kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

タクシーの思い出

2017-08-06 21:26:39 | 日記
昔地元から離れていたころ

仕事で時々タクシーを利用していた

ある日夜勤で最寄り駅まで電車で行き

夜遅いので会社の勧めでそこからタクシーを利用してたんだけど

会社まではワンメーター

通勤経路はほぼ真っ暗で危険なので

その時もいつも通りタクシーに乗った

行き先を告げると途端に不機嫌になる運転手

そのまま急発進して

ものすごいスピードで走り

四つ角もあまり減速しなかった

まだシートベルト着用義務がなかったので

私は遠心力で飛ばされ

反対側のドアに頭を強打

それに気づいてるはずの運転手は何も言わず

会社についた

領収書が欲しいというと

ものすごく文句を言いながら渡され

そのまま降りたけど頭痛がひどい

そのまま仕事に入ったら

その後1時間おきにリバースして

最悪の中仕事が終わった

さすがに私も心配になって

会社と相談して病院受診

家に帰ってからタクシー会社にそのことを伝えた

すると・・・

会社の上役さんと運転手が菓子折り持ってお見舞いに来た

病院の受診代も必要なら払うという

運転手はもううつむいてばかりでこちらを見ず

ぺこぺこしてる

結局頭部には問題がなかったので

お互い安心したけど

あまりの恐怖に

その後しばらくは一人でタクシーに乗れなかった

ワンメーターが嫌なら乗せなければよかったのにね・・・


それとは逆に助けてもらったのは

学生時代にバレエの公演を夜見に行ったら

終演時間が学生寮の門限ギリギリに

慌てて最寄駅から電車に乗ったけど

乗り換えがうまくいかずこのままだと間に合わない、ってなって

慌てて近くのタクシー乗り場に走り

運転手さんに事情を話して寮までお願いした

すると・・・

「ちょっとスピード出ますけど、いいですか?」と仰る

お願いします、と言うと

あっという間に高速に入り

ガンガン走って気づけば寮に到着

門限3分前・・・

何度もお礼を言って玄関に走ると

ギリギリセーフ

まだ携帯もなかったころで連絡のしようもなく

これで間に合わなかったらどうなっていたか・・・

なので

その方のお名前までは憶えていなかったけど

その後タクシーを利用するときには出来る限りその会社を利用してた


タクシーの運転手さんもいろいろ

でも

プロとして仕事をしてるなら

いい仕事してその後につなげるほうがずっといいと私は思う・・・

ちょっと懐かしい

タクシーの思い出のお話、でした


日本でも海外でも

道がよくわからないふりされて遠回りの道を走り

びっくりするくらいの料金を請求されたことは

何度かありました

きっと多くの人がそういう経験してると思いますが

最低、ですよね



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント
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