献してきただろうになぜ?”と思い

率直に聞いてみたところ

彼女は

”私だっていつかは誰かのお世話になる。だからそれまでは誰かのお手伝いをしたいのです”

と答えました

私は衝撃を受けるとともに

感動しました

イギリスでは

個人主義(というのでしょうか)が発達し

結婚したら子供は家を出て

最後は夫婦二人

というご家庭が多く

どちらかが亡くなれば

ひとり暮らし

そのような生活を支えるため

地域でバックアップをするのだと

伺いました

それで

買い物の付き添いボランティアとか

在宅でも入院していても

時間があるときに

行ってお手伝いをする

もちろん

隣同士のお付き合いも密接で

お互い助け合う

日本では

大概どんな場合でも

家族が何とかしなければならないので

疲弊してしまう

孤独なまま命のことになったりすることもある

・・・ずいぶん違うと思いました

今は日本も高齢社会が進み

それを何とかするため

介護保険法や

いろいろな仕組みができてきましたが

やっぱり

ルールやお金だけでは

十分じゃないように思います

地域のひとりひとりが

お互い助け合っていこうという気持ちにならなければ

本当の安心は得られないのではないでしょうか

今苦しんでいる誰かのため

そして

将来の自分のために

もっとなにか

できるのではないかと思います


個人的には

あの時

”この年齢なんだから、このくらいでいいでしょう”

などと

年齢だけで考えていた自分を

とても恥ずかしく思いました

いくつになっても

チャレンジできること

たくさんありますね

私も

あの時の

ホストマザーのように

できることはやって

後悔のない人生を送りたいと思います
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