昨日ちょっと調子のいいところを見せてもらったので
今日は身内に面会をしてもらいました
話が少しでもできるうちに
会ってもらいたくて・・・
今日もとりあえず体調は落ち着いているようで
ちょっとほっとしています
さて
今までなかなか書けませんでしたが
今日は母の病気のことを話します
以前に胆のうがんと肝臓転移については
それぞれ手術をして、どちらも取りきれたと言われたことは書きましたが
2度目の手術の半年後の検査で
また肝臓に転移していたことがわかりました
手術ができないわけではなかったけど
また手術しても再転移の可能性もかなりあり
その場合さらなる肝臓切除は悪影響が出るかもしれないとのことで
今回は手術を含めた治療はしないことになりました
それが8月の話で
余命数カ月
この事実をわたしが受け入れるのにちょっと時間が要りました
そこからは残された時間を母が楽しく過ごせるようにしたいと思って
それにはまず視力の回復が必要だったので
白内障の手術を急いでやってもらいました
そしてさあ、これからお楽しみの時間が始まると思った矢先に
体のだるさが出て
ちょっと調子悪いなぁ、と思っていたところ
呂律がおかしくなり、検査して小さな脳梗塞がいくつもあることがわかりましたが
この脳梗塞の残念なところは
肝臓のがんが作り出すねばねばした物質が血液中に入って
血栓を作って、それが脳梗塞や場合によっては心筋梗塞を起こす、というもの(こんなことがあるんですね!)
だからこの脳梗塞も治療の手立てはなく
とりあえず血をサラサラにして様子を見るしかないということ
そしてさらに不運だったのが
1年半以上も治らない痔
血をサラサラにする薬を飲んでからは出血量が多くなり
下着ばかりかシーツや座布団も汚れるくらいになってしまい
今回倒れた時も相当出血したよう
さらに先生からの話では
どうやら不正出血もあり(婦人科)
それはもしかしたら癌がそちらに転移している可能性もあるとのこと
だから
もうどんな治療も他への悪影響があり
先生としても手詰まり、という状況なのです
1年余り前
症状がないのにたまたま超音波で胆のうがんが発見され、手術で全部とれたと言われ
なんて運がいいんだろうと大喜びしたのは何だったのか
80代半ばなのに、こんなにがんが元気いっぱいなんてことある?
なんて思ったりもしますが
わたしたちもお医者さんをはじめ医療スタッフのみなさんも全力で頑張ってきた結果なので
これは仕方ないと思います
ただ
最後は痛みや苦しみがあまりなく
穏やかに過ごしてほしい
家族としての願いはそれにつきます
こういうことは誰も選べないけれど・・・
明日の面会でまた母の穏やかな顔が見られたら、と
思います
遊びに来てくださって、ありがとうございます